平成２８年１月２９日各位株式会社第四銀行移住・住みかえ支援機構との提携ローンの新設および自治体との移住促進に関する協定締結について株式会社第四銀行（頭取：並木富士雄）では、地方創生に貢献する取り組みの一環として、一般社団法人移住・住みかえ支援機構（以下、「ＪＴＩ」といいます）と提携し、ＪＴＩの「マイホーム借上げ制度」を活用した提携ローンを新設しました。あわせて新潟県内の自治体と移住促進に関する協定書を締結しますのでお知らせします。当行では、移住・定住や、持ち家の有効活用を促進することで、地域金融機関として地方の人口減少対策や地域資源活用をサポートし、地域社会とお客さまの持続的な発展に貢献してまいります。記１．ＪＴＩとの提携についてＪＴＩは、シニアの皆さま（５０歳以上）の持ち家を借り上げて転貸し、安定した賃料収入を終身で保証する「マイホーム借上げ制度」を全国で運営しています。これにより、シニアの皆さまはご自宅を売却することなく住み替えの資金のために活用することができるうえ、転貸される家は子育て世代などの若年層等を対象とした賃貸住宅として提供されることにより、社会の財産として活用されます。ＪＴI の概要については別紙の（１）をご参照ください。２．新設する提携ローンについて（１）取扱開始予定日平成２８年４月１日（２）ローン名称～住まいの架け橋～「だいし住み替え住宅ローン」（３）商品概要移住されるお客さまが、新規に住宅を購入するためのローンです。住み替え前のご自宅につき住宅ローンの残高がある場合のお借換にもご利用いただけます。移住前や空き家となっているお住まいをＪＴＩが借り上げることにより確保できる賃料収入が、ご返済の原資となります。提携ローンの詳細およびスキーム図については別紙の（２）をご参照ください。３．新潟県内の自治体との協定提携ローン新設にあわせて以下の内容で新潟県内の自治体と協定・連携をいたします。（１）移住促進についての協定 ①協定の内容・移住希望者に対する情報発信・情報提供での協力（自治体による当行のＪＴＩ提携ローンの紹介および当行による自治体の移住者向けの支援策の紹介）。 ②締結する市町村・今般、上記内容で協定を締結する自治体は新潟市、上越市、十日町市、見附市、燕市です。・今後、同様の内容での協定を希望する自治体とも、順次締結の検討を行っていきます。（２）新潟県との連携・新潟県とは平成２８年１月８日に「地方創生に係る包括連携協定」を締結しており、協定に基づく具体的取り組みとして、移住希望者に対する情報提供での協力（県による当行のＪＴＩ提携ローンの紹介、当行による県の移住者向け取り組みの紹介）に取り組んでまいります。以上【本件に関するお問い合わせ先】電話０２５（２２２）４１１１コンサルティング推進部／水口（内線４３８０）・営業統括部／小野（内線４２３８）別紙（１）一般社団法人移住・住みかえ支援機構（ＪＴＩ）の概要名称一般社団法人移住・住みかえ支援機構設立平成１８年４月１８日所在地東京都千代田区平河町１－７－２０平河町辻田ビル５Ｆ基４，５００万円金代表者事業目的代表理事大垣尚司移住・住みかえ希望者の持ち家の貸借、転貸移住・住みかえ希望者に対する情報提供、カウンセリング等マイホーム借上げ制度ＪＴＩがシニア層の持ち家を最長終身で借り上げて、子育て世帯等の若年層に賃貸するスキーム。５０歳以上の年齢制限あり。空室時においても最低家賃保証あり。マイホーム借上げ制度（定額保証型）マイホーム借上げ制度の一つ。対象となる持ち家の耐震性が一定の基準以上であり、５年毎に建物診断を行う必要がある。定額保証期間は最長３５年間でありＪＴＩが決定。移住・住みかえ支援適合住宅制度一定の耐久･耐震性基準を満たし長期にわたるメンテナンス体制を備えた新築住宅を「移住・住みかえ支援適合住宅」として認定し、この認定を受けた住宅を購入する場合は、通常のマイホーム借上げ制度の利用条件である５０歳を待たずに、マイホーム借上げ制度の利用を開始できる。主な業務内容（２）提携ローンの詳細商品名だいし住み替え住宅ローンご利用いただける方（原則として右記条件を全て満たす方）・ＪＴＩの「マイホーム借上げ制度」または「同制度（定額保証型）をご利用される方・借入時の年齢が満５０歳以上７１歳未満（但し、「移住・住みかえ支援適合住宅制度」を利用する場合は２０歳以上７１歳未満で、かつ完済時の年齢が満８２歳未満の方）・新潟県内にお住まいの方または今後お住まい予定の方・安定的かつ継続的な収入が見込める方・団体信用生命保険に加入できる方・第四信用保証㈱の保証が受けられる方お使いみち ①住宅関連資金（住宅新築資金、建売住宅・マンション等集合住宅・中古住宅の購入資金）※但し土地購入資金のみは対象外となります。 ②既存住宅ローンの借換資金 ※当行住宅資金の借り換えにもご利用いただけます。 ③上記①②に伴う住宅関連費用（消費税、不動産取得税、火災保険料、登記費用、外溝工事、植栽・造園・エクステリア費用、家具・家電、インテリア用品、その他住宅機器の購入・付帯工事費用、引越関連費用等）ご融資金額１００万円以上１億円以内（１万円単位） ※但し、所要資金および第四信用保証㈱の保証額の範囲内とします。ご融資期間２年以上３５年以内 ※但し、ＪＴＩのマイホーム借上げ制度の保証期間内とします。変動金利型または固定金利選択型をご選択いただけます。＜変動金利について＞年２回、４月１日、１０月１日における基準金利（※）をもとに見直しをいたします。ご融資金利 ※変動の基準となる金利は、当行の短期プライムレートをもとに決定する「住宅ローン基準金利」となります。＜固定金利選択型の金利について＞３年固定・５年固定・１０年固定からご選択いただけます。現在の金利についてはお近くの窓口までお問い合わせください。担保・保証人・第四信用保証㈱がご融資の対象となる物件に原則第一順位の抵当権を設定します。・既存居宅の残債務を借換する場合、既存居宅の土地・建物にも抵当権を設定します。・保証人は原則不要ですが、第四信用保証㈱の保証をご利用いただきます。＜スキーム図＞ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 移住・住みかえ者は、移住・住みかえ機構（ＪＴＩ）と借家契約（最長終身）を結びます。ＪＴＩは移住・住みかえ者が今まで住んでいたマイホームについて、賃借人と借家契約を結びます。賃借人はＪＴＩに家賃を支払います。ＪＴＩは移住・住みかえ者に家賃を支払います。移住・住みかえ者は、ＪＴＩからの家賃収入を裏付けとして金融機関からローンを調達します。移住・住みかえ者は、ローンにより新しく住むマイホームを新築・購入したり、今まで住んでいたマイホーム分の（旧）ローンを返済します。 ⑦ 移住・住みかえ者はＪＴＩからの家賃収入で金融機関のローンを返済します。以上