青少年育成運動方針 Vision16 社会を創造する人材を育成しよう私たち一般社団法人長浜青年会議所は、過保護・過干渉という視点から、子ども達の自立心を育むことの大切さを地域に投げかけ、社会情勢に流されない確固たる地域基盤の確立を目指して運動を行なってまいりました。そして、子育ち・子育ての規範を作るなどの成果を生み出しました。これからの日本における人口減と少子高齢化の波の中、湖北の青少年が今後の地域を担い、発展へと導いていくためには、社会の中でどう生きていくのかというビジョンをしっかりと持ち、自らの力で切り拓いていこうとする気概を保持していなければなりません。そのような青少年を育成するためには、義務教育を終え社会と現実に向き合い始めるまでに、家庭教育や学校教育だけでは知り得ない世界を、多くの経験を重ねた地域の大人が積極的に体感させて、自分の将来とそこに至るまでをしっかりと考えさせること、そしてその将来の実現に向けて挑戦させ続けることが必要であると考えます。そこで私たちは、湖北の青少年が 16 歳を迎えた時には、将来へのプロセスに対する明確なビジョンを社会と結び付けながら保持している状態を「Vision16」と定義づけ、この教育の形をつくり、地域の教育として確立する運動を展開します。現代の地域社会は、様々な面で日本中そして世界とつながっています。地域がその入口となって、社会のつながりや深みを教え、考えさせることで、幅広い視野を身につけながら、自身が描く将来への道筋を明確にすることができます。この実社会と強く結びついた教育プログラムを生み出し、行政や企業・諸団体をはじめとした地域の大人が深く関わる体制を創りあげることで、生まれ育った地域に関心を持ち続け、未来の社会を創造する人材を育成することができると考えます。以上のような考えの下、Vision16という教育を地域に確立し、社会を創造する人材を育成する運動を展開し、湖北に都市圏を形成する「湖北都市圏創造構想」が実現すると確信いたします。