2016 年がスタートしました。 今年は暖冬といわれていますが、それでも朝晩の冷え込みは堪えますよね。 「こたつむり」になって風邪をひかないように 体調管理にご留意ください。 今月はよくあるお問い合わせの中から 会計の修正についてご案内いたします。 1. 【調剤】窓口と未収金の操作について 【Recepty NEXT】【ぶんぎょうめいと NEXT】 1.【医科】会計の修正について 【HOPE】 【MRN】 1 窓口と未収金の操作について 保険の切り替えなどの操作の後、会計画面での請求額が変わる場合に未収金を0円に修正する場合の方法で す。 (発生した差額を日計表などに入金額として計上したくない場合に行う手順となります) 通常は、一度会計終了した後に保険を変更して、会計画面にすすむと「必要入金額」欄に差額が表示されます。 そのまま必要入金額が入ったまま会計終了をすると、調剤日の日計表の入金額に計上されます。 調剤日の日計表には計上したくないという場合には、会計画面で自動表示される必要入金額を0円にしてから会 計終了を行ってください。 本来は 490 円の未収金となりますが 0円に修正してから会計終了をします。 (設定によっては「編集」ボタンを押さ ないと変更できない場合があります) ただし、上記手順で会計終了を行うと、「未収金」が該当患者様に残り、次回来局時に合わせて請求されることにな ります。「未収金」を残したくない場合には以下の手順を行うと、「入金額」欄に金額は入っていないが、未収金は0 円という状態にすることができます。 2 ①患者検索画面より、該当患者にカーソルを合わせ、F6入金履歴を選択します。 この画面では保険変更の結果、790円 を余分に領収している状態です。 ②画面右上の「未収金」の金額を確認して、F1再計算を選択します。 こちらのメッセージは 「はい」を選択します ③再計算画面が表示されます。「基準日」欄に、請求額と入金額があっていない日の先頭の日付を入れます。また、 「未収金額欄」には、未収金額欄に入っている数字のプラスマイナスが逆になる数字を入力します。 例 1:①で確認した未収金額が 「-790 円」の場合、ここでは、 「790 円」と入れます。 例 2:①で確認した未収金額が 「800 円」の場合、ここでは、 「-800 円」と入れます。 ④F8計算実行を選択します。 ⑤入金履歴画面の右上の「未収金」が0円となります。 ただし、各日付の請求額の合計と入金額の合計は一致していません。 実際の入金額は、薬歴簿等にメモしておくかノートなどで管理してください。 作業は以上となります。 3 【医科】会計の修正方法について 高額療養をお持ちの患者様で、レセプトの一部負担金の 金額が合わない場合の修正手順 月の途中で高額療養の登録を行った後に会計カードで誤って一部負担金マスタを削除してしまっ た等の原因から、レセプトに記載される一部負担金の金額が正しく表示されない場合 ① 入外区分:外来・入院を選択 期間は1か月間を指定します。 ② 【レセ区】・【保険】・【医師】を 選択します。 ③請求書の修正:【2:作成済みの請求書を取消して、表示分で作成】もしくは 【3:修正せずに表示分で作成】を選択します。 ※2、3以外を指定して修正した場合、一部負担金の修正が正しく行われない可能性があります。 ④ 確定[Enter]を押します。 ⑤1か月分の会計が表示されます。 4 ⑤ 青色の字で表示されている、「高額療養費負担金」「高額療養費負担金(患者負担)」マスタを 全て削除します。 ⑥ 全て削除したら請求確認[F8]を押します。 上記のメッセージ『自動会計問い合わせ』は必ず【はい】でお進みください。 ⑦ 終了[F12]を会計カードを終了します。 ⑧ その後再度、同じ患者様の会計カード検索を開きます。 ⑨ その月に来られた日を 1 日ずつ、指定します。 例:1 日、10 日、21 日に来院された場合は 1日~1日、10 日~10 日、21 日~21 日 ⑩ 請求書の修正は「2:作成済みの請求書を取消して、表示分で作成」もしくは 「3:修正せずに表示分で作成」を選択してください。 ⑪ 会計カードを開いたら請求確認[F8]画面に進み、そのまま終了[F12]で会計カードを終了し てください。(自動会計問い合わせは先ほどと同様「はい」を選んで下さい) ⑫ 複数来院がある場合はそれぞれの日付で同じ作業を行ってください。 以上で作業は終了です。 5 会計まで済ませた後に診療内容の変更により 窓口金額が変わった場合 例1:入力漏れがあった場合(検査項目が抜けていた、薬の入れ忘れなど) 既に 1440 円入金していますが、入力漏れがあり、追加入力 を行ったため、新たに 520 円の請求が発生しています。 先に入金決定した 1440 円 追加入力で発生した 520 円 ・520 円を未収金として次回に繰り越す場合 ・520 円は患者様に請求せず、もらったことにする場合 ⇒入金額に0を入力して、決定します。 ⇒入金額に0、調整金額に 520 を入力し、決定します。 6 例2:余分な入力があった場合(加算の算定しすぎ、薬の出しすぎなど) 既に1430円入金していますが、請求しすぎた 項目があり、入力修正を行ったため、50円の 返金が発生しています。 先に入金決定した 1430 円 入力修正で発生した返金 50 円 ・50円を返金として次回に繰り越す場合 ⇒返金額に0を入力して、決定します。 50円は患者様に返金せず 返したことにする場合 ≪次頁≫ 7 ⇒会計画面の調整金額ではなく、入金訂正から処理してください。 ① F10:入金訂正をクリックします。「今回調整額」に、返金処理したい金額を入力し、 F12:決定をクリックします。 ②「入金訂正を行います。よろしいですか?」で、「はい」を選びます。 ③会計画面に戻り、処理を続けてください。 ※会計画面で F12 決定 を押した日付が入金日となりますので、必要に応じて入金日を変更してください。 <入金日の変更> ① 患者情報画面(頭書き画面)より、F7 入金訂正 を開きます。 入金日が決定を押した日(4/4)になっています。 このままだと 4/4 の日報に上がってしまうので、必要に応じ て、受診日(3/28)などにそろえてください ② 日付を変更し、F12 決定を押します。 ③ 「入金訂正を行います。よろしいですか?」で、「はい」を選びます。 以上で終了です。 8
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