平成28年度 「近畿経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の

平成28年度 「近畿経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の
人材確保支援等事業」に係る企画競争募集要領
平成28年2月8日
経済産業省 近畿経済産業局
地域経済部 産業人材政策課
近畿経済産業局(以下、
「当局」という。)では、平成28年度「近畿経済産業局
における地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業」を実施する委託先を、
以下の要領で広く募集します。受託を希望される方におかれましては、事業内容等
を御理解いただいた上で、募集要領に基づき応募してください。
なお、本事業は、平成28年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前
においては、採択予定者の決定を行い、予算の成立等をもって採択予定者を採択者
とします。
Ⅰ.事業の目的
経営資源の乏しい中小企業・小規模事業者(以下、「中小企業等」という)にと
って、人材確保は極めて厳しい状況です。特に、大企業を中心に雇用が拡大する中、
地域の中小企業等がその戦力となる人材を確保することが地域経済の発展に求め
られています。これについては、平成 27 年 6 月 30 日に閣議決定された「日本再興
戦略 2015 改訂」において、中小企業等が優秀な人材を確保することで生産性の向
上を実現するべく支援を行う旨記載されているところでもあり、中小企業等の人材
確保については、政府としてもその支援を推進していく方針が打ち出されています。
また、平成 27 年 12 月 24 日に閣議決定された「第4次男女共同参画基本計画」に
おいては、子育て等で離職した実務経験を有する女性等の活用推進が盛り込まれて
います。更には、グローバル競争が激化する中で、中小企業等の海外人材の採用ニ
ーズは高まっており、中小企業等が発展していくためには、これら多様な人材の発
掘も重要な課題となります。
これら政府の課題等を達成するため、本事業では、地域の中小企業等が経営強化
に資する人材を、早急に、また将来的に確保して、事業の付加価値の拡大や生産性
向上など経営基盤を強化させるため、地域人材コーディネート機関を設置し、地域
の中小企業等の魅力発信及び人材確保・定着事業等を実施します。また、中小企業
等の意識を変革することで、地域の中小企業等と必要な人材が適切にマッチングで
きる環境を構築していくことを目指します。
Ⅱ.事業の内容
当局の管轄する地域(福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌
山県)を対象に、各地域の実情を十分に認識し明確化したうえで、地域中小企業等
の経営強化に資する人材確保支援のため、次に掲げる事業を行う。
重点事業として、中小企業等における採用ニーズの高い若者や、採用ニーズが拡
大している海外人材を対象として、地域中小企業等の魅力を伝えるためのセミナー
等や、マッチングイベントを実施する。
なお、セミナー、マッチングイベント等の事業実施場所・回数については、近畿
地域における中小企業の人材確保のための有効性を、総合的に勘案して実施すると
ともに、府県の枠組みを超えて広域的な連携事業として実施するよう努めること。
また、参加企業については、単なる人手不足解消のためではなく、自らの経営課題
を踏まえた必要な人材像を明確化し、また自らの事業活動に関する魅力発信に積極
的な事業者を選定するよう努めること。更に、各事業を実施にあたっては、参加企
業の満足度を高めるための工夫を行うこと。
各事業の実施に当たっては、当局と予め協議をすること。
1.事業の具体的な内容
①
地域中小企業等の魅力を伝えるための大学生等の若者、海外人材向け交流会等
大学生等の若者を対象に、地域中小企業等の魅力を伝え、職業選択時の視野の拡
大と中小企業等への理解を深めるために、中小企業経営者等との交流会の開催や、
中小企業等の経営課題等を企業の若手社員等との意見交換などを通じて解決へ導
き、中小企業等の魅力を深く浸透させるための事業を実施する。また、海外人材と
