電子速報 を通過したが、日本の領域内へ の落下は確認されず、防衛省は 破壊措置を実施しなかった。北 朝鮮による長距離弾道ミサイル 発射は2012年 月以来。 国連安全保障理事会で北朝鮮 の4回目の核実験に対する制裁 12 中国遼寧省丹東側から撮影した、北朝鮮側から打ち上がる 事実上の長距離弾道ミサイルとみられる飛行体=7日8時 31分ごろ(日本時間同9時31分ごろ)(共同) 11 (ひしょう)を継続した。米軍は ミサイルが宇宙空間に到達した ことを確認した。太平洋の落下 地点は北朝鮮が予告した地点の 外だった。 北朝鮮は2日、国際海事機関 (IMO)などに地球観測衛星「光 明星」を8~ 日の間に打ち上 げると通報、その後、期間を7 ~ 日に前倒しした。日本は自 衛隊の海上配備型迎撃ミサイル (SM3)搭載のイージス艦を日 本周辺海域に展開するなど、警 戒監視を強化していた。 北朝鮮指導部には、 年ぶり に5月に開く朝鮮労働党大会に 向けて金正恩(キムジョンウン) 第1書記の権威を高めるととも に、核・ミサイル開発に突き進 む方針を誇示し、米国を威嚇す る狙いがありそうだ。 北朝鮮は 年 月 日、衛星 運搬ロケット「銀河3号」とし て長距離弾道ミサイル「テポド ン2号」改良型を発射した。 (共同) 沖縄上空を通過 31 12 25 (詳細は 14 36 日付朝刊で) 12 安 保 理 決議違反 北朝鮮 ミサイル発射 北朝鮮は7日午前9時 分ご ろ、北西部東倉里から弾道ミサ イルを南方に発射した。日韓両 政府が明らかにした。「人工衛星 打ち上げ」として予告していた 事実上の長距離弾道ミサイルと みられる。ミサイルは沖縄上空 決議が議論されるさなかでの発 射で、日米韓が強く非難した。 既存の安保理決議は北朝鮮に「弾 道ミサイル技術を使った全ての 発射」を禁じており、今回の発 射は決議違反に当たる。複数の 安保理筋によると、日米韓は安 保理に緊急会合開催を 共同で要請した。7日 午前 時(日本時間8 日午前1時)に開く方 向で調整している。 日本政府は北京の大 使館ルートを通じて北 朝鮮に抗議した。安倍 晋三首相は「明白な安 保理決議違反で、国際 社会と連携して毅然 (きぜん)として対応 する」と表明。政府は 国家安全保障会議(N SC)を首相官邸で開 催した。 政府によると、今回 のミサイルは五つに分 離し、四つは朝鮮半島 の西約150キロの黄 海と南西約250キロ の東シナ海、日本の南 約2千キロの太平洋に 落下したとみられる。 残る一つは南方に飛翔 12 8 2016 年 2 月 7 日 ( 日 ) 発行:宮崎日日新聞メディア企画部 http://www.the-miyanichi.co.jp 〒880-8570 宮崎県宮崎市高千穂通 1-1-33 【 購読申し込み 】 ☎ 0120-37-3821
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