平成28年1月20日 NHK広報局 平成28年1月放送総

平成28年1月20日
NHK広報局
平成28年1月放送総局長定例記者会見要旨
○28年度 国内放送、国際放送について(板野放送総局長)
今回の改定は、より幅広い世代の皆さんにNHKを見ていただこうというのが、ねらい。そこで、
総合テレビは平日夜間の編成を全面的に見直した。午後7時30分から8時台を「家族で楽しむ多
彩な番組ゾーン」として刷新。新番組や現在8時台に放送している番組を大幅にリニューアルした
上で移設する。「クローズアップ現代」は、「クローズアップ現代+(プラス)」と装いを新たに午
後10時に移設し、午後9時から11時台は「じっくり楽しむ深い番組ゾーン」とする。午後11
時台は、一日の出来事がコンパクトに分かるニュース番組を新設する。またEテレは、時間帯ごと
に見ていただくターゲットを明確にした編成を本年度に続いてさらに強化。BS1は、オリンピッ
クに向けてスポーツ番組を軸に強化を図る。BSプレミアムでは、話題性豊かな超大型番組を新設。
ラジオでは、多彩な番組で幅広くリスナーの期待に応えてゆく。そして国際放送については、ニュ
ース番組の充実と平日夜間の強化、国内放送とのさらなる連携、東京オリンピック・パラリンピッ
クに向け日本により関心をもってもらうことを目指した番組の新設、という3つの点に重点的に取
り組む。(詳細は報道資料を参照)
〇東日本大震災関連番組について(板野総局長)
東日本大震災からまもなく5年。NHKスペシャルでは、3月11日にスーパーコンピューター
“京”を使い津波がどのように襲ったのか研究を進め、映像として残されていない「事実」を映像
化。あの日の津波の詳細を伝える。3月12日は「”26兆円“で復興はどれだけ進んだか?(仮)」。
3月13日は「88時間 福島第一原発・同時多発事故の全貌(仮)」をお送りする。ほかにも、
3月11日から13日にかけて震災関連番組を集中的に編成。「特集 明日へ つなげよう」では、
宮城県名取市閖上にキーステーションを設け、進行は糸井重里さんらが務める。また、岩手県大船
渡市を舞台にした特集ドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう!」も放送する。
(詳細は報道資料を参照)
○「18歳って何だ?」(森永副総局長)
選挙権を得る年齢が18歳に引き下げられ、これからの18歳は社会により積極的に参加すること
が求められていく。番組では、歴史的偉人や成功したプロフェッショナルたちの18歳当時のエピ
ソードなどを紹介。「人生の選択」を迫られるなか、何を感じ何に悩むのか、その時に大切なこと
とは何か。スタジオに18歳の視聴者20人が出演し、本音を語り合う。
(詳細は報道資料を参照)
○NHKスペシャル「司馬遼太郎思索紀行 日本人とは何か」(安齋副総局長)
2月は、作家・司馬遼太郎の没後20年にあたる。司馬さんが『この国のかたち』を執筆する際に
編集者たちと交わした膨大な手紙や、当時を知る関係者を取材。2回にわたり、司馬遼太郎の日本
人論を読み解き、
『この国のかたち』の中で取り上げたさまざまな事象や歴史的景観を映像化する。
番組ナビゲーターの香川照之さんとともに、「日本人とは何か」を追い求めた司馬さんの思索の旅
をたどる。また、Eテレの「100分de名著」では、「司馬遼太郎スペシャル」を3月に全4回
シリーズで放送する。
(詳細は報道資料を参照)
○BS1スペシャル「波に挑む!知られざるサーフィンの世界(仮)」(坂本副総局長)
東京オリンピックの新種目候補となっている競技サーフィンの知られざる魅力に迫る。舞台は、ハ
ワイ・オアフ島で開かれる競技サーフィンの最高峰「パイプ・マスターズ」。華麗な空中技など難
易度の高いパフォーマンスも登場する戦いの模様を、水中撮影や空撮などを駆使した圧倒的な映像
で紹介する。また、今後の活躍が期待される日本の若手サーファーたちの活躍も描いていく。
(詳細は報道資料を参照)
○「長谷川博己が探る! オーストラリア・地下住居に住む人々の不思議な世界」(坂本副総局長)
夏の気温が50度になるという、オーストラリア南部の砂漠地帯にある街・クーバーピディ。
火星のような荒涼とした大地を歩くと、地面から声が聞こえてくる。世界48か国から集まった
人々が、地下に住居を作って暮らしているのだという。なぜ人々は、地下で暮らしているのか?
この街に広がる不思議な世界とは?俳優・長谷川さんがその謎に迫る。(詳細は報道資料を参照)
(以上)