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Ⅵ コンセプトマップ
目 的
南部地域が有する自然や地域資源を活用し、交流人口の拡大と地域経済活動の向上を進め、個性豊かで
活力のある自立した地域社会を目指す。
南部ルーラルアメニティづくり/アクションプラン
対象地域
ニューツーリズムの形成
山口市総合計画で示している南部地域ブロックを構成する各地区(小郡、陶、鋳銭司、名田島、秋穂二島、
秋穂、嘉川、佐山、阿知須)を対象地域とする。
南部地域の持つ優れた資源を生かして、全国に通じるツーリズムの展開を支援
する。
基本方針
周遊性の
創出
南部地域は、優れた自然や風土に加えて多く
の資源にあふれている。
アメニティルートの構築
小郡都市核を起点として、南部地域全体の周遊性を生み出す仕掛けづくりを進
めるため、道の駅の魅力向上につながる機能強化などを実施する。
近年は、これらの資源を活用して集客力のあ
るイベントが開催されるようになった。
また、小郡都市核ではターミナルパーク整備
が進み、各地域では個性を創出する活動が活
景観形成への取り組み
発になった。
南部地域の特徴である美しい海浜風景を保存、再生するなど、癒しを求める
人々の来訪動機となる景観形成への取り組みを支援する。
今後は、集客の効果が地域の新たな価値に
つながるようにしていくことが重要である。
そこで、地域資源と既存ストックを最大限に活
用し、「域内外の交流人口の拡大」と「地域経済
商品開発や地産地消の促進
活動の向上」を図る取り組みを進め、「住んで
各種団体、事業所、起業を志す人々のネットワークを構築し、南部地域を来訪
する際に目的となる地域の「食」、「特産品」の商品開発に取り組む。
良し・訪れても良し!」の地域づくりを実現する。
経済性の
創出
経 緯
販売の場の確保
既存道の駅の機能強化をはじめ、起点である小郡都市核に地元産品の紹介
や商品開発を支援する場を設けるほか、南部地域の各所でイベント性、集客
性のある「朝市」を推進する。
H19年 「山口市総合計画」 →目標年次をH30年とした。
H21年3月「山口市南部振興ビジョン」 →南部ブロックの振興の方向性を明らかにした。
H25年3月「山口市総合計画後期まちづくり計画」 →重点戦略の中に「南部ルーラルアメニティづくり」を位置づけた。
生産・基盤づくり
現 状
地域資源を生み出す農業の生産性向上や水産資源の再生について、ハード・
ソフト両面からの基盤づくりを促進する。
南部地域は江戸時代以降、遠浅の地形を利用した干拓が繰り返され現在の形になった。そこには今も、海
(漁業)と田園(農業)に密接な関係を持つ暮らしがある。
他方、「地方創生」が叫ばれる中で、新たなライフスタイル・価値観の変化を背景として「田園回帰」と呼ばれ
るような動きが起こっている。
地域コミュニティの活性化
課 題
南部9地域の更なる一体感の醸成
米価下落と漁獲量の減少
長寿化・高齢化の進展
社会の環境変化
地域おこし協力隊を積極的に活用するとともに、新規就農者や新規漁業就業
者の受け入れによる地域の担い手育成等を地域等と連携して進める。
「国土のグランドデザイン2050」の公表
TPPの交渉進展に伴う国内農業への影響
団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題
2020年東京オリンピック開催
持続性の
創出
定住・居住の促進
UJIターン、二地域居住を希望する都市部の人々を受け入れる仕組みづくりを
地域等と連携して進める。
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