安保理決議違反、非難必至

電子速報
みられる。ミサイルは沖縄上
空を通過したが、日本の領域
内への落下はこれまで確認さ
れず、防衛省は破壊措置を実
施しなかった。北朝鮮による
長距離弾道ミサイル発射は2
安保理決議違反、非難必至
北朝鮮 ミサイル発射
北朝鮮は7日午前9時 分
ごろ、西岸から弾道ミサイル
を南方に発射した。日本政府
が発表した。「人工衛星打ち
上げ」として予告していた事
実上の長距離弾道ミサイルと
012年 月以来。
などに地球観測衛星「光明星」
菅義偉官房長官は記者会見 を8~ 日の間に打ち上げる
で「北朝鮮に厳重に抗議し、 と通報、その後、期間を7~
強く非難する」と述べた。
日に前倒しした。日本は自
日本政府によると、ミサイ 衛隊の海上配備型迎撃ミサイ
ルは五つに分離し、四つは朝 ル(SM3)搭載のイージス
鮮半島の西約150
艦を日本周辺海域に展開する
キロの黄海と南西約
など、警戒監視を強化してい
250キロの東シナ
た。
海、日本の南約2千
北朝鮮指導部には、 年ぶ
キロの太平洋に落下
りに5月に開く朝鮮労働党大
したとみられる。太
会に向けて金正恩(キムジョ
平洋の落下地点は北
ンウン)第1書記の権威を高
朝鮮が予告した地点
めるとともに、核・ミサイル
外だった。
開発に突き進む方針を誇示
国連安全保障理事
し、米国を威嚇する狙いがあ
会で北朝鮮の4回目
りそうだ。
の核実験に対する制
北朝鮮は 年 月 日、衛
裁決議が議論される
星運搬ロケット「銀河3号」
さなかでの発射で、
として長距離弾道ミサイル
日米韓など国際社会 「テポドン2号」改良型を発
が激しく非難するの
射した。(共同)
は必至。既存の安保
理決議は北朝鮮に「弾
道ミサイル技術を
(詳しくは 日付朝刊で)
使った全ての発射」
を禁じており、発射
は決議違反に当たる。
北朝鮮は2日、国
際海事機関(IMO)
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2016 年 2 月 7 日 ( 日 )
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中国遼寧省丹東側から撮影した、北朝鮮側から打ち上がる
事実上の長距離弾道ミサイルとみられる飛行体=7日8時
31分ごろ(日本時間同9時31分ごろ)(共同)
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