2015 全日本選手権スーパーフォーミュラ 第 1 戦 鈴鹿サーキット レースレポート 4 月 19 日(日) 天気:雨のち曇り 今シーズンの初予選は大祐 14 番手、バゲット 17 番手と不本意な結果で終えることとな ったが、 決勝前の朝のフリー走行ではウエットコンディションの中、 まずまずの感触を得て、 大祐 3 位、バゲット 14 位というポジションとなり、特に大祐は開幕戦でセカンドローのポ ジションから今シーズンの開幕戦の決勝レースに臨むこととなった 朝、降っていた雨は午後になると次第に弱まり、昼頃からは相変わらず曇ってはいるもの の、ドライコンディションで決勝レースのスタートを迎える。下位グリッドからのスタート だった 2 台だが、揃ってスタートダッシュに成功。バゲットは 9 番手、大祐は 10 番手まで 大きく順位を上げる。その後、大祐は 2 つポジションを落とすが、リタイアしたマシンが あり、その後 11 番手に浮上。2 台はピットインまでの周回を懸命にプッシュし走行を続け ていく。32 周目、バゲットがピットインし、前輪のみ 2 本交換と給油、33 周目に大祐が給 油のみを行ないコースに復帰。バゲットはエンジンストールがあり 12 番手となったが、大 祐は 8 番手で残り周回を粘り強く走り切り、最終周には 2 台のトラブル車両が発生したた め、バゲットは 10 位、大祐は 6 位となり、初戦から 3 ポイントをゲット、幸先のいいスタ ートを切った。 ◇観客動員数 4 月 18 日(土)予選 23,000 人 4 月 19 日(日)決勝 28,000 人 ◇コメント #64 ドライバー 中嶋 大祐 「スタート直後はペースが上がらず何台かに抜かれてしまいましたが、最終的には 6 位ま で上がることが出来ました。今週末は出だしが良くありませんでしたが、結果的にポイント を獲得することが出来て良かったです。タイヤ無交換の作戦も成功だったと思います。ひと まず今回の結果に対しては嬉しく思っていますが、予選でのペースはまだまだ悪いので、第 2 戦までにもっと良くしたいです」 #65 ドライバー ベルトラン・バゲット 「Finally the race was really positive for us. I took a really good start going from P17 to P9 on the first lap. I had a good feeling with the car with a lot of fuel and could really push hard. After 30laps we decided to do our pitstop, but unfortunately I stall on the restart. I feel very sorry for the team that put a lot of effort into this weekend but that’s a rookie mistake and I'll try to not do it again. There is a lot to learn about this weekend, we will come back stronger for the next race.」 『結果として、僕たちにとっては本当にいいリザルトになったと思います。開幕戦は 17 位 というポジションからのスタートとなりましたが、1 周で 9 番手までポジションを上げるこ とができました。燃料を多く積んでいてマシンは重たかったのですが、ハードにプッシュす ることができました。30 周でピットストップした時にストールしてしまったのはとても残 念でしたが、今週末の経験を活かして、次のレースではさらに強くなって戻ってきたいと思 っています』 中嶋 悟 総監督 「予選では非常に悔しい結果となり、レースで何としても挽回しなければとみんなで気持 ちを立て直し、レースに臨みました。ゼッケンの変更、バゲットの加入など、新体制での 初戦でしたが、大祐はポイントゲット、スーパーフォーミュラ初レースとなったバゲット もタフなレースを見せてくれました。次戦に向けて収穫もたくさんありましたので、引き 続き、全力で戦ってまいりたいと思います。たくさんのご声援を頂戴し、誠にありがとう ございました」 ※次回のスーパーフォーミュラは 5 月 23 日・24 日に岡山国際サーキットで開催されます。
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