【兼用住宅(1)】

建築基準法第3章
基準法第3章 都市計画区域等における建築物の敷地、構造、建築設備及び用途
建築
(法第 48 条)
【兼用住宅(1)】
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【兼用住宅(1)
【質問】
第一種低層住居専用地域内で可能とされている兼用住宅とはどのような住宅のことか。
【回答】
① 第一種低層住居専用地域は、低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するための地域であり、
近隣住民の日常生活に必要な施設等の兼用住宅が認められている。
② この兼用住宅は、延べ面積の 1/2 以上を居住の用に供し、かつ、この兼用部分の床面積の合
計は 50 ㎡以内と規定されている。
③ また、兼用住宅とは、住宅部分と非住宅部分が構造的にも機能的にも一体となっていて、用
途的に分離し難いものとされている。
【参考】
① 法別表第2(い)項第二号
②
令第 130 条の3(第一種低層住居専用地域内に建築することができる兼用住宅)
・事務所
・日用品の販売を主たる目的とする店舗又は食堂若しくは喫茶店
・理髪店、美容院、クリーニング取次店、質屋、貸衣装屋、貸本屋、その他これらに類する
サービス業を営む店舗
・洋服店、畳屋、建具屋、自転車店、家庭電気器具店、その他これらに類するサービス業を
営む店舗(原動機を使用する場合にあってはその出力の合計が 0.75KW 以下のものに限
る。)
・自家販売のために食品製造業(食品加工業を含む)を営むパン屋、米屋、豆腐屋、菓子屋
その他これらに類するもの(原動機を使用する場合にあってはその出力の合計が 0.75KW
以下のものに限る。
)
・学習塾、華道教室、囲碁教室その他これらに類する施設
・美術品又は工芸品を製作するためのアトリエ又は工房(原動機を使用する場合にあっては
その出力の合計が 0.75KW 以下のものに限る。
)