契約書 - 沖縄県

委
託
契
約
書
沖縄県知事翁長雄志（以下「甲」という。）と〇〇〇（以下「乙」という。）とは、
平成28年度基地関係情報発信事業について、次の条項により契約を締結する。
（総則）
第１条甲は、平成28年度基地関係情報発信事業を乙に委託し、乙はこれを受託する。
（委託業務の内容）
第２条乙は、別添「基地関係情報発信事業委託仕様書」という。）に基づき業務を
行うものとする。
（契約期間）
第３条契約期間は、契約の日から平成29年３月31日までとする。
（委託料）
第４条甲は、第２条に掲げる委託業務に要する費用（以下「委託料」という。）と
して、
円（うち消費税額及び地方消費税額
円）を超えない範囲内で乙
に支払うものとする。
（注）「取引に係る消費税額及び地方消費税額」は、消費税法第28条第１項及び第29
条の規定並びに地方税法第72条の82及び第72条の83の規定に基づき算出したもので、
委託料の限度額に108分の８を乗じて得た額である。
（契約保証金）
第５条契約保証金は、免除する。
（沖縄県財務規則101条２(3)）
（再委託の制限）
第６条乙は、契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせて
はならない。
２乙は、甲が仕様書で指定した契約の主たる部分の履行を第三者に委任し、又は請
負わせてはならない。
３乙は、本契約のプロポーザル参加者であった者、指名停止措置を受けている者、
暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者に契約の履行を委任し、又は請負わせて
はならない。
４乙は、契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、１０日前
までに再委託承認申請書を甲に提出するとともに、事前に書面による県の承認を受け
なければならない。
ただし、甲が仕様書で示した「その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又は請負
わせるときはこの限りでない。
５乙は、前項により第三者に委任し、又は請負わせた業務の履行及び当該第三者の
行為について全責任を負うものとし、当該第三者が甲に損害を与えた場合、乙はその
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損害を賠償しなければならない。
６乙が第１項から第４項に違反したときは、甲は本契約を解除することができる。
これにより乙又は乙が業務の一部を委任し、又は請負わせた第三者に発生した損害に
ついて、甲は賠償責任を負わないものとする。
（履行期限の延長）
第７条乙は、やむを得ない理由によって、履行期限内に委託業務を完了するこがで
きないと見込まれるときは、あらかじめ書面により甲に報告し、その指示を受けなけ
ればならない。
２甲は、乙の責により、履行期間内に委託業務が完了しない場合は、遅延日数に応
じ、未済部分の契約代金の額に対し年2.8％の割合の違約金を徴収することができるも
のとする。
（委託業務の調査等）
第８条甲は、必要と認めるときは、乙に対して委託業務の処理状況について調査を
し、または報告を求めることができる。
（委託業務完了報告書等の提出）
第９条乙は業務が完了したときは、速やかに仕様書に基づく業務による業務実績、
内容、成果等をまとめた委託業務完了報告書（以下「完了報告書」）及び要した経費
を明らかにした経費明細書、その他の成果物（以下「成果物」)を甲に提出しなければ
ならない。
２乙の提出する完了報告書等の内容に関し、甲が不十分と認めたときは、甲は乙に
対し不十分な部分について再整理を求めることができる。
３前項により、甲が再整理を求めたときは、乙は、それに係る経費を自己の負担に
おいて速やかに実施しなければならない。
（検査）
第10条甲は、第９条に定める完了報告書等を受理したときは、当該報告書等の内容
について速やかに検査を行うものとする。
２甲は、前項に規定する場合のほか委託の実施状況及び委託費の使用状況について
調査するため必要があると認めるときは、乙に対し報告をさせ、又は乙の事業所（乙
の再委託者、共同実施者の事業所を含む。以下同じ）に職員を派遣し、当該委託調
査に係る業務の状況若しくは帳簿、書類その他必要な物件を検査させることができる。
３甲は、第１項及び第２項の検査を実施しようとするときは、あらかじめ乙に検査
場所、検査日時、検査職員、その他検査を実施するために必要な事項を通知するもの
とする。
４乙は、前項の通知を受けたときは、完了報告書等に記載されている内容を証明で
きる書類その他甲があらかじめ指定する書類を準備し、委託業務の内容及び経理内容
を説明できる者を甲の指定する検査場所に乙の負担で派遣するものとする。
５甲は、検査を適正に行う上で必要と認めるときは、甲が指定する者を第２項の検
査に立ち合わせることができるものとし、乙はこれを受け入れるものとする。
６甲が検査できる期間は、委託期間が終了する日の属する事業年度の終了日の翌日
から起算して５年間とする。
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（額の確定）
第11条甲は、前条の検査において、完了報告書及び経費明細書、成果物の内容が適
正であると認めたときは、委託料の額を確定するものとする。
２前項の確定額は、委託業務に要した実施に要した経費の額と第４条で規定する委
託料の額のいずれか低い額とする。
３甲は、第１項の額の確定後、乙に対して速やかに通知するものとする。
（委託料の支払い）
第12条乙は、前条３項の通知を受けたときは、甲が指定する証拠書類等の写しを添
付した支払い請求書により確定額を請求するものとする。
２前項の規定にかかわらず、乙が委託業務の完了前に委託業務に必要な経費の支払
いを受けようとするときは、甲が指定する書類等を添付した概算払請求書により、概
算払請求をすることができる。甲は、適当と認めたときこれを支払うことができる。
３甲は、第１項及び第２項の規定により支払請求書を受理したときは、受理した日
から起算して30日（以下「約定期間」という。）以内に、これを乙に支払うものとす
