平成27年度版労働事情実態調査

山梨県中小企 業団体中央会
本 調 査 は 、中 小 企 業 に お け る 労 働 事 情 を 的 確 に 把 握 し 、適 正 な 中 小 企 業 労 働 対
策の樹立並びに時宜を得た中央会労働支援方針の策定に資することを目的とし
て 、全 国 一 斉 に 全 国 中 小 企 業 団 体 中 央 会 が 毎 年 1 回 実 施 し て い る も の で す 。こ れ
は、本調査の内から山梨県内の事業所分を集計した調査結果となります。
(調 査 時 点 平 成 27年 7 月 1 日 )
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.調査結果の要約
Ⅲ.回答事業所の概要
Ⅳ.調査結果の内容
1.経 営 に つ い て
2.従 業 員 (パ ー ト タ イ ム 労 働 者 を 除 く )の 労 働 時 間 に つ い て
3.従 業 員 の 有 給 休 暇 に つ い て
4.新 規 学 卒 者 の 採 用 に つ い て
5.有 期 労 働 契 約 に 関 す る 無 期 転 換 ル ー ル に つ い て
6.賃 金 改 定 に つ い て
Ⅰ.はじめに
本調査は、中小企業における労働事情を的確に把握し、適正な中小企業労働対策の樹立
並びに時宜を得た中央会の雇用・労働対策事業の推進に資することを目的とし、各都道府
県中央会において毎年実施しています。
調査内容は、これまで同様に、山梨県内中小企業の経営状況、労働時間、賃金、採用状
況を主体として構成されていますが、これまでと違った視点での設問項目が随所に含まれ
た調査となっています。
本調査が、皆様の賃金、労働時間をはじめとする労働条件を検討される際のお役にたて
れば幸いです。
最後に、本調査の実施にあたり、ご協力頂きました関係組合並びに調査対象企業の皆様
に対しまして、深く感謝致しますとともに、今後とも一層のご理解とご協力を賜りますよ
う、よろしくお願い申し上げます。
平 成 27年 10月
山梨県中小企業団体中央会
1
Ⅱ.調査結果の要約/トピックス
1.昨 年 に 続 き 、 原 材 料 ・仕 入 価 格 の 高 騰 と 人 材 不 足 が 経 営 上 の 課 題
○ 経 営 状 況 は 前 回( 平 成 26年 度 )調 査 と 比 べ 、
「 良 い 」が 0.8ポ イ ン ト の 微 増 、
「変わらな
い 」が 5.1ポ イ ン ト 減 、
「 悪 い 」が 4.4ポ イ ン ト 増 と な り 、中 小 企 業 は 依 然 と し て 厳 し い
経営環境に置かれている。
○ 経 営 上 の 障 害 に つ い て の 上 位 は 、「 原 材 料 ・ 仕 入 品 の 高 騰 」 (41.7% )、「 人 材 不 足 ( 質
の 不 足 )」 (38.8% )、「 販 売 不 振 ・ 受 注 の 減 少 」 (34.7% )、「 同 業 他 社 と の 競 争 激 化 」
(33.1% )の 順 と な っ た 。「 原 材 料 ・ 仕 入 品 の 高 騰 」 と 「 人 材 不 足 ( 質 の 不 足 )」 は 、 昨
年と同じ順位であった。
○ 経 営 上 の 強 み は 、「 製 品 の 品 質 ・ 精 度 の 高 さ 」 (29.8% )が 3年 連 続 で ト ッ プ と な っ た 。
次 い で「 技 術 力・製 品 開 発 力 」
( 26.9% )、
「 顧 客 へ の 納 品・サ ー ビ ス の 速 さ 」
( 26.5% )
が 続 き 、自 社 の 製 品 や 技 術 に 磨 き を か け 、そ れ を 強 み と す る 企 業 が 多 い こ と が 分 か る 。
2.週 所 定 労 働 時 間 が 40時 間 以 内 の 割 合 が 8割 超
○ 従 業 員 1人 あ た り の 週 所 定 労 働 時 間 は 、 業 種 全 体 で は 「 40時 間 」 (53.7% )、「 38時 間 超
~ 40時 間 未 満 」
( 21.5% )で 昨 年 と 同 じ 結 果 と な っ た 。業 種 別 で は 、40時 間 以 内 の 事 業