中小企業経営者等との出会いの場を提供することにより、国内企業等で就職する際
の情報収集やネットワークづくりを支援する。
なお、インターンシップ、職場体験、職場見学について行う場合にあっては、
「イ
ンターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(平成 9 年 9 月 18 日、平成 26
年 4 月 8 日一部改正、文部科学省、厚生労働省、経済産業省)に沿って実施するこ
と。なお、同ガイドラインが公募要領公表以降に改正された場合には、その改正内
容に沿って実施すること。
実施のイメージ:大学生等と中小企業経営者等との座談会形式での交流会、大学生
等が企業を訪問し、経営者や若手社員との意見交換を通じた実践型イベント、イ
ンターンシップ、海外人材を対象とした日本企業の理解を深めるセミナー等
②
地域中小企業等と各人材(若者、女性、海外人材、シニア)とのマッチング
地域中小企業等が必要な人材を適切に確保するために、各人材を対象としたマッ
チングを実施する。府県の枠組みを超えた広域的な連携イベントとして実施するこ
とを主とし、各府県等地域単位で実施する場合は、各地域の課題等を踏まえた効果
的な事業とすること。また、海外人材に特化したマッチングの場を設ける。
マッチングイベントには、中小企業等だけでなく、地域において中小企業等の人
材確保支援を行う団体等が出展して、地域中小企業等の紹介を行うことも可とする。
なお、主たる対象を新卒者とする合同就職説明会等の開催は、本事業の対象外と
する。ただし、ハローワーク・地方自治体等の実施する主たる対象を新卒者とする
合同企業説明会等と連携を図り、本事業の対象とする新卒者以外の若者と中小企業
等とのマッチングを実施する場合の共催は可とする(実施の場合は、予め当局に相
談すること。)。
実施のイメージ:合同企業説明会、海外人材向け合同面接会、シニア人材向け合同
マッチング会
③
地域中小企業等の魅力等調査及びウェブサイト等での発信事業
当局の求めに応じて、地域中小企業等の魅力について、多様な人材の活用や働き
方等についてモデルとなる事業者を調査すること。調査内容について、情報発信す
ること。また、ウェブサイトを構築する場合は、事業者が従来使用するサイトを活
用することとすると共に、当局の求めに応じて、当局のホームページに掲載するコ
ンテンツを作成すること。なお、発信にあたっては、中小企業等への就職の意識啓
発につなげるため、効果的な方法を検討すること。
また、大学生等の若者が地域中小企業等の現場を取材し、その内容を媒体等で発
信する場を設けること。
実施のイメージ:モデルとなる中小企業等の調査、ヒアリング等、ウェブサイト、
パンフレット、チラシ等による魅力発信及びホームページのコンテンツの作成、
大学生等による中小企業等の現場取材、媒体等による魅力発信
④
企業に対する多様な人材の活用についてのセミナー等
今後、海外人材を採用予定の中小企業等を支援するため、企業における海外人材
活用の成功事例を紹介するセミナーを実施する。また、中小企業等における女性活
用の取組を普及させるため、女性の職域拡大を促すセミナーの開催や、中小企業等
の新分野進出や経営課題解決に向けて、即戦力となるシニア人材の活用事例等を広
めるセミナーを開催する。
実施のイメージ:海外人材活躍推進セミナー、女性人材活躍推進セミナー、シニア
人材活用セミナー
⑤
人材の定着に向けた研修等
若者を対象に地域中小企業等へ就職後の定着支援のため、内定者向けのセミナー
や、複数企業の同期等による共同研修を実施する。各府県等地域単位での実施にあ
たっては、各地域の課題等を踏まえた効果的な事業とすること。
実施のイメージ:内定者向けセミナー、複数企業の同期等による共同研修
⑥
連携会議の開催
地域の関係機関(地方自治体、大学、大学コンソーシアム、ハローワーク、地域
金融機関等)との連携会議を開催し、地域の実態やそれぞれの取組を共有し、より
効果的な活動を行うための検討を行うこと。
連携会議は事業期間中に 3 回以上開催すること。
2.
その他
①
事業実施目標(KPI)の設定
企画提案書において、1.事業内容の①から⑤の事業ごとの参加企業数、参加人
数、参加企業の満足度(70%以上)について、目標を設定すること。
②
イベント情報の登録
実施するイベント情報等については、原則として、中小企業庁が整備するポータ
