プログラムＤ 情報収集・提供 国際的な食料・環境問題は、極めて多岐にわ おける農林水産技術に係る行政・研究ニーズの たり、グローバル経済の進展によって絶え間な 把握、国内外の技術開発動向等、研究や事業の く変化しています。このため、国際共同研究を 企画・立案に必要な情報収集・分析・提供の機 効果的に実施するためには、国際的な食料・環 能を強化することが求められています。 境問題を規定する国際的食料需給や農林水産 業の生産構造等についての的確な現状分析と将 本プログラムは、他の３つの研究プログラム と連携して、 来予測とが不可欠です。また、開発途上地域の Ⅰ 国際的な食料・環境問題の解決のために 農林水産業には、多様な自然条件や社会経済条 必要な、諸外国における食料需給に関す 件・政策の下で、国・地域ごとに異なる技術開 る動向予測と、農林水産業の生産構造に 発の対象、目標が存在しています。国際農林水 関する現状分析と将来予測を行います。 産業研究の実施にあたっては、技術開発を取り Ⅱ 開発途上地域での農林水産業関連の研究 巻く現地の様々な状況を的確に把握するととも や事業に活用できる、国際的な食料・農 に相手方研究機関の実情、要望等を勘案して行 林水産業・農山漁村に関する情報・資料を、 うことが重要です。 海外連絡拠点の活用などにより継続的、 さらに、JIRCAS は、国際農林水産業研究の 中核的機関として、他の研究者、行政機関、民 組織的、体系的に収集、整理して、広く 研究者、行政組織、企業等に提供します。 間企業等の利便に資するため、開発途上地域に ሗ㞟䞉ᥦ౪䝥䝻䜾䝷䝮 Ⅰ 㣗ᩱ㟂⤥䞉⏕⏘ᵓ㐀䛾ศᯒ䞉ண 㣗ᩱ㟂⤥ືྥ ㈨※䞉⏕⏘ືྥ Ⅱ ◊✲ືྥ䞉⌧ᆅሗ䛾㞟䞉ᥦ౪ 䝩䞊䝮䝨䞊䝆 䝉䝭䝘䞊䞉ห⾜≀ ◊✲ືྥ ⌧ᆅሗ ᾏእ㐃⤡ᣐⅬ ᮾ༡䜰䝆䜰䠄䝍䜲䠅 䜰䝣䝸䜹䠄䜺䞊䝘䠅 ラオス（左）及びカンボジア（右）のコメ単収（t/ha）（2010年） ラオス�カンボジア �����スの� 18 Japan International Research Center for Agricultural Sciences ◊✲⪅ ⾜ᨻᶵ㛵 ᴗ
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