「科学技術人材育成費補助事業 卓越研究員事業の公募・審査等業務」 審査基準 1.選定方法 提出された企画提案書について、下記3.に示す基準・方法により審査を 行い、得点合計が高い者を選定する。 2.審査方法 企画提案書に基づき、文部科学省に設置する「卓越研究員事業の公募・審 査等業務審査委員会」(以下、「委員会」と言う。)において書類審査を実 施する。なお、必要に応じて、追加書類の提出や面接審査を実施する。 3.審査基準・方法 審査は下記の審査項目について次の審査基準による 5 段階審査とし、委員 会の各委員が各々審査した点数の合計を平均したものを当該提案者の得点と する。 なお、全ての評価項目において、「劣っている」(1 点)がなく、かつ、得 点合計が 36 点以上の条件を満たす提案者の中から、最も得点合計の高い者を 選定することとする。 <審査基準> 大変優れている=5 点 優れている=4 点 やや劣っている=2 点 劣っている=1 点 普通=3 点 <審査項目> (1)事業実施主体に関する評価 ①事業実施に必要な人員・組織体制が整っていること。 ②業務管理を適切に遂行できる体制を有していること。 ③事業実務に精通しているとともに、事業を適切に遂行するための技術力 及びノウハウを有していること。 ④事業を効果的に遂行するために必要な実績(大学・研究機関等へ支出す る競争的な補助金の公募・選定業務を行ったことがある)等を有してい ること。 ⑤財務状況の評価により経営基盤が確立していること。 ⑥事業に必要な設備・施設を保有していること。 (2)事業内容に関する評価 1 ①公募業務に関する計画 ・平成 29 年度以降に開催する公募説明会など、公募の円滑な実施のため に有効な取組が計画に盛り込まれているか。 ・公募業務(申請受付、問合せ対応等)を確実に実施するための管理体 制となっているか。 ・同種又は類似事業の実績(過去 3 例程度)はあるか。 ②審査業務に関する計画 ・卓越研究員選考委員会は、各研究機関より提示されたポストや申請の あった研究者の分野・分科を考慮し設定された領域ごとからなるもの とし、様々な立場の関係者、あるいは多様な専門分野の者によって構 成されているなど、事業趣旨に添った審査ができる体制となっている か。 ・選考スケジュール、卓越研究員選考委員会の開催計画は実行性がある か。 ・書面審査、面接審査の方法は適切か。 ・卓越研究員選考委員会、審査業務を確実に実施するための管理体制と なっているか。 ・同種又は類似事業の実績(過去 3 例程度)はあるか。 ③管理業務に関する計画 ・研究機関及び卓越研究員候補者の情報管理の方法及び体制は適切か。 ・研究機関と卓越研究員候補者との雇用調整状況の分析や成果・結果の 情報共有・普及発信を確実に実施するための管理体制となっているか。 ・上記のような公募業務、審査業務の管理に有用な経験、実績(過去 3 例程度)はあるか。 ④事業を確実に遂行するための管理体制 ・文部科学省との連絡調整・面談、公募・審査対象者からの問合せに速 やかに対応が可能な体制を有しているか。 ・事業遂行に当たっての責任体制等が明確となっているか。 ⑤事業を実施するための経費執行体制の整備 ・補助金の執行・管理を行う体制が適切か。 ⑥事業に係る経費の使途、内訳 ・事業に係る経費の使途は適切か。 ・経費は真に必要なものに限られているか。 2 <採点表> 審査項目 最低審査 基準点 (1)-① 2点 (1)-② 2点 (1)-③ 2点 (1)-④ 2点 (1)-⑤ 2点 (1)-⑥ 2点 (2)-① 2点 (2)-② 2点 (2)-③ 2点 (2)-④ 2点 (2)-⑤ 2点 (2)-⑥ 2点 審査基準 大変優れ 優れてい ている る 3 普通 やや劣っ 劣ってい ている る
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