所 の 割 合 は 、 製 造 業 ( 90.2% )、 非 製 造 業 ( 81.5% ) で あ っ た 。
○残業時間について従業員規模別でみると、
「 残 業 な し 」と 回 答 し た 割 合 が 最 も 多 か っ た
事 業 所 規 模 の 上 位 2つ は 、従 業 員 数「 1~ 9人 」
( 43.4% )、
「 10~ 29人 」
( 25.0% )と な り 、
「 100~ 300人 」 で は 該 当 が な か っ た 。 昨 年 同 様 、 小 規 模 事 業 所 ほ ど 残 業 時 間 が 短 く な
る傾向があった。
3.有 給 休 暇 平 均 取 得 日 数 は 5日 未 満 が ト ッ プ
○ 従 業 員 1人 あ た り の 年 次 有 給 休 暇 の 平 均 付 与 日 数 は 、「 15~ 20日 未 満 」 (38.5% )、「 10
~ 15日 未 満 」 (22.5% )、「 20~ 25日 未 満 」 (17.7% )と 前 回 調 査 と 同 様 の 結 果 と な っ た 。
○年次有給休暇の平均取得日数は、
「 5日 未 満 」(32.9% )、
「 5~ 10日 未 満 」(32.0% )、
「 10
~ 15日 未 満 」(28.1% )、
「 15~ 20日 未 満 」(4.3% )、
「 20日 以 上 」(2.6% )の 順 と な っ た 。
4.新 規 学 卒 者 の 採 用 計 画 は 「 あ る 」 が 18.4%
○ 山 梨 県 に お け る 新 規 学 卒 者 の 採 用 充 足 状 況 は 、 技 術 系 85.7% ・ 事 務 系 83.7% と な っ て
おり、全体でも充足率が高い数値となっているが、大学卒では技術系・事務系ともに
全国の充足率を下回っている。
○ 平 成 28年 4月 の 新 規 学 卒 者 の 採 用 計 画 は 、「 あ る 」 と 回 答 し た 事 業 所 は 18.4% に と ど
まった。
5.無 期 転 換 ル ー ル の 認 知 度 が 低 調
○有期労働契約に関する無期転換ルールについて、
「知っていた」
( 47.6% )が 5割 を 切 り 、
無 期 転 換 ル ー ル の 特 例 に つ い て は 、「 知 っ て い た 」 (26.4% )で あ っ た 。
○無期転換ルールの特例の適用に伴う計画の作成と提出状況については、
「提出する予定
は な い 」( 59.2% )、「 分 か ら な い 」( 35.0% ) が 9割 を 超 え た 。
2
6.賃 金 改 定 に つ い て 「 引 上 げ た 」、「 7月 以 降 引 上 げ る 予 定 」 は 約 5割
○ 平 成 27年 1月 1日 か ら 7月 1日 ま で の 間 の 賃 金 改 定 の 実 施 状 況 は 、「 引 上 げ た 」( 36.9% )、
「 7月 以 降 引 上 げ る 予 定 」
( 11.6% )、
「 今 年 は 実 施 し な い (凍 結 )」
( 10.0% )の 順 と な っ
た 。 事 業 所 規 模 別 に み る と 、「 引 き 上 げ た 」、「 7月 以 降 引 上 げ る 予 定 」 の 割 合 は 、「 100
~ 300人 」 が 最 も 多 く 、 規 模 が 小 さ く な る に つ れ て 割 合 が 減 少 す る 傾 向 と な っ た 。
○ 賃 金 改 定 を 実 施 し た 事 業 所 の 改 定 後 の 平 均 賃 金 は 261,338円 、 平 均 昇 給 額 は 6,207円 、
平 均 昇 給 率 は 2.43% と な っ て い る 。
○ 賃 金 改 定 状 況 の う ち 、「 引 上 げ た 」 と 「 7月 以 降 引 上 げ る 予 定 」 と 回 答 し た 事 業 所 の 改
定 の 内 容 は 、「 定 期 昇 給 」( 44.5% )、「 基 本 給 の 引 上 げ ( 定 期 昇 給 制 度 の な い 事 業 所 )」
( 42.9% )、「 ベ ー ス ア ッ プ 」( 14.3% ) と な っ て い る 。
3
Ⅲ.回答事業所の概要
1.回 答 事 業 所 の 内 訳
