新潟県報道資料 平成28年2月8日 県民生活・環境部廃棄物対策課 「第2次新潟県資源循環型社会推進計画」 (案)について ご意見を募集します 県では、循環型社会の実現に向けた施策を効果的かつ計画的に進めるため、「新 潟県資源循環型社会推進計画」を策定しています。 現在の計画が平成 27 年度で終了するため、平成 28 年度以降の新たな計画として 「第2次新潟県資源循環型社会推進計画」を策定することにしています。 今回、計画(案)を作成しましたので、県民の皆さんの御意見を募集し、計画策 定の参考とします。 1 意見募集期間 平成 28 年2月8日(月)~2月 29 日(月) 2 「第2次新潟県資源循環型社会推進計画」(案)の入手方法 県庁のホームページに掲載 (2) 県庁行政情報センターでの閲覧、配布 (3) 地域振興局での閲覧、配布 3 (1) ご意見の提出方法・提出先(様式自由) 氏名、住所、電話番号を明記の上、郵便、ファクシミリ、電子メールのいずれ かで提出してください。 (1) 郵便 〒950-8570(住所記載は不要) 県民生活・環境部廃棄物対策課資源循環推進係 (2) ファクシミリ 025-280-5740 (3) 電子メール [email protected] 本件についてのお問い合わせ先 廃棄物対策課資源循環推進係 〔担当〕児玉、陶山 (直通)025-280-5160(内線)2502 新潟県資源循環型社会推進計画(案)の概要 【方向性・目標】 基本理念 資源を大切にする循環型の地域社会づくり ~循環型ライフスタイルの定着に向けて~ 現計画(H23-27)の成果(現状)と課題 一般廃棄物 一般廃棄物 一般廃棄物の排出量等の推移 1,500 25% 22.6% 1 人1,400 1 日 排 出1,300 量 ( 23.2% 20% 再 生 利 用 15% 率 ・ 最 9.8% 終 10% 処 分 率 10.2% グ ラ1,200 ム ) ○ 市町村のごみ処理の有料化の拡大、分別 収集の進展等により、排出量の削減、再生 利用率の向上、最終処分率の低減が進ん できたが、やや頭打ち傾向 ○ 1人1日当たりのごみ排出量は、全国平均 と比べると多いが、これは再生利用される資 源ごみが多いことが主な要因 ○ 老朽化した一般廃棄物処理施設の計画 的な更新・改修、水銀対策等新たな課題へ の適切な対応が必要 次期計画(H28-32)の施策の方向性と目標 1,095 1,100 1,039 1,000 5% 0% H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 1人1日当たり排出量 再生利用率 ○ 県民・市町村によるごみの分別などの再生利用の取組を 維持しつつ、更なる排出量の削減を目指す。 [次期目標] ・ 国の基本方針、県内市町村の取組状況・今後の施設整備 計画等を勘案し設定 H25実績 目標 本県 全国 (H32) 1人1日当たりの 1,039g 958g 957g以下 ごみ排出量 (除 再生利用) ( 798g) (760g) (700g以下) 再生利用率 23.2% 20.7% 27.0%以上 最終処分率 9.8% 10.1% 8.8%以下 最終処分率 産業廃棄物 産業廃棄物 産業廃棄物の排出量等の推移 1,200 1,100 60% 排 出 1,000 量 ) 万 ト 900 ン 47.7% 45.3% 44.7% 43.9% 941 ( ○ 事業者による減量化、再生利用の取組が 進み、本県の最終処分率の低さは全国上位 ○ 安定的な処分容量確保のため、公共関与 による最終処分場の整備が必要 ○ 優良事業者の育成、水銀対策等新たな課 題への適切な対応が必要 849 818 791 800 700 5.2% 3.9% 再 生 50% 利 用 率 40% ・ 最 終 30% 処 分 率 20% 10% 1.8% 1.9% 600 0% H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 排出量 再生利用率 最終処分率 ○ 事業者の減量化、再生利用の取組を支援し、現状の全国 上位の最終処分率を維持する。 [次期目標] ・ 国の基本方針、事業者の動向(アンケート調査)や経済指 標の推移等を勘案し設定 排出量 再生利用率 最終処分率 H25実績 本県 全国※ 8,491千t 379百万t 47.7% 54.7% 1.9% 3.5% ※全国はH24実績 目標 (H32) 8,745千t以下 49.0%以上 1.8%以下 新潟県資源循環型社会推進計画(案)の概要 【方向性・目標】 基本理念 資源を大切にする循環型の地域社会づくり ~循環型ライフスタイルの定着に向けて~ 現計画(H23-27)の成果(現状)と課題 次期計画(H28-32)の施策の方向性と目標 不法投棄対策 不法投棄対策 ○ 産業廃棄物、一般廃棄物ともに、不法投棄の発見件数、発見量は年々減少 産業廃棄物の不法投棄件数等 一般廃棄物の不法投棄件数等 20,000 16,000 投 棄 量 12,000 ・ 撤 去 8,000 量 80 ト 4,000 ン 20 投 棄 量800 ・ 撤 去 量 400 ト ン 件 投棄量 撤去量 発見件数 0 1千 件 ) ) H6 H7 H8 H9 H10H11H12H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26 2発 見 件 数 ) ( ( ) 60 発 見 件 40 数 3 ( 1,200 ( 100 0 ○ 不法投棄防止の啓発や早期発見の努力を積み重ね、 不法投棄ゼロを目指す。 0 0 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 投棄量 撤去量 発見件数 新潟県資源循環型社会推進計画(案)の概要 【目標達成に向けた施策の3本柱】 ◎は新規又は重点取組項目 3Rの推進 適正処理の推進と処理基盤の整備 不法投棄対策の推進 減量化、再生利用の取組を更に推進 し、最終処分量の削減を図るため、県 民、事業者、NPO・関係団体、市町村な どと連携・協力して、3Rの取組を推進 現在の取組を基本に、新たな課題にも適切 な対応を進めるとともに、災害廃棄物の処理 体制の強化、安定した埋立処分容量の確保に 向けた取組を推進 不法投棄の未然防止や早期発 見の努力を積み重ねながら、最 終的に不法投棄ゼロを目指す。 3R推進に向けた啓発・県民運動の推進 一般廃棄物の適正処理の推進と処理基盤の整備 未然防止の充実・強化 ◎ 3R推進県民運動の展開 (2R(リデュース、リユース)に比重を置いた啓発) ○ 3R啓発事業・環境教育の推進 ○ 地域で循環する3R活動の取組拡大 ○ 一般廃棄物の適正処理 ◎ 水銀含有製品、適正処理困難廃棄物等の適正回 収・処理の推進 ○ 一般廃棄物処理施設の計画的な更新・改修 ○ 一般廃棄物処理施設の適切な維持管理 ○ 地域の実情に応じた汚水処理施設・設備の整備 推進 ○ 海岸漂着物対策の推進 ○ 県民・事業者への啓発活動の充 実・強化 ○ きめ細やかな事業者指導 廃棄物の発生抑制、循環的利用の推進 ○ 生活に伴う廃棄物の発生抑制、循環的利 用の推進 ○ 事業活動に伴う廃棄物の発生抑制、循環 的利用の推進 ○ バイオマスの利活用の推進 ○ 各種リサイクル法の円滑な取組推進 災害廃棄物の適正処理の推進と処理基盤の整備 ◎ 災害廃棄物処理計画の策定支援 ○ 災害時の廃棄物処理体制の整備 ◎ 大規模災害時の広域処理体制の整備 循環型社会ビジネスの促進 産業廃棄物の適正処理の推進と処理基盤の整備 ○ 3Rに取り組む事業者の育成強化 ○ 再生品等の利活用推進 ○ ◎ ○ ◎ 監視・指導の強化、優良化の推進 有害物質対策 民間処理施設の整備促進 公共関与による廃棄物広域最終処分場の整備 早期発見・早期対応の促進 ○ 監視強化 ○ 県民総ぐるみの監視体制の充実 ○ 関係機関との連携の推進 原状回復の推進 ○ 不法投棄廃棄物の原因者による撤 去指導の徹底 ○ 地域住民や団体と連携した撤去の 推進 ○ 行政代執行の的確な実施
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