ルサイトへ登録し、広報等を行うこと。
③
アンケートの実施
各イベント等の開催に際しては、本事業に参加した中小企業等に対して当局の指
定する内容についてアンケートを実施し、事業の効果について把握できる体制を整
備すること。
④
参加企業のフォローアップ
本事業参加の中小企業等については、人材の採用(内定)まで適宜フォローアッ
プを行うこと。
⑤
事後調査
本事業終了後も、可能な限り、本事業参加企業が本事業の影響を受けて採用ある
いは定着させた人材がどの程度いるか、事後調査を行うこと。
⑥
報告等
当局の指示に従い、毎月の実績を原則、翌月15日までに報告すること。報告内
容については、以下のとおりとする。
・上記①事業のイベントごとの参加企業数、アンケート結果(参加企業の満足度
調査)、参加人材数、
・上記②事業のイベントごとの参加企業数、アンケート結果(参加企業の満足度
調査)、参加人材数
・上記③事業の調査企業数、調査結果、アンケート結果(参加企業の満足度調査)、
(ウェブサイトを構築した場合)アクセス(閲覧)数、現場取材数、参加人材
数
・上記④事業のイベントごとの参加企業数、アンケート結果(参加企業の満足度
調査)
・上記⑤事業のイベントごとの参加企業数、アンケート結果(参加企業の満足度
調査)
・上記①~⑤によらず個別に支援した企業数、アンケート結果(参加企業の満足
度調査)、参加人材数
・本事業参加企業の、本事業の影響による人材の採用数
その他当局が報告を求める場合は速やかに報告すること。また、当局の指示に従
い、中小企業庁が別途まとめる事例集の作成に協力すること。
⑦
留意事項
事業をより効果的に実施するために、地域の実情を十分に認識し、地域中小企業
等の課題を整理した上で、具体的な内容・方法等を提案すること。
また、地域中小企業等の人材確保に取り組む上で、地域の関係機関(地方自治体、
大学、大学コンソーシアム、ハローワーク、地域金融機関等)と可能な限り連携を
図ること。そのための具体的な連携体制、連携内容を提案すること。
⑧ 用語の定義
・本事業における「若者」とは、
「おおむね 20 歳代~30 歳代の大学生等や若手社
会人(離職者を含む)」をいう。
・本事業における「海外人材」とは、「国内企業等での就職を希望する外国人留
学生等」をいう。
・本事業における「女性」とは、「年齢問わず、育児・介護等で一度退職し再就
職を希望する方等」をいう。
・本事業における「シニア」とは、「おおむね 50 歳代以上で、1 つの専門分野で
おおむね 10 年以上の職歴を有する者又は大企業 OB 等」をいう。
Ⅲ.事業実施期間
契約締結日(交付決定日)~平成29年3月31日
Ⅳ.応募資格
応募資格:次の要件を満たす企業・団体等とします。
本事業の対象となる申請者は、次の条件を満たす法人とします。なお、コンソー
シアム形式による申請も認めますが、その場合は幹事法人を決めていただくととも
に、幹事法人が事業提案書を提出して下さい。(ただし、幹事法人が業務の全てを
他の法人に再委託することはできません。)
①日本国内に拠点を有していること。当局の管轄地域内に当該事業を実施す
る事務所を有していること。中小企業庁、当局及び各種事業実施機関との
間で十分な連携がとれる体制を確保できること。
②本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。
③本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ資金等につい
て十分な管理能力を有していること。
④予算決算及び会計令第 70 条及び第 71 条の規定に該当しない者であること。
⑤経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領
(平成 15・0 1・29 会課第 1 号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる
措置要件のいずれにも該当しないこと。
⑥別紙 1 のとおり、情報セキュリティに関する事項を遵守すること。
⑦本事業を通じて職業紹介を行う場合においては、職業安定法(昭和 22 年法
律第 141 号)第 4 条第 7 項に規定される職業紹介事業者であること。
Ⅴ.契約の要件
1.

