夕陽の美しい海岸 千畳敷 「日本の水浴場55選」「日本の夕陽百選」に選ばれている千畳 敷海岸は1792年の地震により隆起して出来た岩床の海岸で、そ の昔、津軽藩の殿様がそこに千畳の畳を敷かせ大宴会を開いたとい う逸話から「千畳敷」と呼ばれていて、岩棚が広大に続いています。 千畳敷周辺には奇岩奇石が多く、千畳敷駅の手前には、東側から みたシルエットが丁度大佛が座っている格好に見えることから大 仏岩と呼ばれる大きな岩があり、それよりやや東側の駐車場が整備 されている場所には西洋の兜に似ていることから兜岩呼ばれてい ます。他にも潮吹き岩やライオン岩などがあります。 千畳敷のとなりの海岸線には、海水を引き入れたコンクリート 製のプールがあります。 大佛岩 潮吹き岩 ライオン岩 JR千畳敷駅から山側を見上げると、段丘の断層面が露わになっ ていて地下水がしみ出ています。冬になると、これが凍り付き氷の 滝になります。 段丘面の一段上には灯台があり ます。 天気のよい日には、歩遊道から 日本海を見下ろすことができます。 海岸線を走る鉄道や車道から、 きれいな海岸段丘が観察できます。 リゾートしらかみ「クマゲラ号」と崖 【西海岸物語 千畳敷 314―①】
© Copyright 2025 ExpyDoc