労災病院で治療を受けられた患者さん、関東労災病院で健康診断を受診された方々、および株式会社日本医療データセンターが保有する診療報酬請求情報データベースに登録されている方々へ本研究室では、独立行政法人労働者福祉機構関東労災病院との共同で「職業性膀胱癌およびその他のがんの疫学研究」という研究を行っております。この研究は、職業別による膀胱癌の実態を明らかにし、今後の勤労者のがん対策の推進や治療成績の向上を目的としております。調査対象は、昭和５９年から現在までに、労災病院で膀胱癌の治療を受けた患者さんおよび膀胱癌以外の治療を受けた患者さんと、関東労災病院健康管理センターで健診を受診された方々で、独立行政法人労働者福祉機構と関東労災病院健康管理センターに電子データで登録されている方々となります。また、株式会社日本医療データセンターが保有する診療報酬請求情報データベースに登録されている方々も対象となります。本研究で用いるデータ（勤務年数、年齢、性、初発や再発、病理組織所見、診断方法、病巣の拡がり、臨床病期、主たる治療、外科的治療結果、発見の経緯、喫煙率、飲酒率）は、本研究室に提供される前に連結不可能匿名化がなされており、患者さんの個人情報は含まれておりません。個人情報が含まれないデータを、データセンターである独立行政法人労働者福祉機構本部、関東労災病院健康管理センターおよび株式会社日本医療データセンターより取得しておりますため、個別の問い合わせや研究への不参加ができません。なお、データの取得に関しては、独立行政法人労働者福祉機構、関東労災病院および株式会社日本医療データセンターときちんと取り決めを交わしております。また、本研究は、厚生労働省の「疫学研究に関する倫理指針」を守り、東京大学医学部倫理委員会の承認の上で実施されます。研究結果については学会発表や論文、東京大学公衆衛生学教室のホームページで公開させて頂く予定です。お気付きの点やご不明な点がございましたら、下記連絡先までお問い合わせ下さい。平成 27 年 12 月連絡先東京大学大学院医学研究科公衆衛生学教室教授小林廉毅（研究責任者）研究担当者：財津將嘉住所：東京都文京区本郷７−３−１電話：03-5841-3494 Fax：03-3816-4751