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Connecting Markets East & West
野村マンスリー投資会議(要約)
(2016年1月)
※当資料の内容は、2016年1月18日時点の野村マンスリー投資会議で確認されたグローバ
ルな各資産の見方や投資視点などに基づいて作成しております。
月刊資産管理2016年2月号(2016年1月26日発行日)でもご確認頂けます。
野村マンスリー投資会議は、グローバル・リサーチの見方を参考にしながら、中期的
な投資シナリオを検討する会議です。当会議では、1年から3年程度を想定した投資
戦略や、具体的な資産の見方について議論致します。
野村證券株式会社
注意:中期の投資シナリオ及び、主要資産の1年先の予想値、1年間の想定レンジ等は、特定の
リターンを保証するものではありません。
中期の投資シナリオ分析
【要約】
○年初来、グローバル市場の不安定な状況の背景はFOMC(米連邦公開市場
委員会)メンバーによる政策金利引き上げペースの予想が市場にとってタカ
派的に映っている中で、4つのC(China(中国)、Crude Oil (原油)、Currency(通
貨)、Credit(信用))のリスクを織り込んでいること。ただし、今後も緩やかな成
長と落ち着いたインフレ率の組み合わせが続きやすく、結果としてグローバ
ルに金融緩和環境が継続しやすいことで、先進国での低水準の長期金利と
株高が続くというこれまでのメインシナリオを継続する。
○FRB(米連邦準備制度理事会)はデータ次第という姿勢で、データが弱含む
局面では利上げ先送りや停止の可能性があり、行き過ぎた金融引き締めの
リスクは極めて小さい。
○中国悲観論はやや行き過ぎ。経済は緩やかな減速過程の中、投資主導か
ら消費主導に転換。すでに財政支出は積極化して景気安定に寄与している。
○日本経済は今後、賃上げ浸透や設備投資回復などで再加速するとみるが、
市場の不安定な状況を反映して景気、インフレ率、株価の下振れリスクが高
まると判断した場合、日銀はETFやJ-REITの買い増しに加え、買入れ資産の
対象を地方債、社債に拡大し、量的緩和を強化するとみられる。2016年度に
かけては緩やかな業績回復が続く中、企業統治改革期待などを踏まえると、
日本株の反転が期待され、日経平均株価の16年末目標値を23,000円とする。
○ユーロ圏では難民受け入れに伴う財政出動の効果で16年前半の成長率は
上振れの可能性もあるが、インフレ期待が低下していることなどを考慮すると、
ECB(欧州中央銀行)は追加金融緩和へ。
○イランへの経済制裁解除が決まり供給過剰懸念は16年前半に出尽くし、16
年末の原油価格(WTI)を40∼60ドル/バレルと予想。
○信用不安については、米国ではリスクはエネルギーセクターに集中しており、
システミックリスクに波及する可能性は小さい。
○米国企業決算などから米国経済の堅調さが確認され自然体で市場が反転
する可能性もあるが、FRBが景気に配慮して利上げペースを緩やかにしたり、
日銀が追加緩和に踏み切ることで市場は反転へ。米国金利の緩やかな上昇
を背景にドル高円安基調に戻り、16年末130円との想定を継続する。
○これらを踏まえ、米ドル建て資産や日本株などに投資妙味があろう。
先進国での低水準の長期金利と株高が続くというこれまでのメインシナ
リオを継続
○昨年12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ後、今後の利上げ
ペースが不透明なことが混乱を招いているが、米国景気そのものに対する見
方は変わっていない。足元では消費関連指標にやや減速感もあるが、基本
的には製造業と鉱業に限定された弱さである。製造業の下振れは、①ドル高
と海外景気の弱さ、②原油安によるもので、米国独自要因ではない。今後の
FRBの政策は経済指標次第であり、景気を失速させるような無理な利上げは
実施せず、指標が悪ければ確実に対応しよう。
○足元の為替市場では、人民元・中国株・原油が下がる中で米国株が急落す
るという、昨年8月と似たようなリスク回避が広がっている。前回はロング・オン
リー系の投資家の投げ売り、今回は元安のシグナルで同じことが起きると見
た投機筋の売りと見ているが、米中景気が顕著に悪化しているわけではない
中で、日銀による投機筋の円買い抑止力が落ちている。米国堅調との見方
へ戻れば自然体で戻すこともありうるが、日銀の追加緩和や公的年金などの
買い余力拡大の可能性を考えると、現状で円高に対する過度の悲観は必要
