追加資料2 留辺蘂軟石について…2 平成28年1月26日 市史編さん主幹 斉藤 幸喜 これまで調査を行ってきた①留辺蘂軟石について(H27.11.24)②あの蔵はいま…(H28.1.26)に新たな倉庫等を 加え現存している倉庫等を一覧に整理すると下記のとおりとなる。 「留辺蘂軟石」については、これまで留辺蘂町史にも詳しく触れられていない。 しかし、関係者からの証言等 により①馬車で運んだ。②駅のホームに積まれていた。③駅の近くに多く建てられている。このことから、鉄道 の発達とともに「留辺蘂軟石」がハッカや農産物の貯蔵倉庫としてオホーツク管内から十勝まで広範囲に活躍し ていたと思われる。調査結果を鉄路に重ね合わせると「追加資料3 軟石倉庫等分布図」となる。 留辺蘂軟石を発見するに至った経過、採石技術、加工技術の伝承はどのように行われたかなどを整理し、数 少ない関係者からの証言や各農協史などを頼りに「新北見市史」の1ページに掲載すべく調査を継続する。 現存している軟石倉庫等一覧 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 新規 市町名 字名 北見市 留辺蘂町 留辺蘂町 留辺蘂町 留辺蘂町 豊田 豊田 相内 相内 大通り東2丁目 2条東7丁目 2条西3丁目 3条東2丁目 4条西5丁目 上常呂 上常呂 端野町 端野町 端野町 端野町緋牛内 端野町緋牛内 常呂町 ○ ○ ○ ○ ○ 留辺蘂 ○ ○ ○ 産地 札幌 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 訓子府町 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 調査中 ○ 陸別町 ○ ○ ○ 美幌町 大空町 佐呂間町 若佐 遠軽町 ○ ○ ○ ○ 建設年数 調査中 調査中 調査中 調査中 明治末~大正初め 大正中頃・昭和33年改修 大正12年 大正12年 大正11年 大正5・6年、S55年6月改修 大正14年 大正12年 昭和25年 調査中 調査中 昭和7年 昭和7年 昭和7年 昭和9年 昭和9年 昭和25年 昭和16年 昭和7~10年頃 昭和10年 調査中 調査中 調査中 調査中 調査中 調査中 調査中 写真No. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ①No.4 北見市留辺蘂町 2015/12/24撮影 ②No.10 2条東7丁目 2015/12/26撮影 ③No.14 北見市上常呂 2015/12/14撮影 ④No.15 北見市上常呂 2015/12/14撮影 ⑤No.21 北見市常呂町 2016/1/2撮影 ⑥No.24 訓子府町 2015/12/24撮影 ⑦No.25 陸別町 2016/1/9撮影 ⑧No.26 美幌町 2015/12/24撮影 2 ⑨No.27 美幌町 2015/12/24撮影 ⑩No.28 大空町 2015/12/31撮影 ⑪No.29 大空町 2015/12/31撮影 ⑫No.30 佐呂間町若佐 2016/1/2撮影 ⑬No.31 遠軽町 2016/1/2撮影 3
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