私 た ち に も で き る「 食 育 」

わたし
み
ち
そ じょうぞうじょう
い
き
せんむとりしまりやく
やまもと
みきお
市内の直売所情報
■問合せ …
農政課
の市」
(大町4・5)
、
「三・八の市」
(中央2・3)
、
「一の日市」
(柿崎区) 直売所もあります。
み な
市内にある地元の新鮮な農産物や
加工品の直売所を紹介します。
やすづか
専
山
幹
務
取
締
役
本
雄さん
㈾山本味噌醸
造
場
入れをはじ め、学校や地域イベン
川原物産館、
山本ぶどう園 ●大島区…大島青空市場 ●安塚区…雪
地域の皆さんにこそ使ってほしい
ただいています。地域の人に愛用
な お え つ ち い き
私は、直江津地域でみその製造・
トでのみそ造り体験教室も行って
じょうえつ
います。そのような機会を通じ て
さ れ、お い し い と 言 っ て も ら え た
はんばい
ら、原 材 料 を 生 産 す る 地 元 農 家 の
皆さん に食に関心を持ってほしい
ふく
皆 さ ん を 含 め、私 た ち 食 の 作 り 手
販売をしています。上越市産の米、
大豆を使い、安全・安心にこだわっ
む て ん か
た無添加の
ですね。
はげ
えいいち
栄一さん
は、
この地域での生産活動への励み
ひらさわ
平澤
になります。
副会長
今後も長く愛される商品づくり
ふきゅう
と地元産品の普及に努めたいです。
また、当社では工場見学の受け
上越の食を育む会
るような工夫をしています。
よしかわ
上越食育ネットでは、会員が食
育コーディネーターとなり、食を通
てくる味の感想や会話が、食べて
の皆さん がメニューの考案に苦労
市 で は、上
越産品(農産
ニューに変え、食べる工夫をする。
(例:生野菜サラダをみそ汁の具材へ)
しる
食事の際は、味わうとともに、彩りや盛り付けを楽
いろど
しみながらいただく。
のぼり
旗が
目印
域も元気であり続けるために。
けい
に取り組んでみませんか。人も地
た い」と 感 じ ら れ る 身 近 な「食 育」
皆さんも毎日の食生活に地産地
消を取り入れ、「おいしい、
また食べ
向上、消費拡大に努めています。
を実施するなど、
上越産品の認知度
じっし
「上越野菜」消費拡大キャンペーン
し、これまでにスタンプラリーや
載しています。また、認定店と協力
さい
定し、一覧を市ホームページに掲
いちらん
しています。現在、135店舗を認
てんぽ
「上越市地産地消推進の店」に認定
にんてい
扱う市内の小売店・飲食店などを
あつか
を目的に、
上越産品を積極的に取り
けいしょう
ちく
物・水産物・畜
残った料理や苦手な料理は、別のメ
さん
しているのではないでしょうか。
夫する。
たんしゅく
知る身近な「食育」の取り組みであ
加工食品は上手に活用し、盛り付けや食べ方を工
きょうど
じた知識や健康づくりなど「食育」
下味をつけておく。
かくだい
産物・加工品)
地産地消の推進を
みなくち
そこで時間短縮の調理方法をお伝
だるま物産館 ●各地域…上越の朝市「二・七の市」
(大町3)
、
「四・九
※通年営業していない
かきざき
みそは、学
校給食でも
利用してい
身近な直売所の利用が地産地消に
た農産物の販売も担っています。
生産者と消費者が集える身近な
直売所の運営が地産地消につなが
なかごう
みやざわくり
うらがわら
ふくだいらながさか
す い し ん
橋かかし市 ●大潟区…朝日池「むら市場」 ●吉川区…農産物直売所
おおがた
にな
採 れ た ての 農 産 物 を 農 家 の 皆 さ
はんにゅう
んが直接搬入するので、安くてお
上越の食を育む会では、多くの
皆さんに「おいしく、
楽しく食べるこ
と」を伝える活動 を進めています。
るので、こうした直売所がもっと
増え、多くの皆さんに
しんせん
いしい新鮮な野菜や加工品がそ
ろっています。販売方法も、生産者
利用していた
四季菜の郷、
こうぞう畑直売所、
福平長坂野菜直売所 ●浦川原区…浦
さと
私は、この活動の一つにもなる農
業生産法人㈲朝日池総合農場で、
の顔や名前を紹介することで、消
だけたらう
かくにん
久枝さん
北代ぶどう園、
宮沢栗農園 ●清里区…ばあちゃんの家 ●中郷区…板
きただい
しょうかい
農 産 物 の 生 産 販 売 のほ か 、 農 業 体
費者は生産者を確認しながら購入
れしいです
こうにゅう
験の受け入れに取り組んでいます。
することができるので、生産者に
ね。
かくとく
松倉
ひさえ
とってはリピーター獲得につなが
上越食育ネット
まつくら
また、農家の皆さんの声を受け、
農産物直売所 を設け 、 地 元 で 採れ
楽しく調理し、おいしく食べよう
り湯ったり村 朝・夕市
(皆口)
●名立区…ふれあい野菜市、
うみてらす名立 ●三和区…
り、健康づくりでもあると考えま
めに食事を作るという点で、多く
代表
●合併前上越市…旬菜交流館あるるん畑
(大道福田)
、保倉偶数日青空市
(青野)
、
くわど
につながる情報発信に取り組んで
も
の生産・消費の拡大、郷土における
調理の際は、
冷蔵庫から出してそのまま使う。
えしますので、これを参考に楽し
ほぞん
す。
保存する。
います。私は学校栄養士としての
レンジで加熱し冷ましておく。
食文化の継承、食料自給率の向上
野菜は変色を防ぐため、
ゆでるか、電子
く調理し、おいしく食べていただ
だれ
小分けにした肉や魚などをメニューに応じて切り、
かんたん
どを小分けにする。
経験から、
「皆さんは、日常生活で
食材からイメージするメニューに合わせ、肉や魚な
けたらと思います。
季節に合った料理の食材を買う。
意外と簡単に『食育』に取り組んで
いますよ」と伝えています。
保育園や学校では、みんなで給
はず
食を食べることで会話が弾み、楽
買った食材はなるべく早く下処理をして、冷蔵庫で
しょり
しく過ごす時間が、子どもたちの
健やかな成長につながっています。
また、家庭や地域では、食事のと
きに「お向かいさんからいただい
うすあじ
た初物よ」「薄味って素材のうまみ
しく食べるコツ
調理の時間短縮とおい
ただ食べることは、誰でも簡単
にできますが、おいしく食べるた
が出て、おいしいね」など自然と出
販売者
直売所情報(平成28年1月現在)
だいどう
ぐうすう
しゅんさい
生産者
導者
食育指
6
2016 2・1 広報
7 2016 2・1 広報
れいぞうこ
がっぺい
私たちにもできる「食育」 〜地域で活動する3人に聞く〜
特集:人と地域を元気にする
「食育」