ない。
○ECB(欧州中央銀行)は、景気刺激策が必要だが財政の対応が出ない場合、
追加緩和を行う可能性はある。ただし、すでにマイナス金利の中、サプライズ
を起こすだけの力はなく、ECB単独で市場の流れは変えられない。
○中国経済は市場混乱の原因とされるが、目先は底入れの兆しが広がる可能
性が高い。構造改革を行いながらの減速が、トレンドを読みにくくしている原
因だが、財政面では昨年10月からの支出拡大が確認されており、中国政府
が示唆している積極財政が景気を支えている。
○日本経済は、米中の景気が悪化しなければ、賃上げの浸透や設備投資の
回復で再加速するという見通しをメインシナリオとしている。人民元の下落自
体が日本経済に与える影響は大きくなく、それよりはドル円の円高がカギで
ある。現状程度なら原油安のプラスと相殺して景気への影響はほとんどない
が、110円程度まで行くと、アベノミクス否定といった見方にもなり、影響が大
きくなろう。円高による株価下落で景気の下振れリスクが高まったり、原油安
などでインフレ期待が下振れれば日銀の追加緩和の可能性が高まろう。
1
中期の投資シナリオ分析
○日本株は、世界経済がリセッションにならなければ2016年度も業績の回復に
支えられて上昇トレンドが続きやすいという見方は変わらないが、短期的には
円高などを踏まえて業績の勢いが悪化しやすい(下方修正が優位になりやす
い)ことは否定できない。PER(株価収益率)などのバリュエーション面では割安
感は出やすいが、業績見通しの確認がカギだろう。原油安については、落ち
着けば業績にはプラスとなるが、商社などの市況関連損失が先に出るため、
商品市況が下がり続けている間はメリットが出にくい。今後、リスク回避が反転
してドルが切り返す局面では、輸出関連株の戻りが期待できよう。
○一般的に、外貨準備高が月間輸入代金の3ヶ月分を下回ると流動性危機に
陥るリスクが高まるとされるが、サウジアラビアの外貨準備高は6500億ドルで
あり、月間輸入金額の47ヶ月分も保有しているため、流動性危機に陥ること
はない。概ね湾岸諸国の外貨繰りは問題ないと言える。
○「4C」の観点では、資源輸出国は直結しているが、特に「ドル建て対外債務」
と「過剰支出」がポイントとなろう。ただし、15年に相当程度調整しているため、
今後更に通貨が下落圧力を受ける国は、引き続き財政よりも成長を優先する
国であろう。ブラジルは財務相の交代などがあったものの、2015年の様な下
落はないであろう。資源輸入国ではインドが良好であろう。トルコは、成長率
や財政状況が他と比べて劣るわけではないが、外貨建て対外債務が大きい
ことに注意が必要。
○中国は対外純債権国であり、資本規制もあるため、内外の資金フローはコン
トロールできると考えるべきである。なお、足元で中国の資金が流出している
が、これは形式上輸入にみせかけ、輸入代金の支払いとして海外にその資
金をプールすることで、資金流出の一因となっている可能性がある。
○株価反転のトリガーとしては、①ドル高によりFRBが利上げを見送る、利上げ
を停止する、あるいは利上げペースが市場の想定にすり寄ってくる場合、②
日銀がETFやJ-REITの買い増しに加え、買入れ資産の対象を地方債、社債
に拡大するなど追加金融緩和を実施すること、③中国景気の底入れ、④人
民元が落ち着くこと、⑤原油価格が底入れすること、などが考えられる。なお、
今年のG20の議長国は中国であるが、2月に開催予定のG20でなんらかの協
調が示される可能性もあろう。
○現下の株価下落にオイルマネーによる売却が影響しているとの懸念がある。
ソブリンウェルスファンドなどのポートフォリオは開示されていないため、真偽
はわかりかねるが、実際にその動きがあったとすれば昨年後半であり、現在
の株式需給には影響していないものと思われる。
○以上の議論から、以下が今月の注目資産と考えられる。
①米ドル高/円安シナリオ不変で米ドル建て資産
②中国の行き過ぎた悲観論の修正で豪ドル
③円高が修正される想定で日本株(特に輸出株)
④中期的な原油安の恩恵を受けるインドルピー
○イランに対する経済制裁解除により、イランの輸出が再開されるが、安定的
に輸出できるのは最大日量70万バレル程度で、織り込み一巡後、原油価格
は1バレル=40ドル程度へ戻ろう。なお、イランが日量100万バレル生産するた
めには、設備の更新、新規投資が必要であり、2年程度の時間がかかろう。
今後、供給面で原油価格を更に下押しする要因は想定しにくく、16年下半期
には供給過剰幅が縮小する中で、同40∼60ドル程度へ緩やかに上昇すると
