多子世帯応援祝品等贈呈要領

多子世帯応援祝品等贈呈要領
(趣旨)
第1条 この要領は、多子世帯を応援する祝品等の贈呈事業の実施について、必要な事項を
定めるものとする。
(目的)
第2条 やまぐち子育て連盟が、第3子以降の子どもの出産に対し、祝品等を贈呈すること
により、出産に祝意を表するとともに、当該出生子のすこやかな成長を含め社会全体で多
子世帯を応援し、もってみんなで子育てを応援する山口県づくりを推進することを目的と
する。
(実施主体)
第3条 事業の実施主体は、県及び市町とする。
(贈呈対象世帯)
第4条 祝品等は、山口県内に住所があり、平成27年4月1日から平成28年3月31日
までに第3子以降の子どもを出産した次のいずれかの世帯に対して贈呈する。
(1)出生証明書において、出生子が3人以上と証明された世帯
(2)住民票上の同一世帯に、子どもが3人以上いる世帯
(3)その他県が、多子世帯と判断した世帯
(祝品等)
第5条 祝品等は、出産1子につき、お祝い状と農林水産カタログギフト1冊とする。
(申請方法)
第6条 祝品等の贈呈を受けようとする者は、県又は市町に対して、申請しなければならな
い。
2 前項の規定による申請は、出生日から起算して90日以内又は平成28年4月30日ま
でのいずれかの早い日に行わなければならない。
3 当該申請を受けて、市町は出生証明書や住民基本台帳システム等により、県は住民票等
により、第3子以降の子どもの出産等の申請内容について確認するなど、市町や県が連携
して確認するものとする。
(贈呈の決定)
第7条 県又は市町は、前条第1項の規定による申請に基づき、贈呈資格を有すると認めた
ときは、多子世帯祝品申込書(はがき)を渡すことにより、申請者に通知するものとする。
2 県又は市町は、贈呈資格を有さないと認めたときは、その旨を申請者に通知するものと
する。
(受領資格の喪失)
第8条 祝品等の受領資格は、次のいずれかに該当する場合は喪失する。
(1)第6条第1項の規定による申請をせず、当該出生子が第6条第2項に規定する申請期
限までに県内に住所を有しなくなった場合
(2)第6条第1項の規定による申請をせず、出生日から起算して90日を経過した場合
(3)第6条第1項の規定による申請を、平成28年4月30日までに行わなかった場合
(贈呈台帳)
第9条 県は、台帳を備え、必要な事項を記録しておかなければならない。
(譲渡又は担保の禁止)
第 10 条 祝品等を受ける権利は、他人に譲渡又は担保に供してはならない。
(不正利得の返還)
第 11 条 偽りその他の手段により祝品等の贈呈を受けた者は、その金額を速やかに返還する
ものとする。
(その他)
第 12 条 この要領に定めるもののほか、必要な事項は別に定める。
附 則
この要領は、平成27年4月1日から施行する。