調 査 時 点: 平 成 27年 7月 1日 現 在
調 査 対 象 数: 600事 業 所 (製 造 業 329事 業 所 、 非 製 造 業 271事 業 所 )
有 効 回 答 数: 249事 業 所 (製 造 業 115事 業 所 、 非 製 造 業 134事 業 所 )
回
答
率: 41.5%
(1)業 種 別 ・ 規 模 別 回 答 事 業 所 数
事業所数
全業種
内
1~ 9人
訳
10~ 29人
30~ 99人
100~ 300人
249(100.0)
116(46.6)
82(32.9)
46(18.5)
5(2.0)
115(100.0)
51(44.3)
36(31.3)
26(22.6)
2(1.7)
食料品
20(100.0)
6(30.0)
8(40.0)
5(25.0)
1(5.0)
繊維工業
13(100.0)
6(46.2)
6(46.2)
1(7.7)
-
木材・木製品
1(100.0)
-
-
1(100.0)
-
印刷・同関連
5(100.0)
2(40.0)
2(40.0)
1(20.0)
-
15(100.0)
7(46.7)
4(26.7)
4(26.7)
-
2(100.0)
2(100.0)
-
-
-
金属、同製品
22(100.0)
11(50.0)
5(22.7)
5(22.7)
1(4.5)
機械器具
11(100.0)
5(45.5)
1(9.1)
5(45.5)
-
その他
26(100.0)
12(46.2)
10(38.5)
4(15.4)
-
非製造業
134(100.0)
65(48.5)
46(34.3)
20(14.9)
3(2.2)
2(100.0)
1(50.0)
1(50.0)
-
-
運輸業
13(100.0)
3(23.1)
8(61.5)
2(15.4)
-
建設業
57(100.0)
29(50.9)
22(38.6)
6(10.5)
-
卸売業
28(100.0)
14(50.0)
6(21.4)
8(28.6)
-
小売業
14(100.0)
10(71.4)
1(7.1)
2(14.3)
1(7.1)
サービス業
20(100.0)
8(40.0)
8(40.0)
2(10.0)
2(10.0)
製造業
窯業・土石
化学工業
情報通信業
4
(2)従 業 員 雇 用 形 態 別 構 成
従 業 員 の 雇 用 形 態 は 、山 梨 県 全 体 で「 正 社 員 」が 72.1% 、
「 パ ー ト タ イ ム 労 働 者 」が 18.4% 、
「 派 遣 」 が 1.7% 、「 嘱 託 ・ 契 約 職 員 他 」 が 7.7% で あ っ た 。「 正 社 員 」 の 割 合 は 製 造 業 が
74.6% 、非 製 造 業 が 69.9% と な っ て お り 、従 業 員 規 模 別 で は 、
「 パ ー ト タ イ ム 労 働 者( 100
~ 300人 )」 の 割 合 が 23.4% で 最 も 高 く な っ た 。
従業員雇用形態別構成
1.7
72.1
山梨県
18.4
74.6
製造業
非製造業
69.9
1~9人
70.0
10~29人
77.0
30~99人
75.6
100~300人
5.7 2.0
14.6
3.4 4.9 2.5
0.2
21.8
6.5 1.6
0.0
22.6
4.0 3.4
0.7
17.3
3.9 1.1
2.2
16.2
3.8 2.2
57.0
23.4
2.8
14.4
2.3
90%
100%
300人超
0%
10%
正社員
20%
30%
40%
パートタイマー
50%
派遣
60%
70%
嘱託・契約社員
80%
その他
(3)労 働 組 合 の 有 無
249事 業 所 の う ち 、労 働 組 合 が あ る と 回 答 し た 事 業 所 は 2.8%( 7事 業 所 )、
「 な い 」と 回
答 し た 事 業 所 は 97.2% ( 242事 業 所 ) で あ っ た 。
「 あ る 」と 回 答 し た 事 業 所 の 内 訳 を 業 種 別 で み る と 、製 造 業 が 4.3%( 5事 業 所 )、非 製
造 業 が 1.5% ( 2事 業 所 ) と な っ て い る 。
労働組合の有無(山梨県)
ない
2.8