見込む。なお、中国は減速はしているが成長し続けているのであり、原油需
要が減少することは想定されない。
2
<参考>株価・金利・為替の想定レンジ(2016年1月18日)
前回会議(2015年12月21日)より変化した項目
【株価】
【為替】
1月15日
TOPIX
日経平均株価
S&P500
FTSEオール・ワールド欧州先進国
香港H株
1,402.45
17,147.11
1,880.33
176.39
8,236.28
安値
1,350
16,500
1,785
175
8,000
∼
∼
∼
∼
∼
1年間
高値
2,000
24,000
2,250
225
12,000
1年後目標
1,825
22,000
2,250
225
11,500
(ポイント)
(%)
前回
直近1ヶ月間
1年後目標
の騰落率
1,900
23,000
2,245
225
10,500
-6.7
-7.6
-8.0
-6.5
-11.9
(注1)TOPIX、日経平均株価は1/15(金)終値。S&P500、FTSEオール・ワールド欧州先進国指数、香港H株は1/15(金)現
地終値。
(注2)直近1ヶ月間の騰落率は15年12月15日∼16年1月15日の期間。
(出所)野村證券エクイティ・リサーチ部、ブルームバーグより野村證券投資情報部作成
【10年国債利回り】
(%)
期末値
1月18日
日本
(5年)
米国
カナダ
ユーロ圏(ドイツ)
英国
豪州
ニュージーランド
インド
インドネシア
ブラジル
メキシコ
南アフリカ
トルコ
0.221
0.004
2.035
1.153
0.472
1.662
2.631
3.268
7.807
8.503
16.332
6.234
9.742
11.130
Q1/16
Q2/16
0.50
0.10
2.30
1.30
0.50
2.00
2.90
3.55
7.50
16.20
6.10
8.10
10.25
0.65
0.20
2.50
1.40
0.60
2.20
3.00
3.60
7.40
16.25
6.15
7.90
10.50
Q3/16
0.70
0.25
2.25
1.50
0.65
2.25
3.10
3.65
7.40
16.30
6.20
8.10
10.00
Q4/16
0.80
0.35
2.50
1.60
0.75
2.45
3.20
3.70
7.40
16.35
6.25
8.40
9.50
1年後目標
0.80
0.35
2.65
1.65
0.77
2.45
3.25
3.75
7.50
16.35
6.25
8.75
9.50
前回
1年後目標
0.80
0.35
2.50
1.95
0.75
2.50
3.20
3.70
7.50
16.00
6.20
8.75
9.50
(%)
直近1ヶ月間
(円)
1月18日
1年間
安値
高値
安値
∼
米ドル/円
116.8
114.0
133.0
119.0
∼
98.0
87.0
カナダドル/円
80.0
78.0
∼
144.0
124.0
ユーロ/円
127.5
124.0
∼
ポンド/円
166.5
165.0
205.0
179.0
∼
94.0
84.0
豪ドル/円
80.0
77.0
∼
84.0
76.0
ニュージーランドドル/円
75.1
73.0
∼
1.98
1.76
インドルピー/円
1.72
1.69
∼
100インドネシアルピア/円
0.84
0.81
0.92
0.85
∼
33.0
30.0
ブラジルレアル/円
28.8
25.0
∼
7.7
7.0
メキシコペソ/円
6.4
6.4
∼
10.2
8.0
南アフリカランド/円
6.9
6.0
∼
トルコリラ/円
38.3
34.0
46.0
40.0
∼
2.09
1.70
ロシアルーブル/円
1.50
1.27
(注1)為替レートは、1/18(月)7:30時点ブルームバーグより。
(注2)直近1ヶ月間の騰落率は15年12月15日∼16年1月15日の期間。
(出所)野村證券金融市場調査部、ブルームバーグより野村證券投資情報部作成
1年間(前回)
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
高値
133.0
98.0
144.0
205.0
94.0
85.0
1.98
0.92
33.0
7.7
10.5
46.0
2.09
(債券価格)
(注1)10年国債利回りは1/18(月)7:30時点ブルームバーグより。
(注2)直近1ヶ月間の騰落率は15年12月15日∼16年1月15日の期間。
