切り文字&プリントステッカー注意事項

ステッカーおよびシール製品についての注意事項
各素材の成分表示は、あくまでも素材自体に対しての表示になります。お客様が製品を使用する物や場所・表面の状態や使用環境
および粘着成分との相性にもよりますが、使用場所への損傷や製品を貼った場所から剥がした際に下地加工などの剥がれや破損が
発生する場合がございますので、製品の使用によって発生する可能性があるリスクをご理解をいただいた上で、必ずテスト貼りを
行うなどしてから、自己の判断による自己の責任においてご使用ください。
尚、弊社にて制作したステッカーやシールの使用によって万が一にも生じたお客様への不利益につきましては、
弊社には一切責任がないものといたします。
素材には、化学成分が含まれておりますので、誤って口にしたりすると大変危険です。特にお子様が誤飲しないようにお子様の
手が届かない場所に保管をお願いいたします。また、作業後に出る素材カスもお子様が触れないように早めにゴミ箱等への
処分をお願いいたします。
ステッカーやシールを身体に貼ると化学成分や粘着成分で皮膚がかぶれたり、はがれたりなどの炎症や傷ができる恐れがあり、
最悪は生命の危険につながる場合もございますので身体へのご使用はおやめください。
ステッカーやシール素材の耐候年数は、あくまでもメーカーでの測定上の数値となります。実際の作業環境のチリやホコリ
温度や天候変化が急激に変わる環境 ( 劣悪環境)状況によっては、対応年数よりも早く日焼けによる表面変化や粘着成分の
劣化によるはがれが発生する場合がございます。作業環境や使用環境による素材の変質や劣化は不良の対象外となります。
また、一部の素材で発色の強いカラーは、蛍光灯でも色焼けがおこる場合がございますので、保管にもご注意ください。
ステッカーやシールで細い線や鋭角な角・粘着面が小さいものには、粘着力が強い素材であっても擦れたりで剥がれてしまう
場合があります。また、メーカー数値は、使用環境や施工状況を考慮しての数値ではありませんので、実際に粘着が安定する
数値以上に時間がかかったり、貼る際の施工方法によっては安定しない場合もあります。
ステッカーやシールが上手に転写シートに移らない場合には、転写シート側からコルクやスクレーパーなどで何回かこすり
裏返して台紙側を押しつけるようにゆっくり剥がすと綺麗に転写できる率が上がります。
※ステッカーの貼り方(画像付き)がご参考になるかもしれません。あくまでも一例になります。
ステッカーやシールを貼る下地にプリントされている合成板や塗装壁や板などは、貼り直しや剥がす際にプリント部分や
塗装面を一緒に剥がしてしまう場合がありますので、お勧めいたしておりません。どうしてもご使用の場合には、事前に
テストの上、下地の状態を確認してからご使用ください。
下地には、ステッカーやシール類を貼ることが禁止されている場合や粘着成分と相性が合わなくて剥がれる場合があります。
網入りガラスや特殊ガラスの場合にはステッカーなどを貼ることが禁止されている場合がございます。
ステンレス・スチール・アルミニウムに半透明や透明のシートを使用すると使用環境などの条件によって
粘着成分が劣化する場合があります。
ポリカーボネート・FRP・ウレタンなどの一部のプラスチック樹脂は転写後にステッカーやシールに気泡が
生じる場合があります。また、フッ素樹脂・ポリエチレン・ポリプロピレンなどは、粘着力と相性が悪いため
自然と剥がれてしまう場合があります。
下記の素材にステッカーやシールを使用するとフクレ、ハガレなどが発生する可能性があり、事前に十分な検討が必要です。
アウトガスを発生する基材:ポリーカーボネートにはアウトガスが発生するものがございます。
遊離成分が含まれた基材:ターポリン・軟質塩化ビニールなど。
接着力が得にくい基材:ポリエチレン・ポリプロピレン・シリコン塗装物・フッ素塗装物など。
粗面の為に十分な接着力が得られない基材:ヘアライン加工金属板・発泡体・ベニヤ板などの木材・コンクリート・
モルタル・スレート・マット調(つや消し)塗装面・マット調シート基材・布地など
下地部分の汚れを取るためにリムーバーや洗剤などを使用した場合には、洗浄剤などの油膜や揮発成分が残っているため
そのまま貼ってしまいますと粘着力が弱くなり剥がれてしまいますので、水やぬるま湯で油膜を除去してから貼ることを
お勧めいたします。また、ステッカーやシールを剥がす場合には、市販の剥がし剤をお勧めいたしておりますが、下地を
痛めないようにするために、必ず、市販剤の使用可能場所・生成成分などをご確認ください。
プリントステッカーやシールには、傷や紫外線による日焼け対策としてラミネート加工を行っている製品があります。
ラミネート加工を行うことで素材の厚みが増すため、鋭角な角や細かなデザインは、ラミネートによって引っかかりやすく
剥がれてしまう場合やラミネート部分だけ取れてしまう場合もございます。
3 次曲面(3D) や車全体をラッピングする場合には、車自体の汚れや油分・オイルなどを隅々まで清掃してから施工になります。
また、カーマーキング・ラッピングと呼ばれる素材は粘着力が強く非常に薄く伸びやすいため施工が難しいのと車によっては、
粘着がつきにくい部分もありますので専門の業者にご相談の上、業者に施工を依頼することをお勧めいたします。