構造計画 コンパクトで効率的なプログラム計画 施工計画 環境計画 外構

44
(2/2)
20000
エントランスホール
88
11
11
4
313.44
110
126.5
30
Φ8
3,397
419.59
溶接金網Φ8, 30×30
53
10000
53
11
416
12
20
13.75
7
14.53
12
2.41
4
8.25
76.94
0
1000
0
大屋根ひろば
500
0
42000
5000
1000
3800
3800
5
3800
展望デッキ
000
3800
3800
37600
26600
3800
7000
3800
トイレ
2000
4000
730
24550
11000
0
5000
3000
1430
4000
4000
(GL-4000)
3500
11000
2000 1500
トイレ
4000
4000
11500
構造計画
現状の地形の高低差を活かしながら、周囲のランドスープに溶け込むように、各種プログラ
ムは地中に配置します。イベント時には多目的ホールとエントランスホールを一体的に利用
したり、可動式の壁によってしっかりと囲まれたホール空間に分節したりと、フレキシブルな
空間利用を可能にしています。
ステンレス溶接金網のメッシ
ュ屋根は、カテナリー状の膜の
ように重 力と張 力 の バランス
で形態を作り出しています。平
面的な大きさと敷地にあわせ
た形態に対し、風の流れと構
造合理性をバランスさせた最
適化によりメッシュの充実率と
形 状 を 決 定しています。素 材
のもつ構造的な特性とスケー
ルの操作により、風景に溶け
込む軽やかで合理的な形態を
生み出します。
野外ステージ
多目的ホール
EV
エントランスホール
観光情報
カフェ
閉鎖型利用
スタッフ
EV
器材収納
スタッフ
授乳
スタッフ
授乳
多目的
食品庫
EV
器材収納
授乳
多目的
トイレ
食品庫
器材収納
多目的
トイレ
室内全体利用
食品庫
トイレ
一体型利用
多目的ホール、エントランスホール、 エントランスホールを開放するこ
開閉式のパーティションにより、イベ
カフェ、観光案内などがコンパクトに とで、多目的ホールを拡張するこ
ント時などの一体的な利用を可能に
配置されます。
します。
とができます。
展望デッキ床:
ステンレス製溶接金網Φ8@30白塗装
5254.9
▽GL+9,000: 建物最高高さ
最小Φ100(両端部)
展望デッキ
9.7°
コンパクトで効率的なプログラム計画
テンション材:
スチールケーブル Φ 60
8000
29500
セキュリティ計画
植栽には、気候に合った潮風に強い樹種を選定し、屋島の自然と調和した風景
をつくりだします。また、敷地周囲の高低差に対しては、緩やかに繋ぐように造
成することで、敷地内に自由にアクセスできます。もともとの風景、視線の広が
りを尊重した、自然にやさしい外構計画です。
エントランスホール階と展望デッキ階は同時にセキュリティ管
理され、広場のレベルは来訪者に対して常時開放されていま
す。
また、景観を損ねることのない油圧式のエレベーターの利
用を計画しています。
常緑樹
落葉樹
展望デッキ
柱:
丸パイプΦ100〜Φ267. 4
Φ
オガタマノキ
60
ナナミノキ
シロダモ
エノキ
オオシマザクラ
大屋根ひろば
香川県で自生していて、気象条件、土壌条件にあった、現況植生に悪影響を与
えない樹種を選定します。
200
運営時間に合わせたセキュリティ計画
80
120
160
200
溶接金網の垂直方向への変形 (cm)
エントランスホール / 多目的ホール
変形図
200
800
敷地の地面で全て
圧接でジョイントする
53
200
杭基礎:
場所打ちコンクリート杭
Φ800 H20, 000
一枚の大きな溶接金網は、クレーンに
よってジャッキアップし柱に固定される
10
大屋根ひろば
柱/テンション材
支持部分:
200
1200×1200×1200
▽GL-4,000(=EL+280,480)
:エントランスホールFL
金属メッシュでできた半透明の展望
スペースが浮かび上がります
展望デッキ
(最高高さ)
球座支承
200
800
構造詳細図
周囲のランドスケープに溶け込む外構計画
N
トラックで工場から
敷地へ運搬する
環境計画
基礎梁:500×1200
40
工場で寸法 2.5m×10mの
ステンレス溶接金網を製作、
白塗装する
建物とEVは同時にセキュリティ管理されます
(両端部)
最小Φ100
0
ステンレスの溶接金網を繋ぎ合わせ、白塗
装し現場へ運搬できる 2.4m×10m程度
のサイズをつくります。敷地に運ばれた溶接
金網は、施工性を考慮し、地面で全て圧接で
ジョイントされ、42m×27mの一枚の台形と
なります。展望スペースを支える柱とテンシ
ョン材を建て込んだ後、クレーンで一枚の台
形の溶接金網をジャッキアップすることで、
浮遊した展望台が一気に立ち上がります。
エントランスホール
センダン
最大Φ267.4
構造上合理的で軽やかな形態
▽GL±0 : 大屋根ひろばFL
1:300
施工計画
広場は運営時間外も
市民や来訪者に開放されます
▽GL+7,000: 屋上デッキ最下部高さ
配置図
2000 2000 2000 2000 2000
外構計画
EV
5000
断面図
1:300