都内に現存する唯一の木造見番建造物「旧協働会館」(PDF

資料 3
事 業 名
平成 32 年度の開設へ向けた整備計画を策定!
都内に現存する唯一の木造見番建造物「旧協働会館」
13,822 千円
事 業 費
(平成 27 年度 基本設計(委託)として)
港区指定有形文化財「旧協働会館」は、昭和 11 年に
芝浦花柳界の見番(※)として建設された、都内に
現存する唯一の木造見番建造物です。
扉や階段は、良材をふんだんに使い、華やかな芝浦
花柳界の面影を伝える、歴史的価値のある建築とし
て貴重です。
港区は、
「旧協働会館」を改修して保存するとともに、
地域活動、交流等の拠点として活用します。
2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会
までに開設することを目指して、平成 27 年度は、
基本設計に取り組みます。
↑建物正面と玄関の唐破風(正面)
※「置屋」
「料亭」
「待合」からなる「三業」を取りまとめ、
芸者の取次ぎや遊興費の清算をする施設。
【施
設
【所
在
【敷 地 面
【延 べ 床 面
概
要
名】旧協働会館
地】港区芝浦 1-11-16(2 階建て)
積】618.10 ㎡
積】442.36 ㎡
内部階段→
保存箇所
文化財として価値のある部分を保存します。
・玄関の唐破風を持つ建物正面
・正面玄関内部、2 階の「百畳敷」及び楽屋、内部階段等
改修後の「旧協働会館」の活用
「桧板敷(ひのきいたじき)舞台」を持つ「百畳敷」
は文化芸術活動や交流の場として活用します。
施設内には、地域の歴史・文化展示スペース、福祉喫
茶・特産品等紹介販売スペース、観光案内・散策立ち寄
りスペースを設置し、観光スポットとしても活用します。
改修工事の主な内容
文化財としての価値を保全するため、使える部材は極力
↑2 階の百畳敷
残しつつ、交換が必要な部分を取り換えることを前提に、
半解体修理を行います。
基礎の打替え、面格子壁の新設、屋根の軽量化、接合部の強化などの基礎補強・耐震補
強、エレベーターを整備するなどのバリアフリー対応のほか、防火・防災等の安全対策
等を図ります。
開設に向けたスケジュール(予定)
平成 27 年度~平成 31 年度
設計・改修工事
平成 32 年度
開設・利用開始
芝浦港南地区総合支所 管理課
問合せ
= minato
課 長
☎
担当者
☎
city hall press
高嶋 慶一
03-6400-0012(直通)
茂木 恵美子
03-6400-0011(直通)
memo = 2015.04.15