「化粧品開発のための技術と企画コンセプト構築のポイント」

「化粧品開発のための技術と企画コンセプト構築のポイント」
企業経験を生かし大学でご活躍する講師が語る実践化粧品科学講座
2016 年1月 28 日(木)13 時~16 時 30 分(受付 12 時 40 分)
◆場所:アルカディア市ヶ谷・私学会館(JR、東京メトロ・有楽町線・南北線、都営新宿線、市ヶ谷駅から徒歩 2 分)
TEL03-3261-9921
東京都千代田区九段北4-2-25
◆参加費:18,000 円(税込)
◆申込先:技術教育出版社
◆予稿集:受付にて配布いたします。
〒161-0034
東京都新宿区上落合 1-18-5
Tel/03(3951)1799
Fax/03(3951)1789
◆プログラム
13 時-13 時 45 分 「乾燥が起点となる皮膚トラブルをベースとしたスキンケア化粧品のコンセプト構築」
東京工科大学 教授 正木 仁
(神戸大学大学院理学研究科化学専攻卒。持田製薬㈱、㈱ノエビア、㈱コスモステクニカルセンターを経て現職)
皮膚は常に外環境ストレスの標的組織である。冬季の低湿度環境は、皮膚の乾燥を引き起こし角層に多くのカルボニ
ルタンパクの存在が確認されている。そこで、本稿では皮膚の保湿メカニズムについてレビューした後、皮膚の乾燥
と酸化の関係について解説し、酸化により誘導される皮膚トラブルに対するスキンケアコンセプトについて提案する。
13 時 50 分-14 時 35 分 「角層内セラミドに注目した新規保湿化粧品の開発と製剤化技術」
城西大学 教授 徳留嘉寛(静岡県立大学大学院薬学研究科博士前期課程修了。ポーラ化成工業(株)、武蔵野大
学薬学部薬学研究所助手・助教、城西大学薬学部准教授を経て現職)
角層セラミドは皮膚の保湿を考える上で重要な構成成分であるが,年齢とともに減少し,結果として皮膚は乾燥する
ことが知られている。セラミドを補充することで,保湿することが試みられているが,セラミドは脂溶性が高く,高
価であることから,我々はセラミドの前駆物質であるスフィンゴミエリンやグルコシルセラミドに着目した。本講演
では,スフィンゴミエリンやグルコシルセラミドの皮膚適用後のセラミド増加やそのメカニズムについて議論したい。
14 時 50 分―15 時 35 分 「色素斑形成のメカニズムに基づいた美白化粧品のコンセプト構築」
岡山理科大学 教授 安藤秀哉
(名古屋大学農学部畜産学科卒。サンスター㈱、㈱ディーエイチシー、エスティ・ローダー等を経て現職)
しみの原因であるメラニン色素は、メラノサイト内のメラノソームでチロシナーゼにより生成され、ケラチノサイト
へ受け渡される。しみを予防、改善するため、チロシナーゼ活性、ケラチノサイトによるメラノサイト活性化作用、
表皮ターンオーバーによるメラニン排泄作用、メラノソーム移送などが研究の対象とされてきた。最近では、メラノ
ソームの分解、ミトコンドリア活性などを視野に入れたコンセプトも見受けられる。
15 時 40 分―16 時 25 分 「育毛研究の最新動向と育毛養毛剤のためのコンセプト構築」
東京工科大学 教授 岩渕徳郎(東北大学農学部農芸化学卒、資生堂研究所、海洋バイオテクノロジー研究所、
マサチューセッツ総合病院/ハーバード医科大学
皮膚科学研究所を経て現職)
育毛剤に対するニーズは相変わらず高い。そうした中、育毛剤市場は医薬品が主流になり、従来の主流であった医薬
部外品育毛剤は以前ほどの勢いは感じられない。本講では今後の医薬部外品育毛剤のコンセプトを考えてみるととも
に、育毛薬剤の探索の考え方について、技術的視点を含めて解説してみたい。
申込書
化粧品開発のための技術と企画コンセプト構築のポイント
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」
(申し込み締切り:1月 25 日(月)
:ただし会場の定員になり次第、締めきります。)