☆青空の子どもたち☆ 横浜市立中丸小学校 学校だより きらきらの 3 月 ４月号 平成27年４月７日 まぶしい 4 月 学 校 長 堂 腰 康 博 仕事を終えて片倉町駅に向かって歩いていると、中丸小の子どもが来るのが見えます。 この春に卒業したばかりの女子とその弟です。姉弟は、花屋さんからの帰り道のようで、 リボンをかけた花束を大事そうに抱えていました。 「わぁ、きれいな花束ですね。」わたしがそう話しかけると「父と母に贈るんです。」と お姉さんが教えてくれました。弟が横から「今日で保育園が終わりだから…。」と理由を 話しだすと姉の声が重なりました。 「うちの一番下の妹が中丸小の一年生になるので、今 日が保育園の最後の日なんです。お父さんとお母さんに、ありがとうございました、今 までごくろうさまでしたって、渡すんです。」想いをこめてそう話してくれました。 なんて優しくて、家族思いの二人なのでしょう。ご両親の喜ぶ様子を想像しながら、 素敵な感性を育ててこられたご家族に心から敬意を表したい、素直にそう思いました。 子どもが子どもらしく生活している。無邪気だけれど、頼もしく家族の一員として行動 している。節目節目を通して子どもたちがしっかりと自立していることがうれしくて、 仕事の疲れも飛んでいきました。たくさんの人たちの「ありがとう」や「おめでとう」 の言葉に包まれたきらきらの３月がこうして過ぎていきました。 お子様のご入学、ご進級おめでとうございます。 本日、80 名の新一年生を迎えて、全校児童 426 名で平成 27 年度がスタートしました。 新しい出会い、新しい学校・学年への期待にまぶしすぎるほどの青空が広がっています。 中丸小学校の子どもたちは、毎日の勉強でも大きな学校行事でも自分のもっている力を 精一杯出そうとする素直な子どもたちです。今年度も、人とかかわることの大切さが分 かり、ともに学び合いながら自分のよさに気づき、自らを高めていく子どもをめざして 教職員一同、心を一つにして教育活動に取り組んでいきます。 また今年度は、横浜市から「学校安全教育推進校」 の研究指定を受けました。子どもたちが自分で考え、 判断し、命を守るための防災教育を地域とともに実践 し、その成果を広く発信していこうと思います。 ご家庭や地域のみなさま、一年間ご支援とご協力を どうぞよろしくお願いいたします。 正門のソメイヨシノもしだれ桜も咲き誇り、 みんなを迎えてくれています。
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