テンプレートファイルの設定方法

テンプレート無料版を利用したスタイルの設定法
テンプレート入稿の場合、テンプレートで指定されたスタイルを割り当てることが必要です。ダ
ウンロードしたテンプレートファイルにコピー・ペーストするだけではスタイルは割り当てられま
せん。次頁に示すような手順で、まずは項目毎のスタイルを割り当てて下さい。なお、テンプレー
トで指定されたスタイルを変更したり、追加したりしないで下さい。版下作成時にスタイルが反映
されなかったり、文字が表示されなくなります。
スタイルの項目は以下の通りです。
01_記事の種類
報文、総合論文、技術論文、アナリティカルレポートなど。
02_題目
和文題目と英文題目。
03_氏名
著者名。
04_英文 E-mail
英文要約の電子メール用。
05_要旨
和文要旨と英文要旨。
06_キーワードタイトル
“Keyword”用。
07_キーワード
キーワード用。
08_和文-所属+住所+E-Mail
1頁目下部の所属住所、E-Mail のボックス内用。
09_1 大見出し
“緒言”“実験”などの見出し用。
10_1・1 中見出し
大見出しに付随する見出し。“実験”項の“試料”など。
11_1・1・1 小見出し
中見出しに付随する見出し。
“試料”項の実試料名など。
12_謝辞見出し
“謝辞”用。
13_本文
見出し以降の本文用。謝辞もこのスタイルを使用。
16_文献見出し
“文献”用。
17_文献本文
文献用。
30_表タイトル
“TABLE”とそれに続くタイトル。
31_表中文字
表の中で使う文字用。
40_図番号
図に添付する、Fig.1、Fig.2 などの番号。
42_図キャプション
Fig. Caption の項目で使うキャプション用。
論文中で使用するフォントは題目や項目が和文:MS ゴシック、英文:Arrial で、それ以外は和
文:MS 明朝、英文:Times(Times New Roman)です。テンプレートで指定されています。
スタイルを指定した後、斜体や強調、下付き、上付きなどはスタイルシートの 50~56 に登録さ
れているスタイルを指定します。
50
51
52
53
54
55
56
上付き文字
下付き文字
斜体
太字
太字斜体
斜体上付き文字
斜体下付き文字
フォントで指定した斜体などの文字飾りは Word 上は斜体で表示されますが、版下作成時には反
映されません。必ずスタイルシートで定義されているものを使用して下さい。
論文の下書きをするときに、
“A”や“G”など使用頻度の高い文字を避け、
“gibbs”などと入力し
ておき、項目スタイルを割り当てた後に置換でまとめて変換する方が効率的です。置換ウィンドウ
を開き、オプションボタンをクリックすると置換という項目の中に書式というプルダウンメニュー
があります。この中からスタイルを選択すると設定されたスタイルを選択できるようになります。
■スタイル割り当て手順
Alt+Ctrl+Shift+S を押す
か、下図の赤丸部分をクリ
ックします。
ここをクリック
図のようにスタイルウィン
ドウが表示されます。
スタイルウィンドウ
他のワードファイルなどの
文章をコピーし、テンプレ
ートファイルにペーストし
ます(この時、文章はテン
プレートの形式に準じてい
ません)。
要旨の所に文章をペーストしました
(下のパラグラフより横幅が広くなっ
ています。これはテンプレートの形式
に準拠していません)
コピーした文章を選択し、
スタイルウィンドウから各
項目に相当するものを選択
します。
今回は要旨の所に文章をペースト
しましたので、「05_要旨」を選択
します
テンプレートの形式がテキ
ストに反映されます。
選択せずにスタイルを割り
当てると、カーソルの存在
している文(次の改行コー
ドまで)に対してはスタイ
ルが割り当てられますが、
改行以降の文にはスタイル
は割り当てられません。
下のパラグラフと同じフォント、横幅
になりました。これでテンプレートの
形式になりました。
下付き文字にしたいので、該当箇所を
選択し、「51_下付き文字」を選択しま
す
上・下付き文字や斜体など
の各項目に対して同様の操
作を行います(スタイルウ
ィンドウの 50 番以降に上・
下付き/斜体/太字などの設
定があります)
。
フォントで斜体や下付き
などの飾り文字を指定す
ると、版下作成時に反映さ
れなくなります。飾り文字
は必ずスタイルで設定し
て下さい。