(注3)1年後目標は17年1-3月期となり、前回の1年後目標(16年10-12月期)と時期が異なることから、網掛けの対象外とする。
(出所)野村證券経済調査部、ブルームバーグより野村證券投資情報部作成
の騰落率
-3.9
-9.2
-4.0
-8.9
-8.3
-8.3
-4.8
-2.9
-8.0
-9.9
-14.5
-6.4
-13.5
【政策金利】
の騰落率
0.7
0.1
2.0
2.8
1.5
2.4
1.5
2.3
-0.1
-7.5
0.9
-1.4
-2.0
(%)
直近1ヶ月間
日本
米国
カナダ
ユーロ圏
英国
豪州
ニュージーランド
インド
インドネシア
ブラジル
メキシコ
南アフリカ
トルコ
期末値
1年後目標
1月15日
Q1/16
Q2/16
Q3/16
Q4/16
0-0.10
0-0.10
0-0.10
0-0.10
0-0.10
0-0.10
0.25-0.50 0.38-0.63 0.50-0.75 0.63-0.88 0.75-1.00 0.94-1.19
0.50
0.25
0.25
0.25
0.25
0.25
0.05
0.05
0.05
0.05
0.05
0.05
0.50
0.50
0.50
0.50
0.75
0.75
2.00
2.00
1.75
1.75
1.75
1.75
2.50
2.50
2.50
2.50
2.50
2.50
6.75
6.75
6.50
6.50
6.50
6.50
7.25
7.00
7.00
7.00
7.00
7.00
14.25
15.25
15.25
15.25
15.25
15.25
3.25
3.25
3.50
3.75
3.75
3.75
6.25
6.25
6.25
7.00
7.00
7.50
7.50
8.00
8.50
8.50
8.50
8.50
(%)
前回
1年後目標
0-0.10
0.75-1.00
0.50
0.05
1.25
1.75
2.50
6.75
7.00
13.50
3.75
7.50
8.50
(注1)インドの政策金利はレポレート。
(注2)1年後目標は17年1-3月期となり、前回の1年後目標(16年10-12月期)と時期が異なることから、網掛けの対象外とする。
(出所)野村證券経済調査部、ブルームバーグより野村證券投資情報部作成
3
<参考>グローバル・リサーチの経済見通し(2016年1月18日)
【経済見通しのポイントとリスク要因】
欧州
中国
豪州
マクロ経済
15 年 7-9 月 期 実 質 GDP は 前 期 比 年 率
+1.0%と前期の同-0.5%から一転してプラ
ス成長となった。その牽引役は民間消費、
民間設備投資、輸出であった。民間設備
投資は今後も、①内需回復、②タイトな労
働需給を反映した省力化ニーズ、③企業
部門の建設需要増から増加基調が続こう。
また、労働需給逼迫により、実質所得が増
加する好循環に向かい、個人消費も緩や
かに回復し、16年は内需主導で回復基調
に入り、同1%を超える成長を続けよう。11
月のコア消費者物価(生鮮食品を除く)は
前年同月比+0.1%と4ヶ月ぶりにマイナス
を脱却した。16年は原油価格に左右される
が、プラスでの推移が見込まれる。
日本
15年10-12月期実質GDPは前期比
年率+0.7%に減速する見通しであ
る。原油価格の低迷によるエネル
ギー企業の設備投資抑制、ドル高
や新興国経済の減速、在庫調整
の継続が足枷となろう。16年に入り、
在庫調整の一巡、好調な民間消
費、堅調な住宅投資から同2%台
の成長に回復すると野村證券では
見込んでいる。12月雇用統計は非
農業部門雇用者数が前月比29.2
万人増と好調であったが、今後は
成長率が潜在成長率近辺に落ち
着いてくることから、雇用の伸び鈍
化が予想される。
米国
ユーロ圏景気は15年7-9月期に
新興国経済の減速が重荷にな
り、前期比年率+1.2%に減速し
たが、原油安、ユーロ安、低金
利のトリプルメリットに、難民問
題などから財政が景気押し上げ
要因となり、拡大局面が続くと見
込まれる。12月の消費者物価は
前年同月比+0.2%と低インフレ
が続いている。ユーロ圏の失業
率は11月に10.5%に低下した
が、周縁国では依然として高水
準であり、ドイツ以外の国々で
は構造問題が残り、原油安もあ
り、デフレ圧力が継続している。
15年10-12月期実質GDPは前年
同期比+6.8%と前期の同+6.9%か
ら減速、12月の主要経済統計も前
月からわずかに減速した。しかし、
野村證券では、過剰生産設備の
調整から景気減速は続くものの、
財政などの政策対応から景気失
速は回避され、成長ドライバーの
