パブリックコメントで寄せられた意見の概要と本市の考え方

(仮称)東大阪市子ども・子育て支援事業計画に寄せられたご意見の概要と本市の考え方
No
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項目
子どもの人権関係
意見
東大阪市の保育にかける予算を増やして下
さい。また常に保育水準の向上を目指して下
さい。
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制度全般
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新制度になっても市として従前どおり保育の実施
新制度の実施にあたっては児童福祉法第24 義務を果たしていきます。また保育水準の向上や
条1項の市町村の保育実施責任をふまえす 子どもたちのすこやかな成長に向け整備をすすめ
べての子どもに対して格差のない保育を提 て参ります。
供してください
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公的責任で支援策の拡充をお願いします。
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保育所認定時間が短時間であっても必要な
保育が受けられるよう保育時間は設定して下
さい。
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病児・病後児保育の拡充をしてください。
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市の考え方
策定する子ども・子育て支援事業計画においては
「子どもの利益を最優先」に障害、疾病、虐待、貧
「子ども・子育て支援事業計画」策定にあたっ
困など社会的な支援の必要性が高い子どもやそ
て子供の権利保障を最優先にしていただき
の家族を含め、すべての子どもや子育て家庭を対
たい。
象とし、一人一人の子どものすこやかな育ちを等
しく保障することを目指します。
入所・支給認定
市が認定したすべての子どもについて、責任
を持って利用調整を行っていただく事など、
保育の実施の責任を果たして下さい。また、
認定されなかった子どもについても、説明責
任を果たして下さい。
策定する子ども・子育て支援事業計画において
は、不足する保育ニーズに対して目標値を定め、
計画終期である平成31年度に充足できるよう進
めます。具体的には、幼保連携型認定こども園お
よび小規模保育施設の設置促進により、保育ニー
ズを満たし待機児童の解消を図ります。また、当
分の間は東大阪市において2号・3号認定児の利
用調整を実施します。
病児・病後児保育を含む地域子ども・子育て支援
事業についても同様に目標値を定め、平成31年
度に向けて拡充を進めます。
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待機児童の解消は、認可保育所整備を基本
にして下さい。
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市が認定した子どもは責任をもって利用時間
調整を行って下さい。
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障害児施策は引き続き保健・福祉・医療・教育の
各機関の連続的、密接な連携の中で、早期発見・
障害児保育は、子どもの権利保障、発達保
早期療育・生活支援の一貫した支援体制の充実
障の立場から現行水準を維持・拡充して下さ
を図ります。また障害児保育の推進、虐待など特
い。
別な配慮が必要な児童と家庭に対する支援を
行っていきます。
障害児保育
公立保育所・公立幼稚園の統廃合、民間委
託はやめ、維持・拡充をはかって下さい。
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公立施設
公立保育所を幼保連携型認定こども園へ移
行させないでください。
認定こども園は幼稚園と保育所の機能をあわせも
つ施設ですので、これまで保育所で培われた保育
公立保育所の正規職員を増員して下さい。 の質を確保しつつ、幼児教育と一体的に提供する
ことで、子どもたちによりよい環境を実現します。
また老朽化、耐震化に対する整備も合わせて行な
公立保育所の建て替え、耐震化工事を早急 います。
に行っていただきたい。
公立保育所をなくさずに、維持、拡充を図っ
て下さい。
学童保育の質と量を確保し、子どもの発達保
障、保護者の就労保障を確保できる運営基
準にしてください。保育水準を向上させ、子ど
もの発達保障と、保護者の就労保障を確保
できる設備、運営基準を設定してください。ま
留守家庭児童育成クラブ た、施設間で格差が生じないようにしてくださ
い。
本市の放課後児童健全育成事業に関しては、厚
生労働省令に示された基準を原則としながら、実
情に応じた運用を図ることで適切な事業運営が確
保できるものと考え、同省令に従い「東大阪市放
課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する
基準を定める条例」を制定しました。又、市立小学
校内で運営される留守家庭児童育成クラブについ
ては別途、「東大阪市留守家庭児童育成クラブ運
営実施要綱」を制定し、開設日数・時間・指導員数
等については条例を上回る内容を定めることによ
り、留守家庭児童育成事業の量の確保と質の拡
充を図っております。
お寄せ頂いたご意見につきましては、今後の本市
留守家庭児童育成クラブを民間委託ではなく
留守家庭児童育成事業の参考とさせていただき
公立で拡充して下さい
ます。