ある
97.2
労働組合の有無(製造業)
労働組合の有無(非製造業)
ない
1.5
ない
4.3
ある
95.7
ある
98.5
5
Ⅳ.調査結果の内容
1.経 営 に つ い て
(1)経 営 状 況
経 営 状 況 は 、「 良 い 」 が 19.9% 、「 変 わ ら な い 」 が 47.2% 、「 悪 い 」 が 32.9% と な っ た 。
前 回 (平 成 26年 度 )調 査 に 比 べ 、「 良 い 」が 0.8ポ イ ン ト 増 、「 変 わ ら な い 」 が 5.1ポ イ ン ト
減 、「 悪 い 」 が 4.4ポ イ ン ト 増 と な っ て い る 。
経
H26全体
19.1
H27全体
19.9
1~9人
22.0
30~99人
20.5
32.9
43.4
38.9
50.4
17.4
10~29人
28.5
47.2
21.8
非製造業
状 況
52.3
17.7
製造業
営
27.8
48.7
33.9
42.7
35.4
50.0
100~300人
29.5
40.0
0%
60.0
20%
良い
40%
変わらない
60%
悪い
80%
100%
(2)主 要 事 業 の 今 後 の 方 針
主要事業の今後の方針は、
「 強 化 拡 大 」が 34.2% と な り 、前 回( 平 成 26年 度 )調 査 よ り
4.6ポ イ ン ト 増 加 し て い る 。
主要事業の今後の方針
H26全体
29.6
H27全体
65.2
34.2
60.9
38.1
製造業
1~9人
63.1
22.3
10~29人
30~99人
20%
2.5
44.4
40.0
10%
7.2
56.8
51.1
0%
6.2
70.5
40.7
100~300人
4.1 0.8
1.8
1.8
58.4
30.8
非製造業
4.8 0.4
4.4
60.0
30%
強化拡大
40%
現状維持
50%
60%
縮小・廃止
70%
80%
90%
100%
その他
6
(3)経 営 上 の 障 害 (3つ 以 内 で 選 択 )
経 営 上 の 障 害 と な る 上 位 5項 目 は 、
「 原 材 料・仕 入 品 の 高 騰 」が 41.7% 、
「 人 材 不 足( 質
の 不 足 )」が 38.8% 、
「 販 売 不 振・受 注 の 減 少 」が 34.7% 、
「 同 業 他 社 と の 競 争 激 化 」が 33.1% 、
「 労 働 力 不 足( 量 の 不 足 )」が 23.6% の 順 と な っ た 。前 回( 平 成 26年 度 )調 査 と 同 様 、
「原
材料・仕入品の高騰」が経営上の障害と答える企業が多かった。また、製造業・非製造
業 別 の ト ッ プ は 、製 造 業 が「 原 材 料・仕 入 品 の 高 騰 」、非 製 造 業 で は「 人 材 不 足( 質 の 不
足 )」 で あ っ た 。
経営上の障害
17.0
労働力不足(量の不足)
16.2
23.6
29.8
人材不足(質の不足)
30.6
34.8
38.8
45.8
0.8
労働力の過剰
16.6
14.0
11.7
16.0
人件費の増大
販売不振・受注の減少
29.8
製品開発力・販売力の不足
9.9
37.5
34.7
40.5
17.4
14.5
19.8
同業他社との競争激化
33.6
33.1
21.6
42.7
45.1
41.7
原材料・仕入品の高騰
31.3
9.5
8.7
11.7
6.1
製品価格(販売価格)の下落
納期・単価等の取引条件の厳しさ
17.0
20.7
13.0
10.7
9.9
12.6
7.6
金融・資金繰り難
54.1
29.7
2.8
5.0
1.8
7.6
環境規制の強化
0.0
H26全体
10.0
H27全体
20.0
製造業
30.0
40.0
50.0
60.0
非製造業
7
(4)経 営 上 の 強 み (3つ 以 内 で 選 択 )
経営上の強みは、
「 製 品 の 品 質・精 度 の 高 さ 」が 29.8% 、
「 技 術 力 ・製 品 開 発 力 」が 26.9% 、
「 顧 客 へ の 納 品・サ ー ビ ス の 速 さ 」が 26.5% 、
「 製 品・サ ー ビ ス の 独 自 性 」が 26.1% の 順