投資から消費へのシフトが緩やか
に進展し、過度な中国悲観論は修
正されると予想する。株式市場の
急落などは金融セクターを通じて
景気を下押しするが、証券取引口
座の保有者は少なく、消費など景
気への悪影響は限定的であろう。
15 年 7-9 月 期 の 実 質
GDPは輸出や住宅投資
などの伸びから前期比
+0.9 % と 前 期 の 同
+0.3%から加速した。足
元の雇用統計は10、11
月と2ヶ月連続で大幅増
と雇用環境は改善して
いる。既往の金融緩和、
豪ドル安を背景に緩や
かな成長が続くと見込ま
れる。一方、7-9月期消
費者物価は前期比
+0.5%に留まり、市場予
想を下回った。
金融政策
日銀は消費者物価上昇率2%達成時期を
16年度後半に半年後ずらししたが、円高
は製造業の国内生産拡充を損なうリスクが
ある。野村證券では、日銀が16年4月に追
加緩和を実施、その場合に株式ETFやJREITの買い増し、買取り資産の対象の地
方債、社債への拡大を予想する。
15年12月16日に0.25%ポイントの
利上げが実施され、16年に政策金
利が4回引き上げられる想定が示
された。一方で、利上げペースは
緩やかとのメッセージもあり、野村
證券では16年に2回の利上げとの
予想を継続する。
12 月 3 日 に ECB ( 欧 州 中 央 銀
行)は中銀預金金利を-0.3%に
0.1%ポイント引き下げ、量的緩
和(QE)の実施期間を17年3月
まで半年延長した。野村證券は
低インフレからECBが今後追加
緩和実施と予想。
中国人民銀行は景気減速圧力を
緩和するため、15年10月23日に
0.25%ポイントの利下げ、預金準
備率の0.50%ポイントの引き下げ
を発表した。野村證券では、16年
にも2回の利下げ、4回の預金準備
率引き下げを予想する。
野村證券では、景気持
ち直しからRBA(豪州準
備銀行)の利下げ実施
時期予想を16年2月から
5月に変更する。物価動
向次第では見送りにな
る可能性もあろう。
リスク要因
・中国景気の失速、米利上げペースの想
定以上の減速に伴う円高。
・ドル独歩高など金融環境の逼迫。 ・新興国経済の 失速、 英国の ・株価調整と資金流出。
・新興国など海外経済の下振れ。
EU(欧州連合)残留の国民投票。 ・不良債権増加に伴う金融不安。
【経済見通し要約表】
日本
米国
ユ ー ロ圏
中国
豪州
メキシコ
ブラジル
ト ルコ
南ア フ リカ
1Q
4.4
0.6
2.2
7.0
2.1
2.5
-2.0
実質 GDP成長率(%)
2016年
2015年
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
-0.5
1.0
0.6
1.6
1.9
1.3
3.9
2.0
0.7
2.0
2.2
2.1
1.6
1.2
1.3
1.4
1.4
1.5
7.0
6.9
6.8
6.0
5.8
5.7
1.9
2.5
2.6
2.4
2.7
2.3
2.3
2.6
2.8
3.4
4.0
3.2
-3.0
-4.5
-5.0
-5.0
-3.0
-1.8
4.2
3.3
1.3
0.9
・最大の輸出先である中
国経済の失速。
(出所)野村グローバル・リサーチの見通しより野村證券投資情報部作成
失業率(%)
消費者物価(前年比、 %)
4Q
2.0
2.0
1.4
5.6
2.4
3.3
-1.2
2014年
2015年
2016年
2014年
2015年
2016年
2.7
1.6
0.4
2.0
2.5
4.1
6.4
8.9
6.1
0.8
0.1
0.0
1.4
2.2
2.1
10.7
7.6
4.6
0.8
1.0
0.2
1.9
2.3
3.6
6.8
7.6
6.5
3.6
6.2
11.6
―
6.1
―
―
―
―
3.4
5.3
10.9
―
6.2
―
―
―
―
3.3
4.7
10.5
―
6.2
―
―
―
―
(注1) 日本、米国、ユーロ圏の四半期実質GDPは前期比年率、
その他の国は前年比。(注2)消費者物価について、メキシコ、ブラ
ジルが各年12月、トルコ、南アフリカは期中平均。
(注3)太字は実績(16年1月19日発表の中国の15年10-12月期実
質GDPを反映)。
(出所)IMF(国際通貨基金)、野村證券「グローバル・エコノミック・
アウトルック(2016年1月)」より野村證券投資情報部作成
4
<参考>グローバル・リサーチの為替・株価見通し(2016年1月18日)
【為替見通しのポイントとリスク要因】
【株価見通しのポイントとリスク要因】
通貨
相場想定
リスク要因
相場想定
リスク要因
