Arcserve Backup r17 新機能ガイド

Arcserve Backup
Arcserve Backup r17 新機能ガイド
Arcserve Backup r17 の新機能
Arcserve Backup r17 は、詳細レベルのリストア ユーティリティの提供や Windows 10 や VMware vSphere 6.0
などの最新のプラットフォームに対応しています。さらに、統合テープ管理モジュールの提供などさらな
る統合管理機能の強化と使い勝手の簡単さを追求した機能が追加されています。
詳細レベル リストア ユーティリティの提供
Microsoft Exchange Server の詳細レベルリストア ユーティリティを提供します。Exchange Server のメールや
メールボックス、フォルダ、メッセージ、添付ファイル、タスクなどの詳細アイテムを個別にリストアで
きるようになりました。この際にバックアップ時のカタログ作成が不要になるため、バックアップ時間も
短縮できます。なお、本ユーティリティは Arcserve UDP でも利用できます。
VMware vSphere の最新環境に対応
VMware vSphere 6.0 Update 1 と VDDK 6.0 Update 1 をサポートします。この最新 vSphere 環境への対応によ
って、仮想ディスクごとに仮想ボリュームを作成することで仮想環境の管理をシンプルにする VVOL*3 構成
の仮想環境でも運用や構成を変えることなくバックアップできるようになりました。
大容量のディスクに対応
バックアップ元とバックアップ先として、1 セクタあたりのサイズが 4KB となる「4K ディスク」にネイテ
ィブに対応し、4TB 以上の大容量 HDD の利用が可能になりました。
高速、大容量のテープドライブに対応
LTO-7 テープ装置と LTO-7 テープに対応します。非圧縮で 6.0TB、圧縮時には最大 15TB までと、LTO-6 の約
2 倍のバックアップデータの高速な保存が可能です。
統合管理と簡単さの強化
統合テープ管理モジュールが提供されます。これによって、スケジューリング、監視、復旧ポイントのテ
ープへの移行(アーカイブ)が直接 UDP コンソールから実行できるようになります。また、統合インストー
ラから、インストールしたい製品をクリックするだけで 1 度にインストールができます。
Arcserve Backup
Windows 10 への対応
Client Agent for Windows、Agent for Open Files、Agent for Virtual Machines が Windows 10 に対応します。加
えて、VMware のエージェントレスバックアップも vSphere 6.0 の Windows 10 仮想マシンに対応します。
その他の新機能と最新のプラットフォームへの対応

JRE 1.8 を搭載しています。JRE 1.8 はセキュリティと不具合が修正された最新のリリースです。

NetApp Data ONTAP 8.3 ファイラーの NDMP バックアップに対応。直接テープ装置に接続された 2 ウェ
イ、3 ウェイの NDMP とバックアップサーバへの NDMP ボリュームのファイラー-2 サーバのバックア
ップが可能になりました。NetApp(c-mode)のクラスタにも対応しています。

デフォルトのデータベースとして Microsoft SQL Server Express 2014 SP1 を搭載しました。Arcserve UDP
と同じデータベースを使うことで、Arcserve Backup と UDP のコンソールを同一のサーバで使用する場
合に、バイナリの共有、ディスクスペースの節約が可能になります。
詳細は、 www.arcserve.com/jp 製品ページをご覧ください。
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