特記仕様書[PDF:131KB]

特
記
仕 様 書
業務委託名:平成 27 年度てだこ浦西駅周辺地区土地区画整理事業換地設計準備等業務委託
場
所:てだこ浦西駅周辺土地区画整理事業地区(浦添市字 前田・西原 地内)
履 行 期 間 :契約の翌日から平成 28 年 7 月 29 日(金)まで
地区の概要:地区面積
18.7ha
地権者数
168 名
地区内棟数
111 棟
地区内総筆数 279 筆
第1章
総
則
1- 1(目的)
てだこ浦西駅周辺土地区画整理事業(平成 27 年 12 月 15 日事業認可:以下、
「本
事業」という)は、平成 28 年 1 月 13 日に当該浦添市てだこ浦西駅周辺土地区画整
理組合が設立され、事業に着手したところである。
本事業地区は、隣接する沖縄都市モノレールてだこ浦西駅及び沖縄自動車道の
インターチェンジの整備による総合交通結節点としての機能と、また、地区が持
つ高いポテンシャルを活かした「沖縄(アジア)を代表するまちづくり」を目指して
いる。
本業務は、そのための参入事業予定者及び他事業の動向を踏まえた土地の高度
利用を図るために綿密に権利者との調整を行い、事業推進に向けた換地設計準備
等作業及び各種区画整理事業調査を実施する事を目的としている。
1- 2
業務は、本仕様書に基づき遂行しなければならない。
1- 3
業務の検査等に伴う必要な費用は、本仕様書に明記しないものであっても、原
則として受託者の負担とする。
1- 4
受託者は、業務の実施にあたり、関連する法令等を遵守しなければならない。
1- 5
受託者は、常にコンサルタントとしての中立性を保持するよう努めなければな
らない。
1- 6
受託者は、業務の処理上知り得た秘密を他人に漏らしてはならない。
1- 7
受託者は、業務の着手及び完了にあたって、契約書に定めるもののほか以下の
書類を提出しなければならない。
(イ)着手届 (ロ)業務計画書及び工程表 (ハ)完了届
(ニ)納品書 (ホ)引渡書 (へ)業務委託料請求書(ト)その他
なお、承認された事項を変更しようとするときは、そのつど発注者の承認を受
けるものとする。
1- 8
総括責任者および担当者
(1) 受託者は、総括責任者および担当者をもって、秩序正しい業務を行わせと
1
ともに、高度な技術を要する部門については、相当の経験を有する者を配
置しなければならない。
(2) 総括責任者は、業務の全般にわたり進捗の監理をおこなわなければならな
い。
(3) 受託者は、業務の進捗をはかるために、十分な数の担当者を配置しなけれ
ばならない。
1- 9
受託者は、業務委託実施のため必要な関係官公庁やその他に対する諸手続につ
いては、発注者と打ち合わせの上、受託者において迅速に処理しなければならな
い。また、関係官公庁、そのの他に対して交渉を要するときまたは、交渉を受け
たときは、遅滞なくその旨を発注者に申して協議するものとする。
1-10
本業務の実施中に、関係機関と協議した事項については、ただちに協議書を作
成し、発注者監督員に内容の確認を受けるものとする。
1-11
受託者は、本業務の方針・条件等について、不明確な点や改善の必要が認めら
れる場合は、その都度、協議しなければならない。
1-12
成果品の審査
(1) 受託者は、業務完了時に発注者の成果品審査を受けなければならない。
(2) 成果品の審査において訂正を指示された箇所はただちに訂正しなければな
らない。
(3) 業務完了後において、明らかに受託者の責に伴う業務の瑕疵が発見された
場合、受託者はただちに、当該業務の修正を行わなければならない。
1-13
成果品の審査に合格後、本仕様書に指定された提出図書一式を納品し、発注者
の検査員の検査をもって、業務の完了とする。
1-14
本業務において必要な証明書及び申請書の交付は、受託者の申請により、取得
するものとする。
1-15
受託者は、業務遂行中に生じた事故等に対して一切の責任を負い、内容、状況
を報告し発注者の指示に従うものとする。
1-16
本仕様書に定める事項について疑義を生じた場合、または本仕様書に定めのな
い事項が発生した場合は、発注者、受託者協議のうえこれを定める。
1-17
必要な証明および申請書の交付は、受託者の申請による。
1-18
本委託業務の作業場は、発注者及び請負者の事務所及び会議室等、甲の指定す
る場所において遂行するものとする。
第2章
作 業 内 容
2-1 下記の作業を実施するものとする。
(1) 換地設計準備等及び各種設計業務
・権利者との換地調整検討
2
1式
・換地設計準備
・土地評価
・事業計画書の変更
・実施計画書の変更
・区画整理基本設計
・雨水管渠基本設計
(2) 土地区画整理測量