となった。
経営上の強み
26.1
製品・サービスの独自性
34.5
18.8
26.9
27.3
26.6
技術力・製品開発力
13.9
生産技術・生産管理能力
10.2
18.2
15.1
12.7
17.2
営業力・マーケティング力
8.4
6.4
10.2
製品・サービスの企画力・提案力
29.8
製品の品質・精度の高さ
16.4
45.5
26.5
24.5
28.1
顧客への納品・サービスの速さ
11.3
13.6
9.4
企業・製品のブランド力
7.3
財務体質の強さ・資金調達力
6.4
優秀な仕入先・外注先
12.2
16.4
10.5
14.1
18.1
16.4
19.5
商品・サービスの質の高さ
14.5
組織の機動力・柔軟性
0.0
5.0
山梨県
21.4
27.3
10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0
製造業
非製造業
8
2.従 業 員 (パ ー ト タ イ ム 労 働 者 を 除 く )の 労 働 時 間 に つ い て
(1)従 業 員 1人 あ た り の 週 所 定 労 働 時 間
週 所 定 労 働 時 間 は 、業 種 全 体 で は「 40時 間 」が 53.7% 、
「 38時 間 超 ~ 40時 間 未 満 」が 21.5% 、
「 40時 間 超 ~ 44時 間 以 下 」が 14.5% 、
「 38時 間 以 下 」が 10.3% の 順 と な っ た 。製 造 業・非
製 造 業 別 と も 「 40時 間 」 が 一 番 高 い 割 合 を 示 し て い る 。
週所定労働時間
10.3
山梨県
21.5
14.3
製造業
17.9
6.9
非製造業
1~9人
30~99人
100~300人
19.3
52.4
14.6
30.4
58.7
20.0
0%
18.5
51.4
24.4
6.5
9.8
50.0
15.6
8.5
14.5
58.0
24.6
13.8
10~29人
53.7
4.3
80.0
10%
20%
38時間以下
30%
40%
38時間超40時間未満
50%
60%
70%
40時間
80%
90%
100%
40時間超44時間以下
(2)従 業 員 1人 当 た り の 月 平 均 残 業 時 間
月 平 均 の 従 業 員 1人 当 た り の 残 業 時 間 の 全 体 で は「 残 業 な し 」が 29.9% で ト ッ プ と な り 、
続 い て「 10~ 20時 間 未 満 」が 23.4% 、
「 10時 間 未 満 」が 23.0% 、
「 20~ 30時 間 未 満 」と「 30
~ 50時 間 未 満 」 が 10.7% で あ っ た 。「 残 業 な し 」 を 従 業 員 規 模 別 で 見 る と 、 従 業 員 数 「 1
~ 9人 」 の 事 業 所 で 43.4% 、「 10~ 29人 」 で 25% 、「 30~ 99人 」 で 8.7% 、「 100人 以 上 」 で
は該当がなかった。昨年に引き続き小規模事業所ほど高い割合となる傾向となった。
月平均残業時間
山梨県
29.9
23.0
製造業
31.0
27.4
29.0
非製造業
23.4
16.8
19.1
1~9人
30~99人
8.7
25.0
13.0
15.0
26.3
39.1
100~300人
17.4
60.0
0%
0時間
10%
10時間未満
20%
30%
10~20時間未満
50%
60%
20~30時間未満
70%
0.9
3.8
9.7
8.8
17.4
20.0
40%
9.9
8.0
10.0
2.5
11.5
9.2
23.9
25.0
10.7
12.4
29.0
43.4
10~29人
10.7
5.0
4.3
20.0
80%
30~50時間未満
90%
100%
50時間以上
9
3.従 業 員 の 有 給 休 暇 に つ い て
(1)従 業 員 1人 当 た り の 年 次 有 給 休 暇 の 平 均 付 与 日 数
年次有給休暇の平均取得日数は、
「 15~ 20日 未 満 」が 38.5% 、
「 10~ 15日 未 満 」が 22.5% 、
