P-D-C-AのA(アクション) Actionとは

PDCA---A-アクション
MBA
カタカナ英語 用語解説
VERI & heso's Management
アクション(Action)とは
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最も能動的(active)な言葉で、実際に何か
をすることがアクション(Action)です。
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PDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルにお
いて、ドゥーは、策定プランの通りに
「行う」ことです。アクションは、計画
と行動成果をチェック(照合・検査)し
た結果に対して、覚悟を持って「手を打
つ」ことです。
アクション(Action)
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アクションとセットになる言葉はセオ
リー(theory -- 理論・学説)です。
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ビジネスやマネジメントは実践の問題で
すが、一方でそれを理論が支えています。
ですから、アクションの背景にはセオ
リー(計画性と柔軟性、最適化などの理
論・学説)があります。
アクション(Action)
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アクティブ(能動的)の反対語はパッシ
ブ(受動的)です。そして、アクション
の反対語はパッション(Passion : 情熱・激
情・キリストの受難)です。
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パッションをもってアクションを取って
いく人がリーダーですが、パッションは
目に見えるものではないので、実際に
フォロワーが見ているのはリーダーの一
挙手一投足、つまりアクションです。
アクション(Action)
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リーダーのアクションに含まれる「己(おの
れ)」という漢字は、次の通り。
1.ことを 「起こす」
2.周りを 「巻きこむ」
3.経営資源と気持ちを「配る」
4.常にたゆまず「改める」
5.大きく 「包む」
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つまり、リーダーのアクションは、己が能動
的に人間社会に働きかけ、冷静にチェックし
ながら成果に向けて手を打っていくことです。
アクション(Action)
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アクト(act)は、動詞では「行う」、名詞で
は「演劇」です。
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アクター(actor : 役者)はシアター(劇場)
で演じます。この意味では、ビジネスの
舞台でアクションをうまく取ることがで
きる人は良い成果を実現できる、という
ことに通じます。
(参考:杉浦正和著「MBA単語帳」)
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