【まなび】と【であい】のネットワーク１﹁明治維新の敵同士だ﹂︱出身県を聞いて突然叫んだトランペットの葛城さんは会津出身、お隣でニコニコ聞いてるサックスの竹下さんは熊本出身。その敵同士が音楽の世界で協力し合って、来年３月、やまばとホール閉館を惜しみ、仲間とともに﹁記念コンサート﹂を開く。お二人が知り合ったのは、昨年まで５年間続いた公民館の﹁ビッグバンド養成講座﹂。５年目から参加された歳の葛！！ 61 城さんは、定年前にトランペットを習い始めたばかり。囲碁、釣り、アマチュア無線と趣味も多く、最近は指文字にも挑戦。ダジャレ連発、陽気で笑顔がかわいい︵と言っては失礼でしょうか︶﹁芸事が好き﹂な多摩市民。高校時代からブラバンに関わりサックス歴の長い竹下さんは、インターネットで知ったこの企画に﹁広いホールで吹けていいな﹂と４年目から参加。デザイン関係の仕事をされる素敵な青年！に見える歳のスマートな渋谷区民。その他メンバー、３分の２が主婦だが、男女の別なく職業も楽器歴も様々。年齢は中３の歳から歳と、限りなく幅広い。そんな仲間が、﹁養成講座﹂時代は、ダンディな佐藤先生と理論派の山口先生のご指導の下、厳しい練習を乗り切り、演奏を楽しみ、音を編み出し、重なった音に酔いしれる喜びをあじわってきた。今回の﹁やまばと (隔月発行) 編集：たのしいまち編集委員発行：多摩市立永山公民館〠206-0025 多摩市永山 1-5 042(337)6661 FAX042(337)6003 多摩市立関戸公民館〠206-0011 多摩市関戸 4-72 042(374)9711 FAX042(339)0491 さよならコンサート﹂の企画に当たり、参加者を募ったところ、と。﹁慰問とかしてみたい。﹂早咲きの桜が咲く頃、市民をつないできた役目を終え、年の歴史を閉じるやまばとホールに、時に明るく時にしっとりと、優しい音色が捧げられることだろう。＊最後に、ちょっと楽しい葛城語録から。 < ﹁若い人にとって音楽は自分の宇宙。なる趣味。﹂トランペットはいつも端っこ。ライトは暗い。もてた例がないね。﹂ etc. etc. 人近くが集まった。練習開始曲中５曲が新曲。なと音楽を楽しむこたちだけでなくみん下さんの夢は、自分サックスを選んだ竹辺貞夫︶にあこがれ﹂﹁世界のなべさだ︵渡と葛城さんは言う。楽しくやれればいい。﹂﹁曲の雰囲気を覚えてのはこれからだが、竹下さん選曲３０１０オヤジにとっては単３５竹下和希氏(左)・葛城勲造氏(右) やまばとホールさよならコンサート実行委員会 ) < > > ２・３頁永山・関戸公民館事業紹介４頁多摩市の商店会イベント紹介、俳句、﹁たのしいまち﹂うた５頁投稿﹁とんだ英語﹂、公ちゃん・民ちゃんの公民館ってどんなとこ？６頁冬のどなた、メモランダム﹃泣く﹄ブーム？！信通館民公 15 47 65 < > < > (