【兼用住宅(2)】

建築基準法第3章 都市計画区域等における建築物の敷地、構造、建築設備及び用途
(法第 48 条)
【兼用住宅(2)】
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【兼用住宅(2)
【質問】
第一種低層住居専用地域内で許容されている兼用住宅は、住宅部分と非住宅部分が「行き来」出
来ることが条件となるのか。
【回答】
① 第一種低層住居専用地域は、低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するための地域であり、
近隣住民の日常生活に必要な施設等の兼用住宅が認められている。
② この兼用住宅とは、住宅部分と非住宅部分が構造的にも機能的にも一体となっていて、用途
的に分離し難いものとされ、一般的には建物内で「行き来」が出来る状態を言う。
③ なお、許容されている業種や使用方法によっては必ずしも「行き来」が出来ない場合など判
断が困難な場合は特定行政庁と協議する必要がある。
【参考】
法別表第2(い)項第二号