米ドル
15年12月に0.25%ポイントの利上げが実施され、
16年に政策金利が4回引き上げられる想定(政
策金利の見通し)が示された。一方で、利上げ
は緩やかなペースとのメッセージが繰り返されて
おり、野村證券では16年に2回の利上げとの予
想を継続する。16年12月末1ドル=130円とドル高
円安基調の想定を継続する。
(円高リスク)
・新興国などの世界経済の想定
以上の下振れ。
・原油価格急落の悪影響がハイ
イールド債市場に波及し、金融市
場が混乱するリスク。
・中国経済の減速を起点
に、新興国経済が想定以
上に下振れするリスク。
・ドル独歩高の継続。
米国
15年12月のECBによる量的緩和強化は期待に
届かず、失望を招いたが、低インフレ継続から
ECBは追加緩和に踏み切ろう。日銀の追加緩和
の可能性を踏まえ、対円では16年末に1ユーロ
=130円とほぼ横ばいを予想。
・外需不振に伴う景気の下振れ。
・元本削減を巡るギリシャの債務
問題の再燃。
原油価格低迷に伴う設備投資抑制や、新興
国の景気減速、ドル高による企業業績の下
振れはマイナス要因で15年10-12月期は減
益の見通し(S&P500、トムソンロイター調べ、
15年末時点)。しかし、住宅投資と消費関連
が牽引する形で米国経済は緩やかに拡大を
続けよう。16年の企業業績は8%増益と見込
まれる(同)。利上げペースや、長期金利の
上昇は緩やかであると考えられ、米国株式
市場は上昇トレンドに回帰しよう。
豪ドル
中国経済の減速、資源価格の下落などから豪ド
ルは軟調に推移し、足元で急落したが、堅調な
内需、中国悲観論の修正、相対的に高い金利
水準から対円では底堅く推移しよう。
・最大の輸出先である中国経済
の失速。
・インフレの下振れ。
日本
メキシコ
ペソ
15年12月17日に利上げを実施、米国に足並み
を揃えた。堅調な国内景気、米国追随型の金融
政策から対円で堅調推移への回帰を見込む。
・原油価格の更なる下落。
・構造改革の遅れ。
・中南米通貨に連れ安。
世界的な景気見通しの下方修正、円高から
企業業績への懸念が浮上しているが、現状
の為替水準では増益基調継続のメインシナ
リ オに変化はない。足元で の株価下落は
ROE(自己資本利益率)向上を目的とした自
社株買いの契機となる可能性もあろう。1年
後の日経平均株価を22,000円に下方修正
するが、景気の緩やかな拡大などを踏まえる
と、上昇基調への復帰が見込まれる。
・新三本の矢など、アベノ
ミクスの実現可能性が低
いと市場に判断され、失
望が広がる可能性。
・新興国経済の失速など
によるリスク許容度低下
に伴う更なる円高進行。
・日銀に対する期待感の
後退。
ブラジル
レアル
大統領弾劾手続き開始、財務相の交代、インフ
レ加速などの悪材料が相次ぎ、軟調な推移が続
く。インフレの上振れから利上げ実施に見通しを
変更。明確な輸出の回復、年金改革など財政健
全化の動きがレアル反転の転機になろう。
・政府の弱体化に伴う財政健全
化の頓挫。
・景気悪化に伴い、成長重視の
政策へのシフト。
・資源価格の更なる下落。
欧州
・大統領の権限拡大、中央銀行
の独立性を巡る問題が再燃。
・ロシアとの対立の長期化。
・新興国経済の失速に伴
う欧州域外収益の悪化。
・ギリシャ国債の大量償
還(16年7月)の前に同国
の資金繰りに対する懸念
が高まる。
・英国のEU(欧州連合)
残留・離脱の国民投票。
トルコリラ
再選挙での公正発展党(AKP)の過半数確保、
景気の底堅い推移はプラスながら、ロシア軍機
撃墜によるロシアの経済制裁、地政学的リスクの
高まりが懸念材料。中央銀行の通貨防衛目的の
利上げ実施などがリラ安の転機に。
新興国の景気減速や、原油安に伴うエネル
ギーセクターの不振から企業業績見通しは
下方修正が続いたが、16年の欧州の企業業
績は①ユーロ圏景気は内需を中心に底堅く
推移、②ECBが追加緩和に踏み切り、ユー
ロ安が続く、などから増益基調が続こう。金利
も低水準での推移が続くと見込まれ、欧州株
式は上昇すると予想する。
中国
(香港)
南アランド
15年11月にインフレ警戒感から利上げが実施さ ・高水準の経常赤字のファイナン
れたが、国内景気低迷、財政悪化に伴う格付け スに対する懸念。
引き下げリスクの台頭、財務相更迭から急落した。 ・労働争議の再発。
16年2月発表の予算案での財政健全化がカギ。
景気に対する懸念が根強いが、インフラ投
資の拡大、利下げなどの金融緩和の政策対
応から、中国経済の失速は回避されると想
定される。人民元安誘導を行わないシグナ
ルも当局から発生されており、景気の牽引役