契約形態
委託契約
2.
採択件数
1件
3.
予算規模

1億5千5百万円(消費税及び地方消費税込み)を上限とします。各対象経費
については、別紙 2 をご参照下さい。なお、最終的な実施内容、契約金額につ
いては、当局と調整した上で決定することとします。
4.

委託金の支払時期
委託金の支払いは、原則として、事業終了後の精算払となります。
※
事業終了前の支払い(概算払)が認められる場合は、制限されています。
5.
支払額の確定方法

事業終了後、事業者より提出いただく実績報告書に基づき原則として現地調査
を行い、支払額を確定します。

支払額は、契約金額の範囲内であって実際に支出を要したと認められる費用の
合計となります。このため、全ての支出には、その収支を明らかにした帳簿類
及び領収書等の証拠書類が必要となります。また、支出額及び内容についても
厳格に審査し、これを満たさない経費については、支払額の対象外となる可能
性もあります。
Ⅵ.説明会、応募手続き等
1.
募集期間

募集開始日:平成28年2月8日(月)

締切日:平成28年3月2日(水)
2.
17時必着
説明会の開催

開催日:平成28年2月15日(月)10:00~11:00

場所:大阪合同庁舎 1 号館
第二別館 3 階
ミーティングルームB
応募を予定される方は、できるだけ説明会への参加をお願いします。また、応
募前に事業内容について、当局への相談をお勧めします。
説明会への参加を希望する方は、以下の連絡先へ平成28年2月12日(金)1
7時までにご連絡ください。
【連絡先】近畿経済産業局 地域経済部 産業人材政策課
担当:村上、小林
E-mail:[email protected]
FAX:06-6966-6077
連絡の際は、メール等の件名(題名)を必ず「近畿経済産業局における平成2
8年度地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業 公募説明会出席登録」
とし、本文に「所属組織名」「出席者全員の氏名(ふりがな)」「所属(部署名)」
「住所」「電話番号」「FAX番号」「E-mail アドレス」を明記願います。
3.
応募書類
(1)以下の書類を一つの封筒に入れて郵送又は直接持参して下さい。封筒の宛名
面には、「近畿経済産業局における平成28年度地域中小企業・小規模事業者
の人材確保支援等事業申請書」と記載して下さい。
・ 事業申請書(様式 1,2):正本 1 部+写し 6 部
・ 暴力団排除に関する誓約書(様式 3):1 部
・ 会社概要及び直近の過去 3 年分の財務諸表(複数者による申請の場合は全
ての者のものを提出すること):7 部
・ 様式 1~3 を格納した CD-R(DVD-R 等):1 式
※ファイル形式は、Word,PowerPoint,Excel 又は PDF 形式とする。当該電子
媒体は審査に使用しますので確実に所定のファイルを CD-R(DVD-R 等)に格
納した上で提出して下さい。
(2)提出された応募書類は本事業の採択に関する審査以外の目的には使用しませ
ん。
なお、応募書類は返却しません。機密保持には十分配慮いたしますが、採択
された場合には、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」(平成 11 年
法律第 42 号)に基づき、不開示情報(個人情報、法人の正当な利益を害する
情報等)を除いて、情報公開の対象となりますのでご了承下さい。
(3)応募書類等の作成費は経費に含まれません。また、選定の正否を問わず、提
案書の作成費用は支給されません。
(4)提案書に記載する内容については、今後の事業実施の基本方針となりますの
で、予算額内で実現が確約されることのみ表明して下さい。なお、採択後であ
っても、申請者の都合により記載された内容に大幅な変更があった場合には、
不採択となることがあります。
4. 応募書類の提出先
 応募書類は、下記宛て先へ郵送又は直接持参により提出して下さい。FAX・メー
ルによる提出は受け付けられません。締め切りを過ぎての提出は受け付けられ
ません。郵送の場合、配達の都合で締め切り時刻までに届かない場合もありま
すので、期限に余裕をもって送付下さい。
(宛て先)
〒540-8535 大阪市中央区大手前一丁目 5 番 44 号
近畿経済産業局 地域経済部 産業人材政策課
Ⅶ.審査・採択について
1.
審査方法

