平成27年度地域創業促進支援事業(実施主体) 公募要領 <公募期間> 公 募 開 始 日:平成27年4月13日(月) 締 め 切 り 日:平成27年5月20日(水) <提出先・問い合わせ先> 平成27年度地域創業促進支援事業管理事務局(株式会社パソナ内) 〒100-8228 東京都千代田区大手町 2-6-4 電話番号:03-6262-3781 受付時間 9:00~12:00、13:00~17:00 月~金(祝日除く) ※本公募は、株式会社パソナが中小企業庁の委託を受けて実施するものです。 平成27年4月 株式会社パソナ 1 平成27年度地域創業促進支援事業(実施主体) 公募要領 1.目的 中小企業・小規模事業者は、地域の経済や雇用を担う重要な存在である一方、中小企業・ 小規模事業者数は年々減少傾向にある。こうした中、平成25年6月に取りまとめられた 「日本再興戦略」において、開業率が廃業率を上回る状態にし、開業率・廃業率を米国・英 国レベルの10%台に向上させるという目標が掲げられた。 本事業は、上記目標の達成を図るため、創業希望者に対し、創業に必要な財務・税務等の 基本的知識の習得やビジネスプランの作成支援を行う創業スクール事業(以下、「本事業」 という)を全国で約270箇所実施することにより、地域における創業者数の増加を図るこ とを目的とする。 2.事業概要 (1)全体像 株式会社パソナ(以下、 「管理事務局」という)が、創業者に対して本事業を実施する 機関(以下、 「実施主体」という)の公募・選定を実施する。実施主体は、管理事務局と 委託契約を締結し、本事業を実施する。 <本事業全体の仕組み> 管理事務局 株式会社パソナ 委託 実施主体 創業スクール 創業 希望者 (2)創業スクール事業 実施主体は、次の①~⑥に掲げる全ての事業を実施することとする。各事業の詳細は、 別に定める「平成27年度地域創業促進支援事業(実施主体)実施要領」を参照。 (事業スキーム) 広報 [例]チラシ、Web、広報誌、 無料体験講座等 創業スクール 創業に必要 な基礎知識 習得 ビジネス プラン作成 2 優良ビジネ スプランの 選定・提出 フォロー アップ ①創業スクールの受講者確保、広報 実施主体は、実施主体が開催する創業スクールにおいて、研修コース毎に30名 程度の受講者を確保するために、地域において効果的な広報を実施し、受講者の確 保を行うものとする。 創業希望者に対して、創業スクールの受講を促す目的で、研修カリキュラム開始 前に受講料無料の体験講座を開講することとする。なお、セミナー形式での実施も 可とし、創業スクールのオリエンテーションも実施することとする。 体験講座の開講に際しては、受講人数の目標を設定し、体験講座終了後、参加者 から管理事務局指定様式のアンケートを実施することとする。 ②創業スクールの研修コース 実施主体は、 「ベーシックコース」、「第二創業コース」、「女性起業家コース」の 3コースから開催を希望する研修コースを選択し、開講することとする。 ③創業スクールの研修カリキュラム作成 実施主体は、創業スクールの研修コース毎に、研修カリキュラムを作成すること とする。研修カリキュラムについては、管理事務局が示す標準カリキュラム及び標 準テキストに沿って地域の経済状況や産業構造の特性を踏まえ作成することとし、 別途標準カリキュラムのテーマ以外の実施主体独自の研修カリキュラムを追加する こととする。なお、ベーシックコース及び女性起業家コースにおいては、基礎編と 実践編に分けてカリキュラムを作成すること。 また、受講者全員にビジネスプランの作成支援を実施することとし、その点に配 慮して、カリキュラム作成や受講者を支援する体制を整えることとする。 ④創業スクールの運営 実施主体は、受講者に対して、創業に必要な基本知識の習得から、ビジネスプラ ンの作成までを支援することとする。 ⑤優良ビジネスプランの選定、提出 実施主体は、管理事務局が開催する全国ビジネスプランコンテスト「第2回全国 創業スクール選手権」に向けて、受講者が作成したビジネスプランを収集し、開講 する研修コース毎に優良なビジネスプランを1件選定し、管理事務局へ提出するこ ととする。 (提出期日は、平成27年12月15日(火)とする。 ) ⑥受講者のフォローアップ 実施主体は、本事業期間中において、受講者が抱える創業に係る個別の課題解決 3 に向けたフォローアップを行うこととする。 また、本事業期間終了後においても、受講者に対して事業期間中と同等のフォロ ーアップを行うこととし、平成28年度におけるフォローアップの実績を、管理事 務局が指定する様式にて、報告することとする。 3.応募対象者 本事業の応募対象者は、次の(1)~(3)に掲げる要件のいずれかを満たす法人とする。ま た、本事業期間終了後においても他の支援機関と連携しながら、受講者が抱える創業に係る 個別の課題解決を図る体制が整備可能である法人とする。 (1)~(3)の要件を満たす者が実施主体となり、(1)~(3)の要件を満たす他の機関等と共 催で本事業を実施することは妨げない。なお、本事業は、原則実施主体もしくは共催機関が 所在する市区町村にて実施することとする。但し、共催の場合においても実施主体が事業を 実施・管理することとし、共催機関への業務の再委託等については認めない。 (1) 地域プラットフォーム※に所属する支援機関 ※ 国の認定を受けた中小企業者等の支援を行う地域の中小企業支援機関の連携体 公募期間終了時までに、地域プラットフォームに登録されていることを必要とする。 (2) 産業競争力強化法に基づく認定を受けた創業支援事業者※ ※ 産業競争力強化法に基づき、国からの認定を受けた創業支援事業計画に従って、市区町村と連携 して創業支援に取り組む事業者。(本事業は特定創業支援事業に位置づけることが可能) 平成27年第5回認定を含む。ただし、本公募への申請が、創業支援事業計画の法律認定との同 時申請となる者については、法律認定に至らなかった場合、本要件には該当しないこととする。 (3) 他の支援機関等と連携している上記の要件(1) 、 (2)と同等の支援能力を有すると 認められる機関・団体等※ ※ 他の支援機関との連携の有効性等については公募申請書にて審査することとする。 (1)~(3)の実施主体及び共催機関(主要な出資者、役員、およびそれに準ずる者を含む。 )は、暴力団、 暴力団員・準構成員、暴力団関係企業、特殊知能暴力集団の関係者その他公益に反する行為をなす者(以 下、 「反社会的勢力」という。 )でないこと、過去5年間もそうでなかったことおよび反社会的勢力と資金 提供、便宜供与その他いかなる関係も有しないこと、それを表明すること、及び将来にわたっても反社会 的勢力といかなる関係も有していないことを必要とする。 4 4.委託対象となる事業期間、経費 (1)委託対象となる事業期間 契約開始日~平成27年12月15日(火) (事業期間イメージ) 6月 項目 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1.採択説明会 2.創業スクール ①受講者募集期間 ②開講期間 3.ビジネスプラン の選定・提出 (2)委託対象となる経費 本委託業務を実施するために必要となる経費内容は以下の通りとする。 (詳細については、管理事務局が別途提供する委託費精算マニュアルに準じる) 経費内容 1.講師等謝金 備考 依頼した講師等に謝礼として支払われる謝金 ①実施主体の謝金規程に準じて経費処理を行うこと ②実施主体、共催機関と雇用関係を有する者が講師となった場合の講師謝金は 対象とならない 2.講師旅費 依頼した講師等に支払われる旅費 ①実施主体の旅費規程に準じて経費処理を行うこと 3.職員旅費 実施主体が委託業務を遂行するために必要となる旅費 ①実施主体の旅費規程に準じて経費処理を行うこと 事 ②創業スクール開催日当日のみとし、講師との事前打ち合せ等で発生する旅費 業 費 は対象とならない 4.会場費 創業スクールの開催に要する施設使用料・付帯設備費 ①実施主体、共催機関が所有する会議室等で実施する場合は対象とならない 5.印刷製本費 講義レジュメ、テキスト等の印刷に要する経費 ①コピーカウント料、トナー代は対象とならない 6.消耗品費 本事業に必要なファイル等の消耗品の購入に要する経費 7.広報費 受講者を募集する目的で使用するチラシ、ポスター、パンフレット、ホームペ ージ等を作成するために要する経費 ①上限額は、324,000円(税込)とする 5 8.