を投資から消費にシフトさせる構造調整は進
展していると考えられる。株価は安定を取戻
すると想定される。
・製造業や住宅市場の供
給過剰問題の調整が長
引くこと。
・政策対応が効果を発揮
せず、景気が下振れるこ
と。
・時価総額の比率の高い
銀行セクターの業績低迷。
ユーロ
(出所)野村グローバル・リサーチおよび野村證券金融市場調査部の見通しより野村證券投資情報部作成
(出所)野村グローバル・リサーチの見通しより野村證券投資情報部作成
5
<参考>各資産のパフォーマンス(2016年1月18日)
投資対象
1ヶ月
騰落率(%)
3ヵ 月
1年
指数値
1月15日 12月15日
指数
日本株式
TOPIX(参考)
食品
エネルギー資源
建設・資材
素材・化学
医薬品
自動車・輸送機
鉄鋼・非鉄
機械
電機・精密
情報通信・サービス他
電力・ガス
運輸・物流
商社・卸売
小売
銀行
金融(除く銀行)
不動産
中小型
1ヶ月
騰落率(%)
3ヵ 月
1年
指数値
1月15日 12月15日
指数
商品・ REIT ・ 通貨
-6.7%
-4.0%
-11.7%
-5.3%
-7.0%
-4.2%
-8.6%
-7.6%
-9.3%
-10.6%
-3.8%
-3.8%
-1.4%
-7.1%
-5.7%
-6.4%
-8.5%
-7.3%
-6.2%
-5.9%
2.8%
-14.6%
-5.3%
-4.9%
4.6%
-7.8%
-11.1%
-6.7%
-7.2%
-2.9%
-12.1%
-1.9%
-9.2%
-5.4%
-8.8%
-10.7%
-13.1%
-4.6%
1.9%
17.3%
-11.1%
8.9%
1.6%
16.2%
-6.7%
-16.2%
-12.3%
-8.7%
10.6%
7.0%
8.5%
0.9%
19.6%
5.0%
5.8%
-8.1%
6.4%
1,402.45
295.40
104.12
216.98
184.98
203.45
215.57
184.89
267.23
133.99
166.47
79.62
172.66
260.26
189.93
120.34
116.49
297.17
416.66
1,502.55
307.83
117.87
229.01
198.82
212.40
235.79
200.19
294.74
149.87
172.97
82.75
175.04
280.11
201.41
128.60
127.26
320.54
444.12
-8.0%
-8.2%
-0.3%
-9.0%
-8.2%
-11.9%
-13.1%
-17.4%
-6.6%
0.4%
-4.2%
2.6%
-3.8%
-2.8%
-3.9%
-3.4%
-16.7%
-14.0%
-3.0%
-1.5%
-7.1%
-9.0%
-6.4%
-18.0%
-14.7%
-22.0%
-19.5%
-13.2%
-12.7%
-4.9%
-12.6%
0.4%
-8.5%
-7.6%
-9.8%
-9.5%
-25.5%
-18.2%
-11.3%
-10.3%
-5.6%
-6.4%
-8.2%
-26.1%
-19.8%
-32.4%
-24.3%
-13.2%
-21.2%
-6.7%
-18.2%
-12.8%
-13.9%
-1.8%
-15.3%
-12.9%
-14.4%
-19.7%
-3.2%
-19.0%
1,880.33
402.95
4,892.80
709.19
19,520.77
8,236.28
3,446.36
3,036.04
2,630.76
1,628.55
1,245.85
4,523.98
6,449.50
1,878.87
7,762.01
24,455.04
652.98
38,569.13
46,960.37
71,062.00
2,043.41
438.85
4,909.56
779.41
21,274.37
9,344.07
3,967.60
3,674.97
2,815.52
1,622.84
1,300.51
4,409.17
6,701.35
1,932.97
8,073.35
25,320.44
783.65
44,872.47
48,428.77
72,156.79
東証株価指数第一部総合
TOPIX-17シリーズ
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
Russell/Nomura Small
グローバル株式
米国
欧州
豪州
エマージング
香港
H株
レッドチップ
上海A株
シンガポール
マレーシア
タイ
