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月/日
(曜日)
2/12
(金)
担当課室名
新行政課
記者発表(発表・資料配付)
TEL
発 表 者 名
その他の発表
(担当班長)
・配付先
和泉 秀樹
078-362-4041 新行政課長
(組織・事務改革班長 足立 晶一)
内線2298
総合事業等審査会の審査結果について
平成 28 年度に事業着手を予定している審査対象事業(総事業費 10 億円以上)について、「総
合事業等審査会(会長 森津秀夫 流通科学大学教授)」で審査を行った結果は次のとおりであっ
た。
1
審査対象事業
宝塚健康福祉事務所庁舎建替整備事業
2
審査日
平成28年1月25日(月)、2月3日(水)
3
審査結果
事業推進は妥当である。
【審査結果の全文】
宝塚健康福祉事務所は、福祉・保健・検査の3部門が分散し、組織的な連携に非効率が
生じている。また、保健部門の庁舎は築後 50 年が経過して老朽化が進むとともに、耐震性
能も不足し、災害時の対応に支障が生じる恐れがあることから、早急な対策が求められて
いる。
一方、阪神シニアカレッジは、学科・学習室が宝塚・西宮・尼崎・伊丹の4箇所に分散
しているため、複数学科による合同講座など多様な学習の展開が困難なほか、学科を越え
た学生交流、学生による自治会活動等も制約される状況となっており、
「第3次行革プラン」
にも集約化の検討が位置づけられている。
こうした中、宝塚健康福祉事務所庁舎を移転整備することで、組織内の業務連携の効率
化や災害時の健康危機管理拠点としての機能強化が図られる。また、同事務所の整備用地
を有効活用し、阪神シニアカレッジを集約整備することは、多様な学びの機会や学習手法
の充実、学生同士及び卒業生等との交流の広がりによって、学生の地域活動へのさらなる
参画につながることが期待できる。加えて、両施設を合築整備することで、財政負担の軽
減にも意を用いている。
以上のことから、当事業の推進は妥当である。
なお、事業推進にあたっては、次の点に留意されたい。
①
立地場所の選定理由や合築の効果等について、県民への説明に努めること。
②
周辺施設のデザインや景観と調和した庁舎となるよう、当該跡地全体の利活用方
針を定めている宝塚市と十分に調整を行うこと。
③
宝塚健康福祉事務所と阪神シニアカレッジのそれぞれの運営に支障が生じること
のないよう、設計段階等において工夫を行うこと。
④
県の高齢者大学事業の意義や必要性・効果等が県民に一層周知されるように努め
るとともに、阪神シニアカレッジの学生が学習成果をこれまで以上に地域づくり活
動につなげられるよう、卒業生・地域住民との交流スペースの確保や講座内容のあ
り方など、ハード・ソフト両面から検討を行うこと。
(参考)
<出席委員>
(1月 25 日)
森津会長、浅倉委員、田中委員、田端委員、吉田三千代委員、吉田悦教委員 計6名
(2月3日)
森津会長、浅倉委員、立木委員、田端委員、服部委員、村田委員、吉田三千代委員 計7名