当局において、第三者の有識者で構成される審査委員会を設置し、下記の審査
基準に基づき、相対的に評価した上で決定します。なお、応募期間締め切り後
に、必要に応じて提案に関するヒアリングを実施するほか、追加資料の提出を
求める場合があります。
2.
審査基準
(1) 上記Ⅳ.の応募資格の要件を満たしているか。
(2) 受託事業に係る経理・事務について適確な管理体制及び処理能力を有してい
るか。
(3) 受託事業を適確に遂行するに足りる組織、能力等を有しているか。
(4) 事業実施体制・役割分担は明確となっているか。
(5) 事業の実施計画(スケジュール)は妥当かつ現実的か。
(6) 提案された事業内容が施策の意図と合致しているか。
(7) 参加中小企業等の満足度等を高める工夫があるか。
(8) 中小企業等人材確保支援に関するノウハウや類似事業の実績を有しているか。
(9) 他の支援機関との広域的な連携体制は具体性を有しているか。
(10) 他の支援機関と広域的な連携をして、効果的な支援を実施する事業内容と
なっているか。
3. 採択結果の決定及び通知について
 採択された申請者については、当局のホームページで公表するとともに、当該
申請者に対しその旨を通知します。各事業の評価・審査の経緯等に関する問合
せには回答できませんので、あらかじめご了承下さい。
Ⅷ.契約について

採択された申請者について、国と提案者との間で委託契約を締結することにな
ります。なお、採択決定後から委託契約締結までの間に、当局との協議を経て、
事業内容・構成、事業規模、金額などに変更が生じる可能性があります。

契約書作成に当たっての条件の協議が整い次第、委託契約を締結し、その後、
事業開始となりますので、あらかじめ御承知おき下さい。また、契約条件が合
致しない場合には、委託契約の締結ができない場合もありますのでご了承下さ
い。

