アプリケーション使用許諾契約書 高木商事株式会社を甲、(契約者名)を乙として、甲及び乙は、甲が提供する下記ア プリケーション(以下「本アプリ」という)の使用に関して以下のとおり契約(以下 「本契約」という)を締結する。 記 用途 安否情報共有システム 名称 ilivebox(アイライブボックス) 第1条(目的) 甲は乙に対して、甲が提供する本アプリの使用を許諾し、乙は甲が指定する端末 機を用いて本アプリを使用することにより災害時等に乙が事前に登録するメン バー(以下「メンバー」という)の安否等の情報を共有することを目的とする。 第2条(メンバーの登録等) 1 乙は、本アプリの使用許可を受けた後、本アプリの指定する人数以内のメンバ ーを登録する。 2 前項により登録されたメンバーは、メンバーの家族等についてメンバー一人に つき9名までを登録することが出来る。 3 乙が、甲に対してメンバーの登録手続を委託する場合には、その費用、手続等 について別途登録委託に関する契約を締結するものとする。 第3条(使用許諾の範囲) 1 本アプリの使用は乙及びメンバー(家族等として登録された者を含む)に限定 するものとする。 2 乙の使用権は、非独占的なものであることを確認する。 3 乙は、本契約に基づく権利を第三者に対して、譲渡、再使用許諾、契約上の地 位の移転等により使用させることは出来ないものとする 第4条(知的財産権の帰属) 1 本アプリの著作権及びその他の知的財産権は、甲または甲に対する許諾者に帰 属するものとし、乙には一切帰属しないものとする。 2 乙は、本契約に基づく使用許諾は、乙に対する本アプリに関する著作権及びそ の他の権利を移転するものではないことを確認する。 第5条(使用料等) 1 乙は、本アプリの使用料として別紙料金表記載の金額を甲が指定する方法で支 払うものとする。 2 甲は、乙が本アプリの使用開始した月の末日までの使用料の支払を免除するも 1 のとする。 3 乙及びメンバーが本アプリを使用するための端末機の費用及び本アプリの使 用によって発生する通信料その他の費用は乙あるいはメンバーが負担するもの とする。 第6条(禁止事項) 乙は、以下の行為を行ってはならないものとする。 (1)第1条に定める目的以外で本アプリを使用すること (2)本アプリの改変、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル その他これに類する行為 (3)本アプリの全部または一部の複製、翻案 (4)本アプリの全部または一部の譲渡、貸与、公衆送信等の利用 第7条(保証の否認) 甲は以下の各事項について、これを保証しない (1) 本アプリに不具合やエラー等の障害が生じないこと (2) 本アプリが乙あるいはメンバーの希望、需要に合致すること (3) 本アプリが第三者の知的財産権その他の権利を侵害していないこと 第8条(免責事項) 甲は、下記各号の事由により生じた乙あるいはメンバーの損害に対しては一切の 責任を負わないものとする。 (1)乙及びメンバーのデータの管理に関する事項 (2)本アプリを使用して乙あるいはメンバーが送信する情報の内容に関する事項 (3)乙及びメンバーが使用する端末機及びブラウザの故障、不具合に起因する損 害 (4)乙及びメンバーが契約している電気通信事業者の通信不能等の障害により、 乙及びメンバーが使用する端末機から甲のサーバへの通信不能により発生 した損害 (5)乙とメンバー間の紛争に起因する損害。甲は、乙とメンバーの間に発生した 紛争には一切関与しないものとする。 第9条(損害賠償の制限) 1 甲は、乙に対して、また、本アプリの使用または使用不能に起因する損害につ いて、故意または重過失がある場合を除いて、債務不履行、不法行為その他の理 由の如何を問わず一切の責任を負わないものとする。 2 甲が、乙あるいはメンバーに対して負担する損害賠償の累積額は、乙が甲に支 払った本アプリの使用料金の直近6カ月分(契約期間が6カ月に満たない場合は 甲に支払った使用料の総額)を上限とする。 2 第10条 (個人情報の取扱い) 1 甲は、本契約の履行に際して知った個人情報(個人に関する情報であって、当 該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述、または個人別に付けられた番号、 記号その他の符号、画像もしくは音声により当該個人を識別できるもの(他の情 報と容易に照合することができ、それによって特定の個人を識別することができ ることとなるものを含む)をいい、公知であるか否かを問わない。以下個人情報 という)を第三者に漏洩してはならない。 2 甲は、個人情報について、本契約の目的の範囲内でのみ使用し、複写、複製が 必要なときは、事前に乙の承認を受けるものとする。なお、個人情報の複製物等 についても個人情報として本条が適用されるものとする。 3 甲は、前2項のほか、別途甲が定めるプライパシーポリシーに従って個人情報 を取り扱うものとする。但し、甲はプライバシーポリシーについて随時合理的な 変更を行うことが出来るものとする。 4 本条の規定は、本契約の有効期間中はもちろん、本契約が終了した後も有効に 存続するものとする。 第 11 条(守秘義務) 1 甲および乙は、本契約の遂行に伴い相手方より提供を受けた技術上、営業上、 またはその他の業務上の情報については、事前に相手方から書面による承諾を受 けることなく第三者に開示・漏洩等してはならない。ただし、次の各号の何れか 一つに該当する情報についてはこの限りでない。 (1)相手方から知得したとき、すでに自ら所有していた情報 (2)相手方から知得したとき、すでに公知であった情報 (3)相手方から知得したのちに、自らの責に帰すべき事由によらずに公知となっ た情報 (4)正当な権限を有する第三者から守秘義務を伴わずに合法的に知得した情報 (5)相手方から知得した情報とは関係無く、取得した情報 2 甲および乙は、相手方より提供を受けた情報を本契約の目的の範囲内でのみ使 用するものとする。 3 本条の秘密保持義務は、本契約の有効期間中はもちろん、本契約が終了した後 も有効に存続するものとする。 第 12 条(契約の解除) 1 甲および乙は、相手方に次の各号のいずれかに該当する事由が生じたときまた はそのおそれがあると合理的に判断したときは、相手方に書面で通知することに より、本契約を解除することができるものとする。 (1)本契約の条項のいずれかに違反し、合理的な期間を定めて催告を受けても、 当該期間内にその違反状態を是正しないとき。 (2)差押、公売処分、その他公権力の処分を受け、または民事再生、会社更生手 続の開始、破産もしくは競売を申し立てられ、または自ら民事再生、会社更 3 生手続の開始もしくは破産の申立てをする等、信用を失墜する行為があっ たとき。 (3)資本の減少、解散、営業の廃止その他本契約の継続実施が著しく困難となる 事由が生じたとき。 (4)監督官庁より営業停止、または営業免許もしくは営業登録の取消の処分等 を受けたとき。 (5)自ら振出しまたは引受けた手形もしくは小切手につき、不渡処分を受ける 等の支払停止状態に至ったとき。 2 甲または乙は、前項各号のいずれかにでも該当したときは、当然に期限の利益 を失い相手方に対して負担する一切の金銭債務を直ちに弁済するものとする。 第 13 条(使用停止) 1 甲は、下記各号の事由が発生した場合には、本アプリの使用を停止する 措置をとることが出来るものとする。 (1)乙に前条第1項に定める事由が発生した場合 (2)乙が使用料等の支払を10日以上遅延した場合 2 甲は、前項による使用停止により、乙あるいはメンバーに生じた損害につ いては一切の責任を負わないものとする。 第 14 条(反社会的勢力の排除) 1甲及び乙は、現在、次の①乃至⑥のいずれにも該当せず、これらの者のいずれ とも関係(資金供給又は便宜を供与することを含む、以下同じ)がないことを表 明し、かつ、将来にわたっても該当せず、関係しないことを確約する。 ① 暴力団 ② 暴力団員 ③ 暴力団準構成員 ④ 暴力団関係企業 ⑤ 総会屋等、社会運動等標榜ゴロまたは特殊知能暴力集団等 ⑥ その他、①乃至⑤までに掲げるものに準ずる者 2甲及び乙は、自らまたは第三者をして次の①乃至⑤までに該当する行為を行わ ないことを確約する。 ① 暴力的な要求行為 ② 法的な責任を越えた不当な要求行為 ③ 脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為 ④ 風説を流布し、偽計または威力を用いて相手方の信頼を棄損し、または業 務を妨害する行為 ⑤ その他、①乃至④に準ずる行為 3 甲あるいは乙が、1項の①乃至⑥に掲げる者のいずれかに該当し、これらの者 のいずれかと関係し、若しくは前項の①乃至⑤のいずれかに該当する行為をし、 または1項の表明及び確約に反したことが判明した場合には、相手方は前条にか 4 かわらず直ちに本契約を解除することができるものとする。 第 15 条(有効期間及び解約) 1 本契約の有効期間は以下のとおりとする。 (1)使用料の月払いあるいは年払いの場合は、本契約締結後、甲が、甲所定 の方法により乙に対して本アプリ使用のためのシリアルナンバーを送付 した日の翌日から、1年とする。 (2)使用料について3年分一括支払の場合は、本契約締結後、甲が、甲所定 の方法により乙に対して本アプリ使用のためのシリアルナンバーを送付 した日の翌日から、3年とする。 2 契約の更新については以下のとおりとする。 (1)使用料の月払いあるいは年払いの場合は、期間満了の1か月前までに当事 者のいずれからも別段の意思表示がない場合、本契約は、有効期間満了の日か ら期間を1年として更新されるものとする。 (2)使用料について3年分一括支払の場合は、期間満了時に、更新後の契約 期間及び使用料の支払方法について甲乙間であらためて協議するものと する。 3 甲及び乙は本契約の有効期間中といえども、1カ月前に書面により通知す ることにより、本契約を解約出来るものとする。 4 乙が前項に基づき本契約の有効期間中に解約を申し出た場合、及び、甲が 第 12 条あるいは第 14 条に基づき本契約を解除した場合には、甲は既に受 領している使用料については理由の如何を問わずこれを返還しないものと する。 第 16 条(準拠法及び裁判管轄) 1 本契約に関する準拠法は日本法とする。 2 本契約に関する紛争は、東京地方裁判所あるいは福井地方裁判所を第一審の専 属管轄裁判所とする。 第 17 条(本アプリの修正) 1 甲は、本アプリについて、甲の判断により仕様もしくは内容の変更または修正 を行う場合がある。 2 前項の場合、変更または修正後の本アプリについても本契約が適用されるもの とする。 第 18 条(協議事項) 本契約書の各項目の解釈に疑義が生じた場合、または本契約書に定めのない事項 が発生した場合は、甲と乙は、お互いに、信義誠実の原則に従い協議解決するもの とする。 5 本契約締結の証として契約書2通を作成し、甲乙記名捺印の上、各1通を保有するも のとする。 平成 年 月 日 甲 〒915-0016 福井県越前市岩内町 31-1 高木商事株式会社 代表取締役 谷口 裕朗 乙 6
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