Guide To Emerging Markets 新興国市場マンスリー 2016年2月 0 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 目次 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 P1 ………….. 目次 P2~3 ……… 新興国株式市場 P4 ………….. BRICS株式の見通し P5 ………….. 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場 本資料に記載の指数について ■ 以下に記載のインデックスは、J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーが発表し ており、著作権はJ.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーに帰属しております。 JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル(および構成各国指数) JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド(および構成各国指数) P6 ………….. アジア高利回り社債および新興国高利回り社債市場 JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数ストリップ・スプレッド P7 ………….. 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場(国別) JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade) P8 ………….. 現地通貨建て新興国債券および新興国通貨の見通し P9~10.…….. 為替市場 P11 ………… 経済成長率 P12 ………… VIX指数と商品市況 P13 ………… 世界の市場規模 P14 ………… 本資料をご覧いただく上での留意事項 JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade)ブレンディッ ド・スプレッド JPモルガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド) JPモルガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド)ブレンディッド・スプレッド ■ 以下に記載のMSCIインデックスは、MSCI Inc.が発表しております。以下のインデック スに関する情報の確実性および完結性をMSCI Inc.は何ら保証するものではありませ ん。著作権はMSCI Inc.に帰属しております。 MSCIワールド・インデックス MSCI米国インデックス MSCI日本インデックス MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(および構成各国指数) ■ 以下に記載のインデックスは、知的所有権その他の一切の権利は発行者に帰属してお ります。 発行者は原則として指数の正確性、完全性、信頼性、有用性を保証するもの ではなく、ファンドの運用成果等に関して一切責任を負いません。 マーケット・レポートのご案内 最新のマーケット・レポートは、弊社HPからもダウンロードできますので、 併せてご活用ください。 (指数名) (発行者) VIX指数:Chicago Board Options Exchange, Incorporated (CBOE) CRB指数:Thomson Reuters/Jefferies Financial Products, LLC WTI :CME Group Inc. http://www.jpmorganasset.co.jp/market/index.html 1 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 S&P GSCIアグリカルチャー指数: Standard & Poor's Financial Services LLC 新興国株式市場 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 先進国および新興国の株式市場の推移 BRICS株式市場の推移 200 300 新興国株式市場(現地通貨ベース) 先進国株式市場(現地通貨ベース) 250 150 新興国株式市場(円ベース) 200 ブラジル ロシア インド 中国 南アフリカ 先進国株式市場(円ベース) 100 150 100 50 50 0 2011/1 2012/1 2013/1 2014/1 2015/1 0 2011/1 2016/1 2012/1 2013/1 2014/1 2015/1 2016/1 各市場の騰落率 年初来 新 先 興 国 3ヵ 月 6ヵ 月 1年 3年 5年 ・先進国株式市場:MSCIワールド・インデックス ・新興国株式市場:MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス (現地通貨ベースはPrice Index(価格指数)、円ベースは税引後配当込) -5.3% -9.1% -12.3% -14.0% -11.0% -10.5% ブラジル -6.0% -11.8% -21.6% -16.1% -30.9% -36.0% ロシア 1.6% 1.5% 0.5% 5.2% -2.1% -12.4% インド -4.5% -5.7% -10.9% -12.5% 20.9% 30.1% 中国 -12.4% -16.5% -21.5% -23.0% -20.5% -21.6% 南アフリカ -1.3% -7.8% -7.5% -8.4% 23.4% 56.9% ・上記チャートはいずれも過去5年間、計算基点を100として指数化 -5.5% -7.2% -10.3% -4.8% 22.3% 32.1% 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 米国 -5.4% -7.1% -8.5% -3.3% 28.7% 50.1% 日本 -7.6% -8.7% -14.6% -0.4% 49.1% 52.4% 進 国 2 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 ・ブラジル:MSCIブラジル・インデックス、ロシア:MSCIロシア・インデックス、 インド:MSCIインディア・インデックス、中国:MSCI中国インデックス、 南アフリカ:MSCI南アフリカ・インデックス、 米国:MSCI米国インデックス、日本:MSCI日本インデックス (上記はいずれも、Price Index(価格指数)、現地通貨ベース) 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 新興国株式市場 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 国別の月間騰落率 市場概況 新興国株式 当月、新興国株式市場*は前月末比で下落しました。月初は、中国 -5.3% が株式市場でサーキットブレーカー制度を導入し、数日後にこの ロシア 1.6% 南アフリカ 制度が撤回されるなどの混乱があったことや、人民元が対米ドル -1.3% インド で下落し、資本流出懸念が高まったことなどから大幅に値を下げ、 -4.5% ブラジル その後も下落基調が続きました。下旬には、ECB(欧州中央銀行) -6.0% 中国 による追加金融緩和への期待が高まったことや、原油価格の反発、 -12.4% 日銀がマイナス金利の導入を発表したことなどを受けて株価も反 タイ 3.3% トルコ 3.0% ペルー 発しましたが、月間では下落となりました。 * MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(価格指数、現地通貨ベース) 1.6% メキシコ 1.6% インドネシア 1.6% コロンビア 当月の主な変動要因 1.3% ハンガリー 0.9% チリ 0.9% チェコ △タイは、ECBによる追加金融緩和策への期待の高まりや、海外 からの旅行客増加による空港関連銘柄の上昇、好決算となった銀 行銘柄の上昇などに牽引され、株価は上昇しました。 -0.1% マレーシア ▼中国は、1月初めに発表された12月の製造業PMI(購買担当者 -0.9% 台湾 景気指数)が市場予想を下回り、人民元が対米ドルで下落したこ -3.2% 韓国 -3.5% とや、原油をはじめとした商品価格の続落から、株式市場は大幅 フィリピン -3.8% ポーランド に値を下げました。 -3.9% アラブ首長国連邦 -8.8% カタール エジプト -10.1% ・国別の月間騰落率は、MSCIエマージング・マーケッツ・インデックスの各国指数 (Price Index(価格指数)、現地通貨ベース)をもとに算出。 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 -17.1% ギリシャ -20.9% -25% -20% -15% -10% -5% 0% 5% 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 3 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 10% BRICS株式の見通し 各国の見通し 予想PER (倍) PBR (倍) 予想EPS 成長率 (%) ル ◆ルセフ大統領の弾劾が実現する可能性は低くなってきていると見られ、今後失業率 とインフレ率の更なる上昇がなければ、政府はこの危機を切り抜けることができると考 えられます。 ◆また、中国の景気動向と原油価格の値動きといった外部要因に加え、ブラジル国内 の政治動向、特に新財務相ネルソン・バルボザ氏が効果的な社会保障制度などの改 革を実現できるかといった点を注視していく必要があると考えています。 10.3 1.0 24.7 ア ◆原油価格のボラティリティーが高い状況は当面継続し、水準としては1バレルあたり 約25-45米ドルの範囲内で推移すると見ており、通貨ルーブルの主要通貨に対する値 動きは概ねこの原油価格に連動した動きをするものと考えています。 ◆また、2017年にかけてロシア企業の収益は回復すると予想しており、2016年の同国 株式のリターンは5%-10%程度になると見込んでいます。 6.0 0.6 2.7 ド ◆2016年度予算案が2月末に発表予定となっており、短期的な政策方針に市場関係 者の注目が集まると見ています。 ◆中長期的には景気は回復基調にあると考え、インド株式市場に対する良好な見通し を維持しており、景気や企業業績は予想より時間がかかっているものの、今後回復し てくると考えています。 