兵庫県海外事務所トピックス西オーストラリア州・兵庫文化交流センター Vol.22 2016.1.29 当センターが日本語能力試験を実施 12 月６日（日）、当センターは、全世界で一斉に行われる「日本語能力試験」（Japanese Language Proficiency Test： JLPT）をパース・モダン・スクールにて実施した。当事務所は、主催者である独立行政法人国際交流基金から当地での試験実施を受託している。「日本語能力試験」は、日本語を母国語としない人の日本語能力を測定して認定するもので、現在、全世界で約 70 万人が試験会場としたパース・モダン・スクール受験する世界最大規模の日本語試験となっており、日系企業等での社員採用や、昇パース会場の受験者数給・昇格にも活用されるようになってきている。試験は、最も難度の高いＮ１から初歩のレベル受験者数Ｎ５まで５つの級に分けて実施されるが、N1 Ｎ１ 21 では、ビジネス文書の理解力を測るなど、実Ｎ２ 40 践的な内容が中心で、日本人でもパーフェクＮ３ 43 トは難しいのではないかと思われるものにＮ４ 41 なっている。Ｎ５ 31 合計 176 今回、当地での受験者数は、前年の 103 人から 176 人へと大幅に増加した。これは、日本語及び日本文化への注目度が高まっていることの証左であろう。受験者は社会人、大学生が中心であるが、学校で日本語を学ぶ中学生・高校生も多かった。また、当事務所が実施している日本語講座等の受講者も、その多くが受験した。この度実施した試験は、全て東京の国際交流基金において採点され、２月に各受験者へ成績が通知される。当センターでは、引き続き「日本語能力試験」や日本語講座を含む多様な文化行事の実施を通じて、本県と西オーストラリア州の友好関係強化に努めることとしている。問い合わせ先西オーストラリア州・兵庫文化交流センター所長大西正高 TEL:+61(8)9385-9002 FAX:+61(8)9385-9005 E-mail:[email protected]