「 20日 ~ 25未 満 」 が 17.7% 、「 10日 未 満 」 が 19.9% 、「 25日 以 上 」 が 1.3% の 順 と な っ た 。
年次有給休暇の平均付与日数
19.9
山梨県
13.8
製造業
38.5
22.9
25.4
非製造業
1~9人
22.1
4.4
100~300人
36.1
20.0
0%
10%
10日未満
20%
30%
10~15日未満
40%
1.9
15.6
64.4
15.6
60.0
20.0
50%
60%
15~20日未満
1.6
20.2
45.5
13.3
0.9
14.8
21.2
26.0
1.3
21.1
25.0
13.0
17.7
41.3
31.7
10~29人
30~99人
22.5
70%
80%
20~25日未満
2.2
90%
100%
25日以上
(2)従 業 員 1人 当 た り の 年 次 有 給 休 暇 の 平 均 取 得 日 数
年 次 有 給 休 暇 の 平 均 取 得 日 数 は 、「 5日 未 満 」 が 32.9% 、「 5~ 10日 未 満 」 が 32% 、「 10
日 ~ 15日 未 満 」が 28.1% 、
「 15~ 20日 未 満 」が 4.3% 、
「 20日 以 上 」が 2.6% の 順 と な っ た 。
年次有給休暇の平均取得日数
32.9
山梨県
32.0
22.0
製造業
34.9
1~9人
10~29人
17.8
100~300人
10%
5日未満
20.0
20%
30%
5~10日未満
40%
5.2 1.3
40.0
20.0
50%
10~15日未満
2.8
2.9 4.8
24.7
40.0
20.0
0%
26.0
33.8
2.6
1.6 2.5
23.8
27.9
35.1
30~99人
7.3
29.5
38.5
4.3
33.0
42.6
非製造業
28.1
2.2
40.0
60%
70%
15~20日未満
80%
90%
100%
20日以上
10
4.新 規 学 卒 者 の 採 用 に つ い て
(1)新 規 学 卒 者 の 初 任 給 (単 純 平 均 )
平 成 27年 3月 新 規 学 卒 者 (既 卒 者 、中 途 採 用 者 を 除 く )の 1人 当 た り の 平 均 初 任 給 額 (平 成
27年 6月 支 給 額 )は 、「 高 校 卒 」 の 技 術 系 169,660円 ・ 事 務 系 163,988円 、「 専 門 学 校 卒 」 で
技 術 系 184,400円 ・ 事 務 系 165,395円 、「 短 大 (含 高 専 )卒 」 で 技 術 系 170,000円 ・ 事 務 系
190,000円 、「 大 学 卒 」 で 技 術 系 221,177円 ・ 事 務 系 199,904円 と な っ て い る 。
新規学卒者の初任給(単純平均)
高校卒
専門学校卒
事務系
国
158,374
154,372 170,648
167,439 172,093 168,194 193,175 191,223
山梨県
169,660
163,988 184,400
165,395 170,000 190,000 221,177 199,904
製造業
162,914
非製造業
173,595
163,988 207,500
154,640
-
-
-
193,021
1~ 9 人
161,333
150,000
-
170,000
-
-
-
190,200
173,900
-
200,000
-
-
-
-
196,000
10~
29 人
30~
99 人
100~
300 人
170,328
-
-
169,000
167,485 180,500
-
-
事務系
技術系
事務系
大学卒
技術系
全
技術系
短 大 (含 高 専 )卒
技術系
事務系
176,150 170,000 190,000 221,177 225,140
160,790 170,000 190,000 234,765 203,361
-
-
-
194,000
-
11
(2)新 規 学 卒 者 の 採 用 充 足 状 況
新 規 学 卒 者 (既 卒 者 、中 途 採 用 者 を 除 く )の 採 用 充 足 状 況 は 、
