ターゲットプロテオミクス

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ターゲットプロテオミクス
従来のプロテオミクス技術はタンパク質同定と定量解析に用いられてきました。しかし、現状は、ダイナミ
ックレンジ、翻訳後修飾の同定、感度・選択性などの問題点が浮き彫りにされています。ターゲットプロテ
オミクスは、従来のプロテオミクスの不偏解析とは異なり、多重反応モニタリング(Multiple Reaction
Monitoring、以下MRM)に基づき、目的タンパク質を高感度・高選択・高効率的に検出、測定することがで
きます。
特長
1ランで目的タンパク質を多く検出
ハイスループット
高効率
大量サンプルをより効率的に検出(複数サンプルを1 時間以内に検出可能)
高感度
MRMにより、S/N比の向上、低含量目的・修飾タンパク質の検出が可能
プラットフォーム・テクノロジー
Producer
Source-analyzer
Max Resolution
Scanning Speed
Sensitivity
AB SCIEX
ESI-triple Q-LIT
>12,000
up to 2400 amu/s(MRM),
up to 20,000 amu/sec(Trap)
Improved 9 times(compared with general
MRM),
Improved 10~100times(compared with
general Trap)
図 1 QTRAP 5500 とパラメーター
◎
◎
◎
◎
高感度トリプル四重極システムのMRMが可能
より効率的、簡単に代謝物の検出、同定から定量まで可能
ターゲットバイオマーカーの探索から定量が可能
プレカーサーイオンスキャン、ニュートラルロススキャンをトリガーとして高い選択性、高感度にフルスキャン
MS、MS/MS、MS3が可能
ワークフロー
図 2 MRM ターゲットプロテオミクスのワークフロー
バイオインフォマティクス解析
MRM Transition list予測
タンパク質機能アノテーション
目的タンパク質同定 ・定量
タンパク質GO予測
タンパク質代謝経路解析
目的ペプチドの予測マススペクトル
図 3 ペプチドTAGIQIVADDLTVTNPARの予測結果
プロダクトイオンマススペクトル
図 4 y11+, y7+由来のプロダクトイ
オンのクロマトグラフィーピーク
サンプル
動物組織、植物組織、細菌、細胞、体液、
impurity-rich或ははタンパク質含有量の低い
サンプル、タンパク質抽出物
動物組織:湿重量 ≥ 100mg
植物組織:湿重量 ≥ 2g
細胞:細胞数 ≥ 5 × 10 6
体液:血液:≥ 5mL
血清:≥ 500μ L
サンプル量 尿:≥ 50mL
その他(溶血なし):5 mL
保持時間範囲
図 5 有効ピーク面積取得の保持時間範囲
注意事項
1. ご依頼の内容により、サンプルの必要量が異なりますので、
お問合せください。
2. サンプルはなるべくドライアイスを同梱してご送付下さい。
3. 送料はお客様のご負担となります。また、輸送時のトラブル
に関して、弊社はその責任を負いかねます。
4. 土・日・祝日のサンプル受け入れは行っておりません。
5. 再度品質検査の結果によっては、再度サンプルのご提供をい
ただく場合がございます。
6. サンプルはライブラリー作製・納品後、破棄させていただきま
す。返送、保管についてはご相談下さい。
impurity - rich 或いはタンパク質含有量の低い
サンプル:湿重量 ≥ 5g
タンパク質抽出物:サンプル量 ≥ 500μ g 、サ
ンプル濃度 ≥ 1mg/mL
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