仕様書 第1章 一般事項 1-1 総 則 本仕様書は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「機構」という。)の業務に 供するハイヤー業務に関する仕様について定める。 1-2 件 名 平成28年度乗用旅客自動車運行委託業務 一式 1-3 契約期間 平成28年4月1日から平成29年3月31日 1-4 運行委託業務見込時間・日数等 基本時間 : 10:00~18:00(8時間) 一月あたり業務日数 : 20日×12ヶ月 一月あたり超過時間 : 56時間(3,360分)×12ヶ月 第2章 仕 様 2-1 業務内容 機構の指示する日時及び場所を厳守して専属車輌(1台)を登録し、役職員の円滑かつ 安全な移動に資するものとする。 (1) 当機構理事長の出勤及び退勤の送迎を行うこと。 (2) 理事長、理事、監事及び職員が業務で使用する際に対応すること。 (3) 請負者は、自らが所属する社員常時1名を機構専属の車輌運転者(以下「専属運転 者」という。)として従事させること。 なお、専属運転者が休暇等で車輌に乗務できないときは、代替運転者を確保し、業 務に支障が生じないよう対応すること。 また、専属車輌が点検・修理等で走行できないときは、代替車輌を用意するものとし、 車輌番号を事前に登録すること。 (4) 機構から専属車輌以外にも車輌手配の依頼があった場合は、その都度適切に対応 するものとし、車輌番号を事前に登録すること。 (5) 日常点検整備及び事故処理に関する事項全般について責任を負うこと。 2-2 請負者に係る要件 請負者は、次の要件を全て満たす者であること。 (1) 自動車運行委託業務の契約実績があり、適正に業務を履行している実績を有すること。 (2) 運転者に対し、自動車運行業務に関する教育研修制度が確立されており、実施され ていること。 (3) 交通事故防止対策、並びに事故が発生した場合における迅速かつ責任ある対応に よる万全な事故処理体制が整備されていること。 (4) 当機構まで、迅速に対応できる距離に業務請負者の最寄りの営業所がある等により、 機構から配車要請を受けた場合に15分~20分以内に対応ができること。 (5) エコドライブへの取組を行っていること。 (6) 特別区・武三交通圏の認可法人であること。 2-3 車輌に係る要件 (1) 車格:ガソリン車3000ccクラス以上又はハイブリッド車2500ccクラス以上のセダンタ イプであること。 (2) 全長4,900mm、全幅1,850mm、全高2,100mm及び車体重量1,800kg以下であること。 (3) 当機構での車輌の駐車場所は機構で確保する。(費用は機構が負担) 1 2-4 運転者に係る要件 (1) 自動車運転歴が10年以上あり、かつ、健康状態に問題がないことを証明できること。 (2) 官公庁、自治体の公用車、民間企業の役員車輌等の運転手として運転歴が2年以 上あること。 (3) 運転技能やマナーに関する研修を受講していること。 (4) 過去に重大な交通違反、事故を起こしていないことを証明できること。 (5) 事前に略歴及び運転経験等がわかる資料を提出された運転者であること。また、代 替の運転者についても同様とする。 2-5 運行日等 (1) 運行日 土曜日、日曜日、祝祭日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く毎日とする。 ただし、土曜日、日曜日、祝祭日及び年末年始であっても、機構から要請があった場 合は対応すること。 (2) 運行時間 就業時間10:00~18:00(8時間)を基本とする。 なお、運行日の運行予定については、当該運行日の前日迄に機構から連絡するもの とする。運行日の日程追加・時間変更等については、その都度機構から連絡するの で、遅滞なく対応すること。 (3) 運行指示 運行の指示については、機構から前日に配車予定表を送付するので、業務受注者 は、配車予定表を確認し、機構へ連絡をするものとする。 2-6 料金等 (1) 基本料金の前提は、就業時間10:00~18:00(8時間)かつ1日あたり走行距離120 km以内(平日)とする。ただし、サマータイム等により機構の始業時刻及び就業時刻 に変更がある場合は、相談に応じるものとする。 (2) 時間外料金や延長距離料金などの超過料金については、基本料金とは別に契約単 価を設定すること。 (3) 業務開始・終了時間が就業時間外の場合でも、開始から終了までの時間が1日につ き8時間以内であれば、超過料金は発生しないものとする。 (4) 業務のための待機時間は就業時間に含むものとする。 (5) 有料道路の利用料、駐車場代等が発生する場合は月毎に別途実費精算とする。 (6) 本業務に使用する車輌に掛かる減価償却費、維持費、公租公課および燃料費は契 約単価に含むものとする。 第3章 その他 (1) 原則として運転手は専属1名、車輌も専属1台とするが、諸事情によりやむを得ない 場合は、運転手及び車輌の就業時間中の途中交代を可とする。 (2) 請負者の過失により、当初予定していた配車の手配がなされなかった場合、他の交 通手段で機構が負担した立替金については、請負者が負担すること。 (3) この仕様書に定めのない事項または疑義のある事項については、機構担当者と協議 を行い決するものとする。 以 上 2
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