平成27年度保育料改正のポイント

平成27年度保育料改正のポイント
(認可保育所)
○子ども・子育て支援新制度に伴う改正
保育料の算定方法が、所得税から市町村税所得割額に変わります。
・保育料算定基礎税が、所得税から市民税に変わります。このことにより収入(所得)の変動
がなくても、保育料が変わる場合があります。
・保育料算定基礎が市民税になることから、転入や未申告により課税状況が把握できない場
合、保育料は保育料月額表の最高額となります。課税証明書等の提出や税金の申告を忘れずに
してください。
・ 保護者(父・母)の市民税の合計を使用します。このことにより従来行っていた年少扶養控
除等の再計算は廃止しますが、住民税による算定をしても従来の保育料がなるべく変動しない
ような階層としています。また、住宅取得控除等の控除は、従来どおりなかったものとして算
定します。
保育料の決定時期が2回になります。
・毎年4月と9月に保育料の切り替えを行います。
4月~8月分の保育料
平成26年度市町村民税所得割額により決定
9月~3月分の保育料
平成27年度市町村民税所得割額により決定
○松江市独自の改正
階層区分が12階層から16階層に増えます。
・これまでは、階層間の間差額が不均衡であったため、階層を細分化するとともに、階層間差
を均等にします。
************保育所保育料のしくみ************
保育料とは、提供する保育サービスの対価分ではなく、保育に必要な経費の一部分を保護者の皆様にご負担
いただくものです。
松江市における、保育にかかる経費の負担割合
保育にかかる経費
公費負担分
国1/2
県1/4
保護者負担分
市1/4
独自軽減
による
市負担分
実際の
保護者負担分
①国基準の約4割減となるような保育料階層表の設定
②第3子軽減対象児童を小学校6年生まで拡充 などの独自軽減