「 山 梨 県 」で は 技 術 系 85.7
% 、 事 務 系 83.7% 、「 高 校 卒 」 で は 技 術 系 89.7% 、 事 務 系 92.3% 、「 専 門 学 校 卒 」 と 「 短
大 (含 高 専 )卒 」 で は 技 術 系 ・ 事 務 系 と も に 100% 、「 大 学 卒 」 で は 技 術 系 50% 、 事 務 系 76
%であった。
新規学卒者の採用充足状況
学
卒
職種系統
採用計画人数
採用実績人数
採 用 充 足 率 (% )
技術系
56
48
85.7
事務系
43
36
83.7
技術系
39
35
89.7
事務系
13
12
92.3
技術系
8
8
100.0
事務系
4
4
100.0
技術系
1
1
100.0
事務系
1
1
100.0
技術系
8
4
50.0
事務系
25
19
76.0
山梨県
高校卒
専門学校卒
短 大 (含 高 専 )卒
大学卒
12
(3)平 成 28年 3月 新 規 学 卒 者 の 採 用 計 画
平 成 28年 3月 の 新 規 学 卒 者 (既 卒 者 、 中 途 採 用 者 を 除 く )の 採 用 計 画 は 、「 あ る 」 と 回 答
し た 事 業 所 は 18.4% と な り 、 昨 年 と 比 較 し 2.3ポ イ ン ト 増 加 し た 。「 な い 」 と 回 答 し た 事
業 所 は 58.0% 、「 未 定 」 と 回 答 し た 事 業 所 は 23.7% で あ っ た 。
平 均 採 用 計 画 人 数 で は 、「 高 校 卒 」 が 2.17人 、「 専 門 学 校 卒 」 で は 1.75人 、「 短 大 卒 (含
高 専 )」 で は 2.6人 、「 大 学 卒 」 で は 2人 と な っ た 。
平成28年3月の採用計画の有無
未定
23.7
ある
18.4
ない
58.0
平均採用計画人数
3.00
2.50
2.17
2.00
2.60
2.40
1.70
1.75
1.50
2.50
2.67
1.90
2.00
1.50
2.13
1.80
1.00
0.50
0.00
高校卒
専門学校卒
山梨県
短大卒(含高専)
製造業
大学卒
非製造業
参 考 : 平 成 27年 3月 新 規 学 卒 者 の 採 用 計 画
平成27年3月の採用計画の有無
平均採用計画人数
6.00
ある
16.1
未定
18.0
5.57
5.00
4.04
4.00
3.00
3.00
1.90
2.00
ない
65.9
1.67 1.88
2.00
1.43
1.83
1.33
2.29
1.55
1.00
0.00
高校卒
専門学校卒
山梨県
短大卒(含高専)
製造業
大学卒
非製造業
13
5.有 期 労 働 契 約 に 関 す る 無 期 転 換 ル ー ル 等 に つ い て
(1)無 期 転 換 ル ー ル の 認 知
平 成 25年 4月 か ら 導 入 さ れ た 有 期 労 働 契 約 に 関 す る 無 期 転 換 ル ー ル に つ い て 、「 知 っ て
い た 」と 回 答 し た 事 業 所 は 47.6% 、
「 知 ら な か っ た 」と 回 答 し た 事 業 所 は 52.4% で あ っ た 。
ま た 、 無 期 転 換 ル ー ル の 特 例 に つ い て は 、「 知 ら な か っ た 」 が 73.6% と な り 、「 知 っ て
い た 」 の 26.4% を 大 幅 に 上 回 る 結 果 と な っ た 。
無期転換ルール(特例)の認知度
無期転換ルールの認知度
知らな
かった
52.4
知って
いた
26.4
知って
いた
47.6
知らな
かった
73.6
(2)無 期 転 換 ル ー ル の 特 例 の 適 用 に つ い て の 計 画 の 作 成 及 び 提 出
無期転換ルールの特例の適用に伴う計画の作成と提出について、
「 提 出 し 、認 定 さ れ た 」
が 0.8% 、「 提 出 し た が 、 認 定 は ま だ 」 が 0% 、「 提 出 に 向 け て 準 備 中 」 が 0.8% 、「 今 後 提
