平成28年2月5日 報 道 発 表 資 料 第67回川崎市都市計画審議会について 第67回川崎市都市計画審議会が平成28年2月5日(金)午後1時から開催され、同審議会(会長 岸 井隆幸)は、川崎市長から諮問された議案について審議を行い、原案どおり答申しました。 ※各案件の概要は市ホームページにも掲載しております。 1 議案の概要 (1) 都市計画議案 ア 川崎都市計画地区計画の決定(川崎駅東口駅前地区地区計画) 川崎駅周辺地区は、「川崎駅周辺総合整備計画」において、本市の広域拠点として、まちづくりを適 切に規制・誘導するとともに、都市基盤の整備や公共公益施設の再配置などを推進するとしております。 また、「都市計画マスタープラン」では、「商業業務エリア」として、商業・業務・文化・交流・研 究開発等の諸機能の集積と良好な都市型住宅の建設を適切に誘導し、土地の計画的な高度利用を図り、 質の高い複合市街地の形成を目指すとしております。 こうした広域的な位置付けのある川崎駅周辺地区の一部を構成する本地区は、大規模商業施設や業務 ビルが立地する他、老朽化した店舗が建ち並び、土地の高度利用が図られていない状況があり、老朽化 した建築物の機能更新や優れた都市景観の形成が求められています。 こうしたことから、本件は、川崎駅東口駅前地区約 6.4ha において、本市の広域拠点にふさわしい複 合的な都市機能の集積と良好な市街地環境の形成を目指して、地区計画を決定するものです。 イ 川崎都市計画道路の変更(1・4・1号 横浜羽田空港線の変更) 都市計画道路横浜羽田空港線は、首都圏の自動車交通の大動脈として、人や物流の交通を支える主要 幹線道路の一つであり、昭和39年6月の都市計画決定以来、現在までに総延長約6,560mが完成 しております。 本路線のうち、川崎区大師河原字上殿町耕地を通る区間にある高速大師橋は、昭和43年11月に開 通して以降、40年以上が経過しています。累積する自動車交通量により、構造物の損傷が多く、補修、 補強を繰り返し行っておりますが、今後の長期的な安全性を確保するための抜本的な対策として、高速 大師橋の更新(造り替え)が必要です。当該橋梁の更新に際しては、現行の道路構造令の基準に則した 道路幅員に変更する必要があるため、都市計画道路横浜羽田空港線の川崎区大師河原字上殿町耕地先の 約240mの区間について、都市計画区域を変更するとともに、都市計画法施行令の一部を改正する政 令(平成10年政令第331号)の施行に伴い、車線の数を定めるものです。 2 今後の手続き 都市計画議案ア∼イついて、都市計画決定及び変更の告示を行います。 (問合せ先 川崎市まちづくり局計画部都市計画課 電話 044−200−2710)
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