平成２３年８月１０日原子力安全・保安院静岡県におけるガス漏えい火災事故（重傷１名、軽傷３名）について８月６日（土）、静岡県内の集会所において、祭りのために設置していた屋台の後片付け中、ガスボンベから漏えいしたガスに引火し、祭りの参加者１名が重傷、３名が軽傷を負う火災事故が発生した旨報告がありました。１．事故の概要８月６日（土）、静岡県内の集会所において、祭りのために設置していた屋台の後片付け中、当該屋台で使用していたガスボンベから漏えいしたガスに引火し、祭りの参加者１名が重傷、３名が軽傷を負う事故が発生した旨、高圧ガス保安法に基づき、１０日（水）、当該屋台で使用されていたガスボンベを販売した事業者（掛川市農業協同組合）から静岡県及び原子力安全・保安院関東東北産業保安監督部に報告がありました。原因は、質量販売＊）によるガスボンベから漏えいしたガスに引火したものと推定されますが、現在詳細調査中です。なお、使用されていたガスボンベは個人が質量販売により購入していたものであり、祭りに使用された経緯については調査中です。上記と同様の情報を原子力安全・保安院のホームページに掲載しますのでお知らせします。＊）販売先に設置したガスメーターにより計量した使用量（体積量）に応じて課金する販売形態ではなく、容器に充てんした液化石油ガスの重量に応じて金額で売り切る販売形態。【掲載箇所】 http://www.nisa.meti.go.jp/sangyo/citygas/detail/gas_accident.html 【掲載内容】事業形態：液化石油ガス販売事業（質量販売）ガス種：液化石油ガス事故発生日時：平成２３年８月６日（土）午後８時４０分頃事故発生場所：静岡県被害状況：人的被害：重傷１名、軽傷３名物的被害：調査中事故概要：静岡県内の集会所において、祭りのために設置していた屋台の後片付け中、当該屋台で使用していたガスボンベから漏えいしたガスに引火し、祭りの参加者１名が重傷、３名が軽傷を負う事故が発生した。原因は、質量販売によるガスボンベから漏えいしたガスに引火したものと推定されるが、現在詳細調査中。機器分類：（参考情報）調査中製造者、型式、製造年：調査中２．注意喚起について ○一般消費者の方は、質量販売で液化石油ガスを購入し使用する場合には、液化石油ガス販売事業者から取扱いの説明を十分に受け、それに従って使用するようにしてください。 ○ガス器具等を使用した際、異常を感じた時は使用を中止し、速やかに器具メーカー又は液化石油ガス販売事業者に連絡してください。 ○ガス臭いと感じたら、すぐ液化石油ガス販売事業者へ連絡してください。・使用中の火気は全部消して下さい。・火気は絶対に使用しないでください。・着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。・窓や戸を大きく開けましょう。・ガス栓やメーターガス栓を閉めましょう。（本発表資料のお問い合わせ先）原子力安全・保安院液化石油ガス保安課長福田敦史担当者：但馬、岡田電話：０３－３５０１－１５１１（内線４９５１～３）０３－３５０１－１６７２（直通）