新庁舎建設だより ―第 19号― 平成 28 年(2016 年)1 月 工期を見直します 新庁舎建設事業は、地中障害物の撤去や汚染土壌の搬出に日数を要したことなどによ り、全体工期への影響について工事の受注者と協議した結果、工期を見直すこととしま した。工期は平成29年2月16日まででしたが、約10.5か月延長し、平成29年 12月28日までとなります。 工期延長の理由としましては、以下の4点となります。 ①山留施工時や汚染土壌搬出時における地中障害物の撤去(約2か月) 山留工事(※)や土壌汚染対策法に基づく汚染土の搬出時に、地中障害物が多数存在してい たことにより、撤去作業に日数を要したため、必要な工期を確保するものです。 ※山留工事…建物の地下などをつくる際に、周りの土が崩れることを防ぐためにつくる仮設の壁です。 ②建設発生土搬出に伴う汚染土の調査及び搬出処分(約4.6か月) 建設発生土(非汚染土)を搬出するにあたり、土壌の分析検査を行ったところ、鉛の測定値 が基準値を超えていたことから、汚染土の絞込み調査や、処分などに日数を要したため、必要 な工期を確保するものです。 ③これまでの施工状況や社会状況の変化を踏まえた工事期間の確保(約3.4か月) 上記①、②の工程遅延により、工程計画の組み直しが必要となりました。一方、東日本大震 災の復興の加速化や建設需要の増加による技能労働者の不足、また、2020年東京オリンピ ックの開催等、建設工事を取り巻く社会状況は本工事を発注した平成23年当時と比較して大 きく変化しています。これらの状況の変化を考慮し、必要な工期を確保するものです。 ④事務所移転に伴う期間の確保(約0.5か月) 1期工事で仮配置された部署の移転後に、新たに配置される部署用の改修が必要になります が、当初工期においては、事務所の引越しを年末年始を含めて行うことを想定していました。 工期の変更により、年末年始を含めての引越しができなくなったため、必要な期間を確保する ものです。 現在、新庁舎建設事業の全体事業費は約143億円(市:約129億円、国:約14 億円)ですが、地中障害物の撤去や汚染土処分、賃金や物価上昇によるインフレスライ ドなどのため、平成28年3月議会での増額補正を予定しています。 市民の皆様にはご不便、ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。今後とも、ご理 解のほどお願い申し上げます。 ご不明な点やご意見などございましたら、庁舎管理課までお問い合わせください。 新庁舎建設だより-第 19 号- 平成 28 年(2016 年)1 月 建設発生土を搬出しています 建設発生土の搬出を昨年の12月21日から行っています。 全体量約13,700立方メートルのうち、約9,600立方メートルをこれまで に搬出しました。1日に約600立方メートルのペースで順調に搬出を行ってい ま す。(1月20日時点) ~工事現場の様子~ 油圧ショベルで建設発生土を掘削し、ダ ンプトラックに積み込んで搬出していま す。現在は、建設現場の西側と東側の2か 所で搬出を行っています。 東側から撮影 北側から撮影 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ホームページでも、新庁舎建設情報が御覧になれます。 http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/chousha/index.htm 【お問い合わせ先】 〒254-8686 平塚市浅間町9番1号 平塚市役所 総務部 庁舎管理課 電 話 0463-23-1111 ■□ 内線2107、2518 ファクス(なでしこファクス) 0120-704589(送信料の負担はありません。) 電子メール [email protected]
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