インドネシア
フィリピン
韓国
台湾
インド
ロシア
ブラジル
南アフリカ
トルコ
投資対象
S&P500
FTSE欧州(ユーロ建て)
ASX200指数
MSCIエマージング指数
ハンセン指数
ハンセン中国企業株指数
ハンセンレッドチップ指数
上海A株指数
ストレイツ・タイムズ指数
クアラルンプール総合指数
タイSET指数
ジャカルタ総合指数
フィリピン総合指数
韓国総合指数
台湾加権指数
ムンバイSENSEX指数
ロシアRTS指数(ドル建て)
ブラジルボベスパ指数
南アフリカFTSE/JSE全株指数
イスタンブールナショナル100指数
原油
金
商品指数
J-REIT
米国REIT
米ドル
ユーロ
ポンド
スイスフラン
カナダドル
豪ドル
NZドル
南ア・ランド
ポーランド・ズロチ
ハンガリー・フォリント
トルコ・リラ
ブラジル・レアル
メキシコ・ペソ
インドネシア・ルピア
ロシア・ルーブル
インド・ルピー
-21.2%
2.6%
-8.2%
-1.4%
-3.9%
-3.9%
-4.0%
-8.9%
-4.6%
-9.2%
-8.3%
-8.3%
-14.5%
-7.7%
-3.8%
-6.4%
-8.0%
-9.9%
-2.9%
-13.5%
-4.8%
-36.6%
-8.0%
-19.6%
-0.5%
-4.3%
-1.6%
-5.7%
-9.3%
-6.4%
-12.9%
-7.9%
-7.3%
-23.6%
-10.9%
-7.4%
-7.0%
-7.6%
-11.7%
-5.1%
-22.3%
-5.7%
-36.4%
-13.8%
-27.4%
-16.4%
-11.6%
0.7%
-5.5%
-5.5%
-15.5%
-17.1%
-15.9%
-16.9%
-30.7%
-9.0%
-3.8%
-23.6%
-34.3%
-19.1%
-9.1%
-15.6%
-7.7%
29.42
1,088.88
159.93
1,663.48
249.01
116.98
127.71
166.71
117.05
80.48
80.27
75.53
6.96
28.49
40.49
38.38
28.90
6.41
0.84
1.50
1.73
37.35
1,061.21
174.23
1,686.62
259.16
121.68
132.99
182.99
122.72
88.60
87.52
82.34
8.15
30.85
42.08
41.03
31.42
7.11
0.87
1.74
1.82
WTI期近物先物(ドル/バレル)
NY現物(ドル/トロイオンス)
CRB指数
東証REIT指数
ブルームバーグREIT指数
100ルピア当たりの円換算
-
(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成
(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成
6
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場合があります。また、その他の費用を間接的にご負担いただく場合があります。外国投資信託の場合も同様に、運用会社報酬等の名目で、保有期間中に間接的にご負担いた
だく費用があります。
投資信託は、主に国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象とするため、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等により基準価額が変動しま
す。従って損失が生じるおそれがあります。投資信託は、個別の投資信託ごとに、ご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。また、上記記載の手数料
等の費用の最大値は今後変更される場合がありますので、ご投資にあたっては目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。(2016年1月19日時点)
野村證券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商) 第142号
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、 一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
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