出 予 定 」 が 4.2% 、「 提 出 の 予 定 は な い 」 が 59.2% 、「 分 か ら な い 」 が 35% で あ っ た 。
無期転換ルール(特例)の計画の作成・提出状況
0.4
0.8
0.9
0.8
既に提出し、認定された
既に提出したが、まだ認定されていない
0.0
1.1
0.8
1.8
提出に向けて準備中である
3.9
4.2
6.3
2.3
今後提出する予定である
55.2
59.2
63.1
55.8
提出する予定はない
分からない
27.9
0.0
全国
山梨県
10.0
20.0
製造業
30.0
39.4
35.0
41.1
40.0
50.0
60.0
70.0
非製造業
14
6.賃 金 改 定 に つ い て
(1)賃 金 改 定 の 実 施 状 況
平 成 27年 1月 1日 か ら 7月 1日 ま で の 間 の 賃 金 改 定 の 実 施 状 況 は 、 山 梨 県 で 「 引 上 げ た 」
が 36.9% 、「 引 下 げ た 」 が 0.8% 、「 今 年 は 実 施 し な い ( 凍 結 )」 が 10% 、「 7月 以 降 引 上 げ
る 予 定 」 が 11.6% 、「 7月 以 降 引 下 げ る 予 定 」 が 0.8% 、「 未 定 」 が 39.8% と な っ て い る 。
賃金改定状況
44.3
0.8
全国
0.5
28.9
36.9
0.8
10.0
11.6
山梨県
0.8
39.8
43.5
0.9
8.7
9.6
製造業
0.0
37.4
31.3
0.7
11.2
13.4
非製造業
1.5
41.8
25.9
1.7
1~9人
0.0
48.3
45.1
6.1
0.0
30~99人
0.0
15.5
6.9
1.7
10~29人
16.3
9.2
12.2
36.6
47.8
4.3
19.6
0.0
100~300人
28.3
60.0
0.0
0.0
40.0
0.0
0.0
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
引上げた
引下げた
今年は実施しない(凍結)
7月以降引上げる予定
7月以降引下げる予定
未定
70.0
15
(2)平 均 賃 金 及 び 賃 金 改 定 額 ( 単 純 平 均 )
賃 金 改 定 を 実 施 し た 事 業 所 の 改 定 後 の 平 均 賃 金 は 261,338円 、 平 均 昇 給 額 は 6,207円 、
平 均 昇 給 率 は 2.43% と な っ て い る 。
改定前平均賃金
改定後平均賃金
平均昇給額
平均昇給率
山 梨 県
255,131
261,338
6,207
2.43
製 造 業
240,114
245,739
5,625
2.34
非製造業
271,949
278,809
6,860
2.52
(3)賃 金 改 定 の 内 容 ( 複 数 回 答 )
「 引 上 げ た 」と「 7月 以 降 引 上 げ る 予 定 」と 回 答 し た 事 業 所 の う ち 、賃 金 改 定 の 内 容 は
「 定 期 昇 給 」が 44.5% 、
「 基 本 給 の 引 上 げ( 定 期 昇 給 制 度 の な い 事 業 所 )」が 42.9% 、
「諸
手 当 の 改 定 」が 11.8% 、
「 臨 時 昇 給( 夏 季 ・ 年 末 賞 与 な ど )の 引 上 げ 」が 7.6% 、
「ベース
ア ッ プ 」 が 14.3% と い う 結 果 と な っ た 。
業種別のトップは、製造業は「定期昇給」と「基本給の引上げ(定期昇給制度のない
事 業 所 )」 が 44.3% で 同 一 だ っ た 。 非 製 造 業 で は 「 定 期 昇 給 」 が 44.8% と な っ て い る 。
賃金改定の内容
44.5
44.3
定期昇給
44.8
14.3
13.1
ベースアップ
15.5
42.9
44.3
41.4
基本給の引上げ(定期昇給制度のない事業所)
11.8
11.5
12.1
諸手当の改定
7.6
3.3
臨時給与(夏季・年末賞与など)の引上げ
12.1
0.0
山梨県
製造業
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
非製造業
16