雑役務費 本事業の業務補助を目的としてアルバイト等を新たに雇い入れるために必要と なる経費 ①本事業の専従者であること ②創業スクール開催日当日のみとする [例]創業スクール当日の受付業務、会場設営業務等 一般管理費 委託事業に必要な経費であり、他の用途と明確に区分できない経費 ①事業費の総額の5%以内の額を一般管理費として計上すること 消費税及び地方消 委託事業に要した経費に課税される消費税 費税 ①事業費及び一般管理費の総額に消費税及び地方消費税の税率を乗じて得た額 を計上すること (3)事業費・一般管理費合計の上限額、受講料の徴収 委託対象となる経費の支払いは、研修コース毎に定める下表の額を上限とする。 なお、実施主体は、創業スクールの受講者から直接受講料を徴収することとし、委託費 の支払いは、事業費の総額に一般管理費を加算し、受講料収入を差し引いた額に消費税を 乗じた額とする。 また、実施主体が複数の研修コースを開催する場合は、研修コース毎に要した事業費を 算出できるようにすること。なお、研修コース間の事業費の流用は認めない。 研修コース※ 事業費・一般管理費 合計の上限額(税込) 受講料(税込) ベーシックコース 1,296,000 円 10,800 円/人 第二創業コース 1,026,000 円 5,400 円/人 女性起業家コース 1,296,000 円 10,800 円/人 ※ ベーシックコースと女性起業家コースにおいて、平成26年度に創業スクールを受講 した者で基礎編の講義内容が身に付いていると認められる者については、実践編のみ の受講を可とし、その場合の受講料は 5,400 円/人(税込)とする。 6 (事例)ベーシックコース 事業費 1,188,000 円(税込)/一般管理費 5%/受講者 30 名の場合 事業費(税別) 1,100,000 円 + 一般管理費(5%) (税別) 855,000 円 55,000 円 + - 受講料収入(税別) 300,000 円 = (税別) 855,000 円 消費税額 68,400 円 委託費(税込) :923,400 円 5.応募手続き等 (1)応募スケジュール 公募開始: 平成27年4月13日(月) 公募締切: 平成27年5月20日(水) 審査結果公表: 平成27年6月上旬(予定) 公募説明会の日程・開催場所は管理事務局 Web ページ参照 地域創業促進支援事業管理事務局 Web ページ URL:https://www.pasona.co.jp/pr/sougyou/2015/ (2)提出先(問い合わせ先)等 平成27年度地域創業促進支援事業管理事務局(株式会社パソナ内) 〒100-8228 東京都千代田区大手町 2-6-4 電話番号:03-6262-3781 受付時間 9:00~12:00、13:00~17:00 月~金(祝日除く) (3)応募方法 下表の提出書類を1つの封筒に入れ、提出期限までに上記の提出先に郵送すること。 なお、宛先面に「平成27年度地域創業促進支援事業に係る事業申請書在中」と朱書 きで記入すること。 ・提出書類は日本語で作成し、A4片面印刷で、左上をクリップ留めすること。 ・提出された書類は返却しない。また、提出書類に不備がある場合は受理しない。 7 提出資料 必要部数 ①(様式 1)事業申請書 正本 1 部、写し 2 部 ②(様式 2)事業の提案内容 正本 1 部、写し 2 部 ③定款(寄附行為) 備考 写し 1 部 ④本事業の担当者および連絡先(電 話、FAX、メールアドレス)が分 1部 かる資料(様式不問) ⑤(様式 3)反社会的勢力排除に関する 誓約書 他の機関と共催して本事業を 正本 1 部 行なう場合には、共催機関の 誓約書も提出すること ⑥(様式 4)機関の事業実績及び機関の 実施主体、共催機関が、3. 事業概要や会社経歴書(沿革)がわ 各1部 かる書類(パンフレット等) 応募対象者の(3)に該当す る場合のみ提出すること ⑦過去 2 年間の貸借対照表、損益計算 1部 書(収支決算書) (4)審査方法 実施主体の選定は、管理事務局が設置する有識者等により構成される採択審査委員会 において、 (5)の選定基準に基づき行う。 なお、管理事務局は、必要に応じて、応募機関を対象に、事業の提案内容に関するヒ アリングを実施することがある。