19.2 2.9 10.4 国 ◆中国株式市場は短期的には人民元の動向や中国の経済指標が示す景気動向など に影響され、変動性の高い相場環境が続く可能性があると考えています。 ◆一方で、中国政府は昨年12月から新たな通貨バスケット制度を導入しており、人民 元の為替政策の決定においては米ドルのみならず、日本円やユーロなどの主要通貨 の動きを従来よりも重視するように変更を行ったことが今後市場で徐々に認知されるこ とで、同国株式市場は落ち着きを取り戻していくものと考えています。 9.1 1.2 11.4 南 ア フ リ カ ◆需要の低迷や、執拗な高インフレに悩まされており、経済を活性化させる政策の選 択肢が限定的となっています。 ◆昨年12月は、ズマ大統領による財務相の交代劇などを受けて政治的な不透明感が 高まり、投資家の信任がさらに損なわれたと見られます。 15.3 2.3 16.7 ブ ロ イ ラ ジ シ ン 良好 中立 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 中 慎重 ・上記内容はJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インク グローバル・エマージング株式運用グループの見通しを反映しており、予告なく変更されることがあります。 ・予想PERおよび過去のPBRは基準日時点、予想EPS成長率はデータ作成時点で取得可能なブルームバーグのデータを使用しています。 出所:ブルームバーグ 4 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 上記は将来の成果を保証するものではありません。 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場 現地通貨建て新興国債券市場の推移 米ドル建て新興国債券市場とスプレッド(利回り格差)の推移 220 220 200 180 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 現地通貨建て債券(現地通貨ベース) 16% スプレッド[右軸] 200 現地通貨建て債券(円ベース) 14% 米ドル建て債券(米ドルベース)[左軸] 180 12% 米ドル建て債券(円ベース)[左軸] 160 160 10% 140 140 8% 120 120 6% 100 100 4% 80 80 2% 60 2011/01 2012/01 2013/01 2014/01 2015/01 2016/01 ・現地通貨建て債券:JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル指数、米ドル建て 債券:JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数(円ベースはJPモルガン・アセット・ マネジメント(株)にて円換算)、スプレッド:JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指 数ストリップ・スプレッド ・上記チャートはいずれも過去5年間、指数値については計算基点を100として指数化 60 2011/01 2012/01 2013/01 2014/01 2015/01 0% 2016/01 スプレッド(利回り格差) 新興国国債が米国国債に比べて何%上乗せした利回りで取引されているかを表します。 スプレッドの縮小は新興国の債券が米国国債より選好されたこと、拡大はその逆を意味します。 出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー、ブルームバーグをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 市場概況 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 現地通貨建て新興国債券市場 米ドル建て新興国債券市場 当月の現地通貨建て新興国債券市場*1は月間で1.8%上昇しました。 当月の米ドル建て新興国債券市場*2は月間で0.2%下落しました。 当月は、下旬に原油価格をはじめ商品市況が持ち直したことなどから、資源輸 出国などが相対的に良好なパフォーマンスとなりました。 新興国国債利回りが上昇した一方、米国国債利回りは低下したため、スプレッ ドは拡大しました。 国別では、ECB(欧州中央銀行)の追加緩和期待が高まったことなどを材料に リスク選好的な市場環境となったことなどから、南アフリカなどが上昇しました。 国別では、ブラジルは下旬にかけて商品市況が持ち直したことなどがサポート 要因になって上昇しました。 *1 JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル指数(現地通貨ベース) 5 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 *2 JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数(米ドルベース) アジア高利回り社債および新興国高利回り社債市場 米ドル建て新興国高利回り社債市場とスプレッドの推移 米ドル建てアジア高利回り社債市場とスプレッドの推移 240 220 スプレッド[右軸] 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 50% 240 45% 220 米ドル建てアジア高利回り社債(米ドルベース)[左軸] 50% スプレッド[右軸] 45% 米ドル建て新興国高利回り社債(米ドルベース)[左軸] 40% 200 180 35% 180 35% 160 30% 160 30% 140 25% 140 25% 120 20% 120 20% 100 15% 100 15% 80 10% 80 10% 60 5% 60 5% 200 40 2011/01 米ドル建てアジア高利回り社債(円ベース)[左軸] 2012/01 2013/01 2014/01 2015/01 0% 2016/01 ・米ドル建てアジア高利回り社債: JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade) (米ドルベース) (円ベースはJPモルガン・アセット・マネジメント(株)にて円 換算)、スプレッド: JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade)ブレ ンディッド・スプレッド 40 2011/01 40% 米ドル建て新興国高利回り社債(円ベース)[左軸] 2012/01 2013/01 2014/01 2015/01 0% 2016/01 ・米ドル建て新興国高利回り社債:JPモルガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド)(米ドル ベース)(円ベースはJPモルガン・アセット・マネジメント(株)にて円換算)、スプレッド: JPモル ガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド) ブレンディッド・スプレッド 上記チャートはいずれも過去5年間、指数値については計算基点を100として指数化 出所:ブルームバーグをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 6 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場(国別) 現地通貨建て債券 米ドル建て債券 月間騰落率 3.9% メキシコ ブラジル 15.1% メキシコ 1.6% ポーランド 6.0% ポーランド 0.3% トルコ 0% 10% トルコ 5.2% ロシア 0.4% ロシア 4.9% 10% 3.1% 20% -10% ブラジル 7.3% インドネシア 1.6% 5.6% アルゼンチン -1.8% フィリピン 10.6% 0% 1.2% アルゼンチン 8.6% トルコ 0.8% トルコ インドネシア 9.5% インドネシア 2.8% 利回り ブラジル 2.4% 南アフリカ 4.5% インドネシア -10% 月間騰落率 利回り ブラジル 南アフリカ 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 フィリピン 2.9% 0% 7.1% 10% 3.4% 0% 10% 20% ・グラフデータは、JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル指数(現地通貨ベース)およびJPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数(米ドルベース)の各国指数をもとに算出。 出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 7 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 現地通貨建て新興国債券および新興国通貨の見通し 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 各国の見通し 債券 ブ ラ ジ ル 通貨 債券 メ キ シ コ 通貨 債券 ポ ー ラ ン ド 通貨 良好 債券 南 ア フ リ カ 通貨 中立 債券 インドネシア 通貨 慎重 債券 ト ル コ 通貨 ◆債券については、バリュエーションが改善しており、特に短期ゾーンの投資妙味が高まっていると 考えています。 ◆財政については、政治機能が低下していることを背景に改革の進展を期待することが困難なこと から、2017年まで財政赤字が続く可能性があると見ています。 インフレ率 (前年比、%) 下段:前月変化 政策金利 (%) <2015/12> 10.67 (前月変化) 14.25 0.19 <2015/12> ◆債券については、長期ゾーンの投資妙味が高いと考えています。 ◆インフレ率については、通貨安を背景とした輸入物価の上昇による影響は軽微にとどまると見ら れることから、安定した推移を予想します。 ◆次回の金融政策決定会合において、任期を終えた一部委員が2015年10月に誕生した新政権の 指名を受けた委員に交代することから、ポーランド国立銀行の政策決定に注目しています。 ◆財政規律の緩みなどの懸念があることから、新政権の経済政策運営には留意が必要であると考 えます。 ◆為替については、GDP成長見通しに加えて、世界的な金融市場のリスクセンチメント、商品市況 の動向などに振らされる展開が続くと見ています。 ◆インフレ率については、通貨安の影響から輸入物価が上昇しており、今後、一段と上昇する可能 性もあると見ています。 ◆債券については、利回り水準が相対的に高く、バリュエーションが改善していると見ていることか ら、強気に見ています。 ◆金融政策については、インフレ上昇率が鈍化していることから、追加利下げの余地があると見て います。 2.13 (前月変化) 3.25 ▲ 0.08 <2015/12> ▲ 0.50 (前月変化) 1.50 0.10 <2015/12> 5.20 (前月変化) 6.75 0.40 <2015/12> 3.35 (前月変化) 7.25 ▲ 1.54 <2015/12> ◆1月の金融政策決定会合の声明では、政策金利の一本化に関する言及が削除されたことから、 中央銀行総裁の任期が終わる4月まで、金融政策が変更される可能性は低下したと見ています。 ◆財政政策については、賃金や年金などの支出増が見込まれます。 8.81 (前月変化) 0.71 7.50 信用格付け S&P (前月変化) Moody's (前月変化) BBB- Baa3 → → A A3 → → A- A2 ↓ → BBB+ Baa2 → → BB+ Baa3 → → BBB- Baa3 → → ・上記内容はJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インク グローバル債券運用グループ エマージング債券運用チームの見通しを反映しており、予告なく変更されることがあります。 ・インフレ率は消費者物価指数、政策金利は各国が政策金利としている金利、信用格付けは自国通貨建て長期債格付けで、いずれもデータ基準日時点で取得可能なブルームバーグのデータを使 用しています。 出所:ブルームバーグ 8 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 上記は将来の成果を保証するものではありません。 為替市場(対円)(過去5年間) 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 各通貨の騰落率(対円) 新興国通貨の推移 ブラジル・レアル インドネシア・ルピア 円現 安地 通 貨 高 70 60 50 現 地 通 円貨 高安 40 30 20 11/01 12/01 13/01 14/01 15/01 16/01 40 30 20 12/01 13/01 14/01 1.2 1.0 現 地 通 円貨 高安 0.8 0.6 0.4 11/01 12/01 13/01 14/01 15/01 16/01 メキシコ・ペソ ポーランド・ズロチ 50 10 11/01 円現 安地 通 貨 高 1.4 15/01 円現 安地 通 貨 高 12 現 地 通 円貨 高安 6 16/01 円現 安地 通 貨 高 10 8 現 地 通 円貨 高安 4 2 11/01 12/01 南アフリカ・ランド 13/01 14/01 15/01 16/01 15 円現 安地 通 貨 高 100 現 地 通 円貨 高安 40 円現 安地 通 貨 高 80 60 10 5 12/01 13/01 14/01 3ヵ月 6ヵ月 1年 3年 5年 ブラジル レアル -3.2% -5.2% -19.5% -34.3% -35.2% -39.2% インドネシア ルピア 1.2% 0.0% -4.2% -4.9% -6.0% -3.2% ポーランド ズロチ -3.6% -4.5% -9.9% -6.4% 0.9% 4.2% メキシコ ペソ -4.6% -9.1% -13.6% -16.6% -7.7% -2.3% 南アフリカ ランド -2.5% -14.0% -22.9% -25.8% -25.8% -34.4% トルコリラ -1.0% -1.3% -8.7% アメリカ ドル 0.3% 0.3% -2.8% トルコ・リラ 20 0 11/01 1ヵ月 15/01 16/01 現 地 通 円貨 高安 20 0 11/01 12/01 13/01 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 9 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 14/01 15/01 16/01 -16.1% -21.1% -20.4% 2.7% 32.6% 46.9% ・為替レートはブルームバーグのスポットレート(コンポジット:東京)を使用 ・インドネシア・ルピアは100通貨単位のレート 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 為替市場(対円)(過去1年間) 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 新興国通貨の推移 インドネシア・ルピア ブラジル・レアル 円現 安地 通 貨 高 60 50 1.1 円現 安地 通 貨 高 1.0 市場概況 0.9 40 現 地 通 円貨 高安 30 20 15/01 15/04 15/07 15/10 16/01 円現 安地 通 貨 高 35 現 地 通 円貨 高安 30 15/04 15/07 0.8 0.7 15/01 15/04 15/07 15/10 15/10 16/01 8 7 15/04 15/07 通貨は概ね対円で下落しました。 