11 月 27 日,さわやかちば県民プラザにおいて学力向上交流会

平成27年度
学力向上交流会
11 月 27 日,さわやかちば県民プラザにおいて学力向上交流会が開催されました。管内小・中学
校と特別支援学校の教頭先生や教務主任の先生方が,『学力向上』について学び合いました。
ちばっ子「学力向上」総合プラン(5Act)
多くの学校で活用
ACT1*「教師力トップ」チャレンジプラン
ACT2*「子どもたちの夢・チャレンジ」サポートプラン
ACT3*確かな学びの礎(いしずえ)プラン
(読書活動充実と家庭学習環境づくりの視点)
ACT4*興味ワクワク「体験学習」推進プラン
(体験学習により意欲向上の視点)
ACT5*「学力向上」検証プラン(「PDCA」の視点)
第1部
されています。
児童生徒の学力向上は,学校がチーム一丸となって取り
組むべき課題です。学校の要である参加の先生方が,その
取組の充実のための材料をこの交流会からもちえかり,学
校全体の取組につなげていくことが重要です。
パネルディスカッション
~実践発表スライドから抜粋~
【「学力・学習状況」検証事業】
野田市立二川小学校
生田武士
教諭
【「学力・学習状況」検証事業】
野田市立二川中学校
大川雅也
教諭
主体的,能動的な学びを協働的な学習の場で
• 「教師力・授業力が大切である」
と再認識することができました
小中合同
研修会
• 「学習問題」「学習課題」「まと
め」など、板書を丁寧にすること
を確認しました
• 教師の説明が多く、生徒が自分
たちで考える場が少ないことに
気づきました
教師力
授業力
小中
連携
授業
改善
• 小中連携により、小中両教員に、
真に協力して教育に当たろうと
する姿勢が見られました
P-07
【「学力・学習状況」検証事業】
鎌ケ谷市立初富小学校 箕輪和芳
算数教室の実施
 対象児童は、教師が抽出。
 放課後、長期休業中に実施。
(1回1時間程度)
 基礎学力の向上を図る。
教諭
【「学力・学習状況」検証事業】
鎌ケ谷市立第三中学校 佐藤申卓
教諭
3年目の取り組み
~話し合い活動を通して、学び合う学級風土を醸
成し、学級集団を学習集団へと高めよう~
質の高い授業を提供すること
話し合い活動を通し書く力や説明力を高めること
家庭学習の取り組みを中心とした学習スキル向上
の取り組みを推し進め、その徹底を図ること
最後に
2年半の取り組みを通して得られた成果
「三中として目指すべき方向が見えた」
「全員で、徹底してやること」
全職員で研修を進める体制を作ること
「やると決めたことをいかに徹底して
先生方がチームでやりきるか」
【ちば「授業練磨の公開日」の実施】
松戸市立柿ノ木台小学校 山本哲也 教諭
【読書活動の推進】
柏市立風早中学校
堀越玲央
教諭
【学習サポーター派遣事業】
我孫子市立湖北小学校 神野智尚
【家庭学習のすすめ】
流山市立八木中学校
山田章弘
教諭
教諭
学習計画を立て、予習をする
要 因
れが高目
家庭で
るを明校標
宿題以外の学習を た 実 確 や と
め現で 職す
する理由
す、
そ 業る
宿題以外の学習は
するが、計画も予習
23.9%
もない
沼っ子タイムでの指導の実際
5年生では、つまずきに応
じて指導しています。
学習サポーター
学校支援ボランティア
授
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60.9%
21.7%
4.3%
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る
15.2%
8.7%
学習計画はないが
予習をときどきする
37.5%
71.9%
18.8%
9.4%
28.1%
18.8%
学習計画がある
予習を良くやる
52.1%
40.0%
87.5%
86.7%
33.3%
33.3%
20.8%
40.0%
35.4%
46.7%
22.9%
0.0%
4年生の遅れがちな児童のクラスで
は3人に1人の先生がついて
指導しています。
第2部
グループディスカッション
(他市同校種・特別支援学校で)
インタビュー・・・・・・グループディスカッション後の参加者の声・・・・・
○初めて参加しました。各市の独自の取組が参考になりました。○有意義な会でした。
○充実していました。苦労話で盛り上がりました。「学校全体でチーム一丸となって取り組むため
にどのようにチームをつくっていくか」考えさせられました。
○5回目の参加。他校の先生方との交流で,
「学力向上」の取組の原点にかえることができました。
○小学校での一部教科担任制,学習支援スタッフ,小テスト,全職員で全国学テの問題を解くなど
さまざまな取組を知ることができました。
○教師のモチベーション,チームワークについて考えることができました。
○教師力アップを目指していくために,授業練磨の周知の仕方を考えていきたいです。
『実践の交流から取組の充実』をテーマに開催
した学力向上交流会。それぞれの学校の取組の
≪千葉県教育庁 佐藤学力向上室長≫
自校の課題を全職員で共有し,学校全体で課題へ
交流により,よりよい方向に変わっていたプロセスを
の取組を行ってほしいです。
学べたのではないでしょうか。自分の学校の取組
学校の体制をつくること
の充実のために、「ここに迫ってみよう!」という考え
が子どもたちの学力向上
を持ちかえることができたことと思います。
につながります。