広報資料 平成28年1月22日 文 化 市 民 局 担当:共同参画社会推進部 男女共同参画推進課 TEL:222-3091 「真のワーク・ライフ・バランス」に関するアンケートに係る集計結果について この度,京都市では,市民の皆様を対象に実施した「真のワーク・ライフ・バランス」 に関するアンケートの集計結果を取りまとめましたので,下記のとおり,お知らせしま す。 記 1 調査概要 ⑴ 調査目的 京都市における「真のワーク・ライフ・バランス」の実現に向け,市民の意識及び 市民を取り巻く状況の変化等を把握するとともに,「真のワーク・ライフ・バランス」 推進計画に関する事業の在り方を考える上での基礎資料として活用することを目的と して実施 ⑵ 調査方法 ア 調査対象 イ 抽出方法 ウ 調査方法 エ 調査期間 ⑶ 市内在住の満20歳以上の市民3,000人 住民基本台帳(外国人データ含む。)から,行政区別・年齢階層別人 口割合に応じた無作為抽出(平成27年5月1日現在) 郵送法,無記名方式による調査 平成27年6月10日(水)~6月30日(火) 調査項目 ア 回答者属性について(ア~カ) イ 「真のワーク・ライフ・バランス」の認知度(問1~問2) ウ 「真のワーク・ライフ・バランス」の実現度と課題(問3~問8) エ 地域活動・社会貢献への関心度(問9~問11) オ ホームページの認知度(問12) ⑷ 回収結果 有効回答数(有効回答率) (内 訳) 性・年齢 男 性 2 20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 60 歳代 70 歳代 無回答 計 1,111人(37.0%) 男性 446人,女性 665人 有効回答数 24 51 71 65 100 133 2 446 性・年齢 女 性 20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 60 歳代 70 歳代 無回答 計 有効回答数 44 84 112 111 150 164 - 665 調査結果概要 (詳細は,別添の「真のワーク・ライフ・バランス」に関するアンケート報告書参照) ⑴ ワーク・ライフ・バランスの認知度(問1 P18~19) 「ワーク・ライフ・バランス」という言葉を知っている人の割合は,19.1% ワーク・ライフ・バランスの認知度をみると, 「全く知らなかった」が61.0%と最 も多く,「言葉も意味も知っていた」(19.1%),「言葉は聞いたことはあるが,意味 は知らなかった」(19.4%)の合計は38.5%となっている。 ⑵ 「真のワーク・ライフ・バランス」の認知度(問2 P20~21) 「真のワーク・ライフ・バランス」という言葉を知っている人の割合は,6.6% 「真のワーク・ライフ・バランス」の認知度をみると, 「全く知らなかった」が76.1% と最も多く, 「言葉も意味も知っていた」 (6.6%), 「言葉は聞いたことはあるが,意 味は知らなかった」(16.7%)の合計は23.3%となっている。 ⑶ 「真のワーク・ライフ・バランス」の実現度(問3 P22~24) 「真のワーク・ライフ・バランス」を実現できている人の割合は,46.2% 「真のワーク・ライフ・バランス」の実現度(希望どおりに実現でき,満足して いる人の割合)をみると, 「どちらかといえばとれている」が35.5%と最も多く, 「と れている」 (10.7%)と合わせて46.2%と,半数近くの人が実現できているという結 果となっている。 ⑷ 仕事を充実させるうえでの課題(問5(1) P29~32) 男女共に仕事を充実させるうえでの課題は, 「景気の影響などで仕事が減ってい る,又はいい働き先が見つからない」が最も多い。 仕事を充実させるうえでの課題をみると,「景気の影響などで仕事が減っている, 又はいい働き先がみつからない」42.7%と最も多くなっている。 ⑸ 家庭生活を充実させるうえでの課題(問5(2) P33~36) 家庭生活を充実させるうえでの課題については,「仕事が忙しい」が最も多く, 次いで「働く時間を減らすと,経済的に苦しくなる」となっており,長時間労働 が要因と感じている人が多い。 家庭生活を充実させるうえでの課題をみると, 「仕事が忙しい」が男性では 55.0%, 女性では 41.4%と最も多くなっている。次いで「働く時間を減らすと,経済的に苦 しくなる」が男性で 31.2%,女性で 37.9%と多い。 ⑹ 地域活動・社会貢献を充実させるうえでの課題(問5(4) P41~44) 男性は「仕事が忙しい」が最も多く,女性は「参加するきっかけがない,又は 参加の方法がわからない」が最も多い。 地域活動・社会貢献を充実させるうえでの課題をみると,全体では「参加するき っかけがない,又は参加の方法がわからない」が 35.4%と最も多い回答となってい る。次いで「仕事が忙しい」が 30.4%と多くなっている。 性別でみると,男性は「仕事が忙しい」が 37.0%と最も多く,女性は「参加する きっかけがない,又は参加の方法がわからない」が 39.6%と最も多い。 ⑺ 企業・職場においての取組(問7 P48~51) 男女共に「子育てや介護が必要な時期などにおける育児休暇,介護休暇,短時 間勤務制度,フレックス勤務などの社員が働きやすい制度を充実させる」,「社員 に積極的に活用されるよう取り組む」ことが必要であると思っている人が多い。 企業・職場においての取組をみると,全体では「子育てや介護が必要な時期など に,育児休暇,介護休暇,短時間勤務制度,フレックス勤務などの社員が働きやす い制度を充実させる」が 30.2%と最も多くなっている。 ⑻ 行政においての取組(問8 P52~55) 男女共に「真のワーク・ライフ・バランスの考え方を,企業に普及・啓発する」 が最も多く,次いで「真のワーク・ライフ・バランスの考え方を,市民に普及・ 啓発する」が多い。 行政においての取組をみると,全体では「真のワーク・ライフ・バランスの考え 方を,企業に普及・啓発する」が 36.0%と最も多く,次いで「真のワーク・ライフ・ バランスの考え方を,市民に普及・啓発する」が 33.8%となっている。 ⑼ 地域活動・社会貢献への参加状況(問10 P58~59) 男女共に「町内会・自治会への加入」が最も多くなっている。 地域活動・社会貢献への参加状況をみると,全体では「町内会・自治会への加入」 が 59.3%と最も多くなっている。次いで「地元行事への参加」が 31.9%と多くなっ ている。 ⑽ 地域活動・社会貢献への参加の意向(問11 P60~61) 「参加したい」,「どちらかといえば参加したい」を合わせると回答者の約半数 が参加したい意向を示している。 地域活動・社会貢献への参加の意向をみると,全体では「どちらかといえば参加 したい」が 34.1%と最も多くなっている。「参加したい」,「どちらかといえば参加 したい」を合わせると回答者の 47.9%の方々が参加したい意向を示している。
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