る。
４甲は、前項の支払請求書を受理した後、その内容の全部又は一部が不当であると
認めたときは、その理由を明示して当該請求書を乙に返付することができるものとす
る。この場合において、当該請求書を返付した日から甲が乙の是正した支払請求書を
受理した日までの期間は、約定期間に算入しないものとする。
（著作権）
第13条乙が、この委託業務により取得した著作権は、甲が承継するものとする。
（契約の解除）
第14条甲は、次の各号の一つに該当すると認められるときは、この契約の全部また
は一部を解除することができる。
(1) 乙が、本契約に違反し契約の目的を達成することができないと認めたとき。
(2) 乙が、正当な理由によってこの契約の解除を申し出たとき。
(3) 甲の都合により、この契約の解除を必要とするとき。
（損害賠償）
第15条乙は、前条第１号または第２号に該当する理由により、この契約を解除され
た場合において、甲に損害を及ぼしたときは、その損害を賠償しなければならない。
２甲は、前条第３号に該当する理由により、この契約を解除した場合において、乙
に損害を与えたときは、その損失を補償する。
（かし担保）
第16条乙は、第７条第１項により成果物の引き渡しの日から２ヵ年間成果のかしを
補正し、またはそのかしによって生じた損害を賠償しなければならない。賠償額につ
いては甲乙協議して定める。
（秘密の保持）
第17条乙は、委託業務の処理上知り得た秘密を他人に漏らしてはならない。
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２乙は、この委託業務の成果を外部に公表しようとするときは、あらかじめ甲の承
認を受けなければならない。
（第三者に及ぼした損害）
第18条委託業務の処理に当たって、第三者に損害を及ぼしたときは、乙の負担にお
いて賠償する。
ただし、その損害の発生が甲の責に帰すべき事由による場合においては、甲の負担
とする。
（個人情報の取扱い）
第19条乙は個人情報について、別記「個人情報取扱特記事項」に基づき取り扱わな
ければならない。
（補則）
第20条この契約及び仕様書に明記されていない事項または疑義を生じた事項につい
ては、甲と乙が協議して決める。
（合意管轄裁判所）
第21条本契約に関する、第一審の合意管轄裁判所は、甲の所在地を管轄する裁判所
とする。
平成28年
発注者
月
日
沖縄県那覇市泉崎１丁目２番２号
沖縄県知事
翁長雄志
受注者
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別記
個人情報取扱特記事項
第１条（基本的事項）
乙は、個人情報（生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日そ
の他記述等により特定の個人を識別することができるものをいう。以下同じ。）の保護の重要
性を認識し、この契約による業務を行うにあたっては、個人の権利権益を侵害することのない
よう、個人情報の取扱いを適正に行わなければならない。
第２条（秘密の保持）
乙は、この契約による業務に関して知り得た個人情報を他に漏らしてはならない。この契約が
修了し、又は解除されたあとにおいても同様とする。
第３条（適正管理）
乙は、この契約による業務に関して知り得た個人情報について、漏えい、滅失及びき損の防止
その他の個人情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
第４条（作業場所の特定）
乙は、甲の特定する作業場所において、個人情報を取扱うものとする。特定した作業場所から
当該個人情報を持ち出すことは、厳禁とする。
第５条（収集の制限）
乙は、この契約による業務を行うために個人情報を収集するときは、その業務の目的を達成す
るために必要な範囲内で、適法かつ公正な手段により行わなければならない。
第６条（目的外、利用・提供の禁止）
乙は、甲の指示がある場合を除き、この契約による業務に関して知り得た個人情報を契約の目
的以外の目的に利用し、又は第三者に提供してはならない。
第７条（複写又は複製の禁止）
乙は、この契約による業務を行うために甲から提供された個人情報が記録された資料等を複写
し、又は複製してはならない。ただし、甲の承諾があるときはこの限りではない。
第８条（業務従事者への周知）
乙は、この契約による業務に従事している者に対し、在職中及び退職後においても当該業務に
関して知り得た個人情報を正当な理由なく他人に知らせ、又は当該業務の目的以外の目的に使
用してはならないこと、沖縄県個人情報保護条例により罰則が適用される場合があることなど、
個人情報の保護に必要な事項を周知させるものとする。
第９条（再委託の禁止）
乙は、この契約による個人情報取扱事務について自ら行うものとし、第三者にその取扱いを委
託してはならない。ただし、甲が承諾した場合はこの限りではない。
第１０条（資料等の返還等）
乙は、この契約による業務を行うために、甲から提供を受け、又は自らが収集し、若しくは作
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成した個人情報が記録された資料等は、この契約の終了後直ちに甲に返還し、又は引き渡すも
のとする。ただし、甲が別に指示したときは当該方法によるものとする。また、甲の承諾を得
て再委託をした場合、乙は甲の指示により、この契約の終了後直ちに当該再委託先から個人情
報が記録された資料等を回収するものとする。
第１１条（調査）
乙は、この契約による業務を行うにあたり取り扱っている個人情報の状況について、甲の求め
があった場合は、随時調査報告を行うものとする。
第１２条（事故発生時における報告）
乙は、この特記事項に違反する事態が生じ、または生じるおそれのあることを知ったときは、
速やかに甲に報告し、甲の指示に従うものとする。
第１３条（損害賠償）
業務の処理に関し、個人情報の取扱いにより発生した損害（第三者に及ぼした損害を含む。）
のために生じた経費は、乙が負担するものとする。
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