1式
・地区界測量 A=6.0ha
・公共用地境界確定協議 L=1.6Km
・計画街区計算測量
・地区界内外分筆測量 A=3.5Km
(3) 地質調査
1式
・ボーリング調査 5 箇所 L=100m
・CBR 試験 3 箇所
・室内土質試験
(4) 補償調査
1式
・木造建物 C(70 ㎡未満) 4 棟
・木造建物 C(70~130 ㎡未満)1 棟
・非木造建物 A イ(200 ㎡未満)2 棟
・非木造建物 A イ(1500~2000 ㎡未満)1 棟
・非木造建物 A ハ(200 ㎡未満)1 棟
・非木造建物 B ハ(200 ㎡未満)5 棟
・非木造建物 B ハ(200~400 ㎡未満)1 棟
・非木造建物 B ハ(600~1000 ㎡未満)1 棟
・非木造建物 C ハ(200 ㎡未満)3 棟
・非木造建物 C ハ(200~400 ㎡未満)1 棟
・非木造建物 D イ(70 ㎡未満)2 棟
・非木造建物 D ハ(70 ㎡未満)13 棟
・機械設備 A(100~200 ㎡未満)2 事業所
・生産設備 B(4000~8000 ㎡未満)1 設備
・住宅敷地 A 19 戸
・住宅敷地 C
3戸
・工場棟の敷地 1 箇所
・営業 A
4 事業所
・営業 B
1 事業所
・動産(一般住宅)3 戸
・動産(事務所 1000~1500 ㎡) 1 事業所
・動産(倉庫 50 ㎡未満) 24 事業所
3
・動産(倉庫 150~350 ㎡未満)
2 事業所
・動産(倉庫 1000~1500 ㎡未満) 1 事業所
・その他(移転雑費) 23 所有者
第3章
3- 1
成果品
提出すべき成果品の規格、製本については下表のとおりとする。
(1) 換地設計準備等及び設計業務 1式
(換地設計準備等)
・換地検討調査報告書
・権利変動調書
・土地各筆調書
・名寄簿
・土地種目別集計表
・総括表
・区域修正図
・現況公図重ね図修正図
・基準地積調書
・土地評価基準(案)
・土地評価要領(案)
・換地設計基準(案)
・土地利用状況図
・整理前後路線価番号図
・整理前後街路路線係数図
・整理前後接近係数図
・整理前後住宅係数図
・整理前後路線価指数図
・整理前路線価計算書
・整理後路線価計算書
・概算宅地利用増進率計算書
・整理前画地評価図
・整理前各筆単位評価指数図
・整理前各筆指数計算書
・整理後街区評価図
・整理後街区評価計算書
4
・減歩率試算図
・換地設計資料等
・権利指数計算書
・配当指数計算書
・換地地積計算書
・その他監督員から要請のある資料等
(事業計画書等)
・事業計画書(変更)図書(黒表示金文字)
・実施計画書(変更)図書(黒表紙金文字)
(土地区画整理基本設計)
①道路設計
・交通計画図(S=1/1,000~1/2,500)
・道路横断標準断面図
・数量計算書
・工事費概算書
②整地設計
・粗造成計画図(S=1/500~1/1,000)
・主要断面図(S=1/500~1/1,000)
・擁壁位置図(S=1/500~1/1,000)
・防災計画図(S=1/500~1/1,000)
・土量計算書
・数量計算書
・工事概算書
③排水及び用水計画
・雨水排水計画図(S=1/500~1/1,000)
・数量計算書
・工事概算書
④総工事費概算
・概算工事費調書
(雨水管渠基本設計)
・基本設計報告書(概略工法検討を含む)
・流量計算表
・数量計算書
・位置図
・区画割施設平面図(流域図・施設計画図)
・縦断面図
・概略構造図
(2) 土地区画整理測量 1 式
①地区界測量
・地区界点観測手簿
・地区点成果表
・地区界点計算簿(座標値、辺長、方向角)
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・地区総面積計算簿
・地区界点点の記
・地区界測量図
・精度管理表
・その他資料
②街区確定計算測量
・準拠点等観測手簿
・準拠点等成果表
・中心点及び街区点成果表
・街区面積成果表
・公共施設用地面積成果表
・街区確定測量図
・精度管理表
・その他資料
③地区内外分筆測量
・境界点観測手簿
・境界点成果表
・境界点計算簿
・面積計算簿
・用地実測図
・精度管理表
・その他資料
(3) 地質調査
1式
・現況地質状況整理資料
・ボーリング柱状図
・地質断面図
・報告書
(4) 補償調査
1式
・建物等補償調査報告書(キングファイル)
・その他監督員が要請する資料
3- 2
成果品として提出する報告書は、あらかじめ入念に点検、照査して間違いや漏
脱がないようにしなければならない。また、部数た図面の縮尺については、監督
員と協議の上、決定とする。
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