なお、契約締結後、受託者に対し、事業実施に必要な情報等を提供することが
ありますが、情報の内容によっては、守秘義務の遵守をお願いすることがあり
ます。
Ⅸ.その他
1.本事業における「中小企業・小規模事業者」について
(1)中小企業基本法(昭和 38 年法律第 154 号)第 2 条に規定する中小企業者。た
だし、次のいずれかに該当する者は除く。
①発行済株式の総数又は出資価格の総額の 2 分の 1 以上を同一の大企業が所
有している中小企業者
②発行済株式の総数又は出資価格の総額の 3 分の 2 以上を大企業が所有して
いる中小企業者
③大企業の役員又は職員を兼ねている者が、役員総数の 2 分の 1 以上を占め
ている中小企業者
(注)大企業とは、中小企業基本法に規定する中小企業者以外の者であって、
事業を営む者をいう。ただし、以下の該当する者については、大企業として
取り扱わないものとする。
・中小企業投資育成株式会社法(昭和 38 年法律第 101 号)に規定する中小企
業投資育成株式会社
・投資事業有限責任組合契約に関する法律(平成 10 年法律第 90 号)に規定
する投資事業有限責任組合
(2)特定非営利活動促進法(平成 10 年法律第 7 号)に規定する特定非営利活動法
人のうち、主として中小企業者の振興に資する事業を行う特定非営利活動法
人であって、以下のいずれかに該当するもの。
①中小企業者と連携して事業を行うもの
②中小企業者の支援を行うために中小企業者が主体となって設立したもの(社
員総会における表決権の 2 分の 1 以上を中小企業者が有しているもの)
③新たな市場の創出を通じて、中小企業の市場拡大にも資する事業活動を行う
者であって、有給職員を雇用するもの
(3)中小企業団体の組織に関する法律(昭和 32 年法律第 185 号)第 3 条第 1 項に
規定する中小企業団体
(4)特別の法律によって設立された組合又はその連合会であって、その直接又は
間接の構成員たる事業者の 3 分の 2 以上が(1)の中小企業者であるもの((3)
の中小企業団体を除く)
2.
問い合わせ先
〒540-8535 大阪市中央区大手前一丁目 5 番 44 号
近畿経済産業局 地域経済部 産業人材政策課
担当: 村上、小林
TEL:06-6966-6013
FAX:06-6966-6077
※ E-mail:[email protected]
※電子メール又はFAXでのお問い合わせの際は、件名(題名)を必ず「近畿経
済産業局における平成28年度地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等
事業」とし、連絡先(電話番号、FAX 番号、メールアドレス)を記載してくだ
さい。他の件名(題名)ではお問い合わせに回答できない場合があります。
(別紙 1)
情報セキュリティに関する事項
1) 受託者は、契約締結後速やかに、以下に記載する事項の遵守の方法について、
担当職員に提示し了承を得た上で確認書として提出すること。また、契約期間中
に、担当職員の要請により、確認書に記載した事項に係る実施状況を紙媒体又は
電子媒体により報告すること。なお、報告の内容について、担当職員と受注者が
協議し不十分であると認めた場合、受注者は、担当職員と協議し対策を講じ、納
入期限日までに確認書に記載した事項の全てを完了すること。
2) 受託者は、本事業に使用するソフトウェア、電子計算機等に係るセキュリティ
ホール対策、不正プログラム対策、ファイル交換ソフト対策、アクセス制御対策、
情報漏えい対策を講じるとともに、契約期間中にこれらの対策に関する情報セキ
ュリティ教育を作業担当者に対し実施すること。
3) 受託者は、貸与された紙媒体、電子媒体の取扱いには十分注意を払い、当省内
に複製が可能な電子計算機等の機器を持ち込んで作業を行う必要がある場合に
は、事前に担当職員の許可を得ること。なお、この場合であっても、担当職員の
許可なく複製してはならない。また、作業終了後には、持ち込んだ機器から貸与
した電子媒体の情報が消去されていることを担当職員が確認できる方法で証明
すること。
4) 受託者は、貸与された紙媒体、電子媒体であっても、担当職員の許可なく当省
外で複製してはならない。また、作業終了後には、複製した情報等が電子計算機
等から消去されていることを担当職員が確認できる方法で証明すること。
5) 受託者は、本事業を終了又は契約解除する場合には、担当職員から貸与された
紙媒体、電子媒体を速やかに担当職員に返却すること。その際、担当職員の確認
を必ず受けること。
6) 受託者は、契約期間中及び契約終了後においても、本事業に関して知り得た当
省の業務上の内容について、他に漏らし又は他の目的に利用してはならない。
7) 受託者は、本事業の遂行において、当省の情報セキュリティが侵害され又はそ
のおそれがある場合には、速やかに担当職員に報告を行い、原因究明及びその対
処方法等について担当職員と協議し実施すること。
8) 受託者は、経済産業省情報セキュリティポリシー(経済産業省情報セキュリテ
ィ管理規程(平成 24 年 9 月 19 日改正)、経済産業省情報セキュリティ対策基準
(平成 24 年 7 月 25 日改正))、「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一
基準群(平成 26 年度版)」を遵守すること。また、契約締結時に規程等が改正さ