また、管理事務局が、応募機関に対し追加資料の提出 を求める場合がある。 (5)選定基準 実施主体の選定基準は次のとおりとする。 ①申請計画の妥当性・有効性 ②受講者の募集広報計画の妥当性 ③事業遂行能力(本事業期間及び本事業終了後の受講者のフォローアップ含む) ④運営および管理体制・役割の妥当性 ⑤地域経済への波及効果 ①~⑤の選定基準の他、全国各都道府県における応募機関の分布、地域の 経済状況や産業構造の特性を踏まえて、指導ができる講師を選定していること も考慮して選定する。 8 (6)審査結果の通知 審査結果については、参加機関に対し書面で通知を行う。また、管理事務局 Web ペー ジにて、採択した機関名、創業スクール名等を公表する。なお、採択、不採択について の問い合わせには応じない。 地域創業促進支援事業管理事務局 Web ページ URL:http://www.pasona.co.jp/pr/sougyou/2015/ 6.実施主体の責務 (1)実施計画書の作成 実施主体は、本事業実施に先立ち、次に掲げる事項を記載又は添付した実施計画書を 策定し、事前に管理事務局の承認を得ることとする。 (実施計画書の様式は、管理事務局 より別途指定する。 ) ①事業実施方針 ②事業実施スケジュール、事業実施体制、事業開催場所、広報計画等 ③統括責任者および業務従事者の氏名、連絡先(統括責任者は、本事業に従事する 者の監督及び指導を行う。 ) ④受講希望者および受講者からの問い合わせ窓口 ⑤運営および管理に係わる体制・役割 ⑥その他、本事業の実施にあたって必要な事項 (2)広報内容の承認、実施報告 実施する広報の内容について、管理事務局に事前に承認を得ることとする。また、実施 した広報活動について管理事務局に報告することとする。 (3)定期報告 実施主体は、管理事務局が指定する周期で、業務の遂行状況の進捗等について、別途 指定する期日までに、管理事務局に報告することとする。 (4)実地検査・モニタリングの受検 管理事務局は、実施主体の執行状況に関する進捗の確認等の目的で実地検査を行うこ とがある。また、実地検査とは別に、事例収集のためにモニタリングを行うことがある。 実地検査・モニタリングの対象となった実施主体は、管理事務局の指示に従い、適切に 対応することとする。 9 (5)実績報告書の提出、確定検査の受検 実施主体は、平成28年1月8日(金)を必着として委託業務についての実績報告書 を管理事務局に提出すること。その後、管理事務局は、検査を行い、内容に問題がなけ れば委託費(原則として委託契約期間内に支払いが完了しているものを対象とする。 )の 支払いを行う。支払いは原則として精算払いとする。 (6)委託事業の経費処理 予算執行上、全ての支払いには領収書等の証明書が必要であり、管理事務局は、支出 額、支出内容が適切かどうか審査し、これを満たさない場合は、当該委託費の支払いを 行わない。実施主体は、厳格な経費処理が必要となることを前提として、申請すること。 また、実施主体は、委託事業の経費処理に関する資料を、本事業終了後5年間保存す ること。詳細については、管理事務局が別途提供する委託費精算マニュアルを参照する こと。 (7)満足度調査の対応 実施主体は、全ての研修カリキュラム終了後、管理事務局が指定する様式にて受講者 に対して満足度調査を実施し、受講者から直接回収することとする。受講者から回収し た様式は管理事務局の依頼に応じ、速やかに管理事務局宛に送付することとする。 (8)追跡調査の実施 管理事務局は、実施主体が受講者に対して行うフォローアップの状況や、受講者の創業 状況について調査を行うため、追跡調査の対象となった実施主体は、管理事務局の依頼に 応じ適切に対応すること。 (9)その他 ①管理事務局は、提出された事業申請書及び添付書類に係る機密保持には十分配慮す ることとする。 ②実施主体は、本事業の実施にあたって知り得た個人情報及び秘密情報の漏洩、紛失 等の事故の防止その他適正な管理のために必要な措置を講じること。 。 ③事業申請書等の作成に係る費用は、応募機関の負担とする。 10
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