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教育長定例記者会見年頭あいさつ
(教育長)
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本日は,平成27年になって最初の定例記者会見です。本年もよろしくお願い
いたします。
年頭に当たりまして,一言ごあいさつ申し上げます。
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12月の会見でお伝えしましたように,本年から,いよいよ「広島版『学びの
変革』アクション・プラン」の実現に向けて全県で取り組んで参ります。
これからの時代は,グローバル化,少子高齢化が急速に進み,非常に先行き不
透明な社会です。
こうした社会の変化に対応できる人材の育成,いかなる場所にあっても,生涯
にわたって主体的に学び続け他者と協働して新しい価値を生み出すことのでき
る人材を作ろうということが,「学びの変革」アクション・プランの趣旨です。
これまで知識の量が重視されてきたのですが,知識の量を求める受動的で教師主
導の,ある意味では浅い学びから,知識の構造化する,認知心理学で知識は構造
化されて頭に蓄積されていくんだと言われていますが,そういう知識の構造化を
重視する能動的な学び,学習者中心の深い学びである「主体的な学び」へ変革し
ていこうとするものです。
この取組を通して,本県教育の目標である「広島で学んで良かったと思える日
本一の教育県の創造」に向けた歩みを,一層進めていきたいと考えております。
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ところで,平成26年度も,様々なことに挑戦している子供たちが,これまで
に今の時点で,のべ421人,教育長室を訪ねてくれています。昨年度は3月ま
でで504人でしたので,昨年度を上回りそうです。
折に触れて,記者の皆さんにもたくさん取材していただき,テレビに取り上げ
られたり,新聞に載ったりして,子供たちは元気をもらって,非常に励みになっ
ております。また,個別にインタビューをしていただき,すごく良い経験となっ
ております。ぜひまた機会があれば,取材をしていただければと思います。何よ
りも「子供たちに元気を!」ということで,教育長室に来ることを奨励していま
す。子供たちは最初は緊張していますが,だんだん話をしていくと「本当によか
った」と言い,学校に帰ってからも全員の励みになったと聞いております。また,
それは指導をしてきた学校の先生方にも元気を与える状況ですので,ぜひ取り上
げてもらえば,子供たちの大きな力になるのではないかと思っております。私も
そういう意味で進めていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
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本年もよろしくお願いいたします。