第5回サイエンス・インカレ FIT ポケットラボから 2チームがファイナリストに! 文部科学省主催の「第 5 回サイエンス・インカレ」の書類審査を本年度も通過(4 年連続)し、 福岡工業大学は FIT ポケットラボの 2 チーム 4 人がファイナリストとして出場が決定しました。 昨年の春に自らの手でスタートさせた自主研究を、来る 3 月 5 日(土) ・6 日(日)に神戸国際会議 場で発表いたします。 ※『サイエンス・インカレ』は、全国の自然科学系の学部生等に、自由な発想に基づく自主研究を発表する場を設けることにより、 その能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探究能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人 材を育成することを目的とし、文部科学省主催で毎年開催されています。 『FIT ポケットラボ』は下戸准教授、丸山准教授、原未希子さん(修士 1 年)の指導のもと、研究室へ配属前の学生が、先輩学生の 指導を仰ぎながら自主的に研究活動に打ち込むことのできる、情報システム工学科独自の取組みのことです。サイエンス・インカレ で成果を研究発表することを最終目的としていますが、地域のイベント等にも参加しています。 STEM 教育の考えに基づく高大連携授業の教育効果 吉武柚希さん(3 年:筑紫中央高) 坂本拓之さん(3 年:福岡西陵高) 現代社会の教育において。高大連携が注目されている。しかし,両校の 考えが異なっていたり、教員が通常業務以外に時間を確保できなかったりと いった事情により相互連携した取組みは少ない。一方で、国際競争力強化の ために STEM 教育が国際的に加速している。そこで本研究では,大学の技術 を継承するために、医療・福祉分野においても盛んに用いられている「生体 情報」を対象とした教材を開発し、STEM 教育の考えに基づく高大連携授業を 実践し、得られる教育効果や高大連携について考察した。 拡張現実感を用いた味覚操作システムの開発 中野萌士さん(2 年:福岡工業高) 津田英知さん(1 年:中間高) 例えば、ラーメンが大好物にも関わらず、クローン病という難病により食 べられない現実がある。ラーメンの画像を見ながらうどんを食べてみても、 ラーメンを食べている感覚にはならない。そこで,AR 技術を用いることで、 好きなラーメンを食べている感覚に陥らないかと考えた。さらに,食物アレ ルギー患者でも、食べ物の見た目を変えることで、好きなものを味わえる可 能性があると考え、拡張現実感を用いた味覚操作システムの開発を行った。 実験の結果、開発したシステムを使用することで、ユーザーに AR 表示して いる食べ物を食べているような感覚にすることができる可能性が認められた。 この件のお問合せは広報課へ 掲示期間 H―27-252 1 月 29 日~2 月 17 日
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