れている場合は、改正後の規程等を遵守すること。
9) 受託者は、経済産業省が実施する情報セキュリティ監査又はシステム監査を受
け入れるとともに、指摘事項への対応を行うこと。
10) 受託者は、ウェブサイトを構築又は運用するプラットフォームとして、受注者
自身が管理責任を有するサーバー等がある場合には、OS、ミドルウェア等のソ
フトウェアの脆弱性情報を収集し、セキュリティ修正プログラムが提供されてい
る場合には業務影響に配慮しつつ、速やかに適用を実施すること。また、ウェブ
サイト構築時においてはサービス開始前に、運用中においては年 1 回以上、ポー
トスキャン、既知の脆弱性検査、DoS検査を含むプラットフォーム診断を実施
し、脆弱性を検出した場合には必要な対策を実施すること。
11) 受託者は、ウェブアプリケーションの構築又は改修を行う場合には、独立行政
法人情報処理推進機構が公開する「安全なウェブサイトの作り方(改訂第 6 版)」
(以下「作り方」という。)に基づくこと。また、構築又は改修したウェブアプ
リケーションのサービス開始前に、「作り方」に記載されている脆弱性の検査を
含むウェブアプリケーション診断を実施し、脆弱性を検出した場合には必要な対
策を実施すること。
12) 受託者は、ウェブサイト又は電子メール送受信機能を含むシステムを構築又は
運用する場合には、原則、政府機関のドメインであることが保証されるドメイン
名「.go.jp」(以下「政府ドメイン名」という。)を使用すること。なお、
政府ドメイン名を使用しない場合には、第三者による悪用等を防止するため、業
務完了後、一定期間ドメイン名の使用権を保持すること。
13) 受託者は、電子メール送受信機能を含むシステムを構築又は運用する場合には、
なりすましの防止策を講ずること。
(別紙 2)
平成28年度 近畿経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の
人材確保支援等事業 経費一覧
経費項目
1.人件費
2.事業費
旅費
謝金
会議費
内容
本事業に直接従事する者の直接作業時間に対する人件
費
※人件費の単価は、原則、健保等級に基づいて計算しま
す。
(「健保等級単価計算」については、経済産業省大臣
官房会計課「委託事業事務処理マニュアル」9頁を参照
して下さい。)
事業遂行に必要な情報収集や各種調査を行うため、及び
会議や打ち合わせ等に参加するための旅費として事業
者の職員に支払われる経費、事業遂行に必要な指導・助
言等を依頼した専門家等に支払われる経費(旅費には、
交通費、日当、宿泊費等を含む)
ただし、当局での打合せに参加するための経費、インタ
ーンシップ等に参加する個人に直接払う経費(バスの借
上にかかる経費等複数者が供与する経費を除く。)等を
除く。
事業遂行に必要な指導・助言等を受けるために依頼した
専門家等に謝礼として支払われる経費
事業遂行に必要な会議等を開催するために支払われる
経費(会場費、お茶代等)
借料及び損料
事業遂行に必要な機械器具等のリース・レンタルに要す
る経費(ただし、当該事業のみで使用されることが確認
できるものに限る。)
消耗品・資料購入費
事業遂行に必要な消耗品(ただし、当該事業のみで使用
されることが確認できるもの。)及び図書等資料購入に
要する経費
事業で使用するパンフレット・リーフレット、事業成果
報告書等を作成するため及び広報媒体等を活用するた
めに必要な経費
事業遂行に必要な物品の運搬料、郵送料等及び既存のウ
ェブサイト運営のためのサーバレンタル費等
広報費・資料作成費
通信運搬費
保険料
職場実習・職場体験を実施する際等、事業遂行に必要な
保険に支払われる経費
補助職員人件費
外注費
託児料
その他諸経費
3.再委託費
4.一般管理費
事業を実施するために必要な補助員(アルバイト等)に
係る経費
受託者が業務を外注する際の経費
事業に参加する上で一時的に必要となる託児サービス
の利用料
事業を行うために必要な経費であって、他のいずれの区
分にも属さないもの。原則として、当該事業のために使
用されることが特定・確認できるもの。また、事前に当
局に相談し、認められたものに限る。
本事業を実施する際に必要な経費の中で、事業者が直接
実施することができないもの又は適当でないもの。
1.及び 2.の 10%以内
事業を行うために必要な経費の中で、エビデンスによる
照合が困難な経費(当該事業とその他の事業との切り分
けが困難なもの)について、契約締結時において一定割
合支払いを認められる間接経費
※再委託費と外注費の合計は、原則として総経費の1/2を超えないようにして下
さい。1/2を超える場合は企画提案書に理由書を添付して下さい。
※対象となる経費の算定は、原則として、委託事業者の規程等に基づくものであり、
かつ、社会的常識の範囲を超えない妥当なものであって、適正に執行されたもの
(出勤簿や業務日誌等によりその事実が確認できるものや証憑書類により支出
を確認できたものをいう。)を対象とします。
※直接経費として計上できない経費の例
・事業内容に照らして当然備えているべき機器・備品等(机、椅子、書棚等の什
器類等)
・本事業を行うための事務所・事業所の敷金、礼金、賃料、光熱水費等
・電話料金、インターネット利用料金等
・事業実施中に発生した事故・災害の処理のための経費
・その他事業に関係ない経費