好感されて株式市場が反発上昇したことなどがサポート 9 6 15/01 当月の為替市場では、インドネシア・ルピアを除き新興国 インドネシアでは、インドネシア中央銀行による利下げが 16/01 メキシコ・ペソ ポーランド・ズロチ 40 25 15/01 現 地 通 円貨 高安 15/10 円現 安地 通 貨 高 要因となり、インドネシア・ルピアは対円で上昇しました。 現 地 通 円貨 高安 材料に、ブラジル・レアルは対円で下落しました。 16/01 ブラジルでは、昨年11月の鉱工業生産が市場予想を下 回ったことや、中国などの株式市場が下落したことなどを メキシコでは、中旬に原油価格が30ドルを下回って推移 したことなどが重石となり、メキシコ・ペソは対円で下落し ました。 トルコ・リラ 南アフリカ・ランド 12 円現 安地 通 貨 高 11 10 55 円現 安地 通 貨 高 50 45 9 現 地 通 円貨 高安 8 7 6 15/01 15/04 15/07 15/10 16/01 現 地 通 円貨 高安 40 35 15/01 15/04 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 10 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 15/07 15/10 ・為替レートはブルームバーグのスポットレート(コンポジット:東京)を使用 ・インドネシア・ルピアは100通貨単位のレート 16/01 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 経済成長率 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 経済成長率 <IMF (国際通貨基金)> 経済成長率 (四半期 : 前年同期比) の推移 2014年 2015年 2016年 (予測値) (%) 4.6% 4.0% 4.3% 9 ブ ラ ジ ル 0.1% -3.8% -3.5% ロ ア 0.6% -3.7% -1.0% *2 7.3% 7.3% 7.5% 国 7.3% 6.9% 6.3% 南 ア フ リカ 1.5% 1.3% 0.7% *1 2.9% 3.0% 2.9% メ キ シ コ 2.3% 2.5% 2.6% 新 興 国 シ イ ン ド 中 ト ル コ ポー ラ ンド *1 3.4% 3.5% 3.5% インドネシア *1 5.0% 4.7% 5.1% 7 ロシア 5 進 国 1.8% 1.9% 2.1% 国 2.4% 2.5% 2.6% ユ ー ロ 圏 0.9% 1.5% 1.7% 日 0.0% 0.6% 1.0% 米 本 インド 中国 3 南アフリカ トルコ 1 メキシコ -1 先 ブラジル ポーランド インドネシア -3 -5 2014/12 2015/3 2015/6 2015/9 2015/12 ・経済成長率はGDP(国内総生産、前年比)を使用。 ・上左図の数値は、2016年1月現在のIMFデータを使用。 *1の国については2015年10月現在のIMFデータを使用し、2015年のデータは予測値。 *2の国については会計年度ベース(4月1日~翌年3 月31日)の数値。 ・上右図は、データ基準日時点で取得可能なデータをもとに作成。 出所: IMF World Economic Outlook Update, Janurary 2016 、IMF World Economic Outlook Database, October 2015 、ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績およびIMFの予想値であり、将来の成果を保証するものではありません。 11 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 VIX指数と商品市況 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 VIX指数の推移 (過去10年間) 国際商品指数および原油価格の推移 (過去1年間) (米ドル/バレル) 100 300 国際商品指数(左軸) 原油価格(右軸) 65 80 250 55 60 45 40 200 35 20 0 2006/1 2007/1 2008/1 2009/1 2010/1 2011/1 2012/1 2013/1 2014/1 2015/1 2016/1 150 2015/1 2015/5 2015/7 2015/10 25 2016/1 農産物価格指数の推移 (過去1年間) VIX指数 350 VIX指数とは、米国株式S&P500のオプション市場に織り込まれた予想株価変動率のことで、 数値が高いほど将来の株式市場に対する投資家の不安感が強いことを示しているとされます。 ・VIX指数:シカゴ・ボード・オプション・エクスチェンジ・ボラティリティ指数 ・国際商品指数:ロイター・ジェフリーズCRB指数(CRB指数) ・原油価格:ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI) ・農産物価格指数:S&P GSCIアグリカルチャー指数 300 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 12 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 250 2015/1 2015/5 2015/7 2015/10 2016/1 世界の市場規模 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 ロシア ポーランド 819 413 1,167 303 トルコ 中国 670 473 7,988 4,640 メキシコ 1,472 インド 1,489 2,794 2,174 ブラジル 株式市場 債券市場 インドネシア 898 1,742 1,242 南アフリカ 2,252 604 ・単位:億米ドル ・債券は、現地通貨建て債券市場 ・株式市場はMSCIの各国インデックスの時価総額、債券市場はGBI-エマージング・マーケッツ・ブロードの各国インデックスの時価総額をそれぞれ使用 ・データ基準日時点で取得可能なデータを使用 出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー、MSCI、ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 13 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 637 本資料をご覧いただく上での留意事項 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 投資信託に係るリスクについて 投資信託は一般的に、株式、債券等様々な有価証券へ投資します。有価証券は市場環境、有価証券の発行会社の業績、金利の変動等により価格が変動するため、投資信託 の基準価額も変動し、損失を被ることがあります。また、外貨建の資産に投資する場合には、為替の変動により損失を被ることがあります。そのため、投資信託は元本が保証さ れているものではありません。投資信託は預貯金と異なります。 又、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資に当たって は各投資信託の投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。 投資信託に係る重要な事項について ・投資信託によっては、海外の証券取引所の休業日等に、購入、換金の申し込みの受付を行わない場合があります。 ・投資信託によっては、クローズド期間として、原則として換金が行えない期間が設けられていることや、1回の換金(解約)金額に制限が設けられている場合があります。 ・分配金の額は、投資信託の運用状況等により委託会社が決定するものであり、将来分配金の額が減額されることや、分配金が支払われないことがあります。 投資信託に係る費用について 投資信託では、一般的に以下のような手数料がかかります。手数料率はファンドによって異なり、下記以外の手数料がかかること、または、一部の手数料がかからない場合もあ るため、詳細は各ファンドの販売会社へお問い合わせいただくか、各ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)等をご覧ください。 投資信託の購入時:購入時手数料(上限3.78%(税抜3.5%))、信託財産留保額 投資信託の換金時:換金(解約)手数料、信託財産留保額(上限0.5%) 投資信託の保有時:運用管理費用(信託報酬)(上限年率2.052%(税抜1.9%))、監査費用(上限年間324万円(税抜300万円)) *費用の料率につきましては、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が設定・運用するすべての公募投資信託のうち、徴収するそれぞれの費用における最高の料率を記載 しております。 運用管理費用(信託報酬)、監査費用は、信託財産の中から日々控除され、間接的に受益者の負担となります。その他に有価証券売買時の売買委託手数料、外貨建資産の保 管費用、信託財産における租税費用等が実費としてかかります。また、他の投資信託へ投資する投資信託の場合には、当該投資信託において上記の費用がかかることがあり ます。また、一定の条件のもと目論見書の印刷に要する実費相当額が、信託財産中から支払われる場合があります。 <投資信託委託会社> JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会/日本証券業協会/一般社団法人第二種金融商品取引業協会 本資料はJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(以下、「当社」という。)が作成したものです。本資料は投資に係る参考情報を提供することを目的とし、特定の有価証券の 勧誘を目的として作成したものではありません。また、当社が販売会社として直接説明するために作成したものではありません。当社は信頼性が高いとみなす情報等に基づい て本資料を作成しておりますが、当該情報が正確であることを保証するものではなく、当社は、本資料に記載された情報を使用することによりお客様が投資運用を行った結果 被った損害を補償いたしません。本資料に記載された意見・見通しは表記時点での当社および当社グループの判断を反映したものであり、将来の市場環境の変動や、当該意 見・見通しの実現を保証するものではございません。また、当該意見・見通しは将来予告なしに変更されることがあります。 14 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。
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