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概
再生可能エネルギーの宝庫“電源群馬”
「上毛かるた」に「理想の電化に電源群馬」とうたわれる群馬県。戦後の工業化に伴っ
が消費量を上回っていました。現在、
自
県内各地でさまざまな再生可能エネル
集
て多くの水力発電所が作られ、火力発電が主流となる1970年頃までは県内の発電量
特
群馬県は
災害も少なくて、とっても
住みやすいよ。
要
風土
ぐんまの
ギーの導入が進んでいます。
然
温
●豊富な水を活かす
「水力発電」
と
「中小水力発電」
泉
日本一の流域面積を持つ利根川が流れ、水
資源豊かな群馬県には多くの水力発電所があ
ります。完成すれば揚水発電所として世界最
運転中)など大規模な水力発電所のほか、農
食
大級の出力となる神流川発電所(現在は一部
小平発電所
(みどり市)
業用水や小さな河川を利用した小水力発電も
農
さかんです。
県は公営電気事業として32カ所の水力発
業
電所を経営し、その数、発電量とも日本一で
す。
産
業
●長い日照時間を活かす
「太陽光発電」
群馬県の年平均日照時間は常に全国上位!
歴
平野部では冬場の降雪も少ないので、太陽光
発電施設が増えています。
板倉ニュータウン太陽光発電所
(板倉町)
史
平成25年に県が設置した板倉ニュータウ
ン太陽光発電所(2,268kW)をはじめ、53カ
所のメガソーラー施設が稼働しています。
(平
内陸で地盤が強く、地震や台風、津波など
大規模な自然災害があまり発生していない群馬県。
首都東京から100km 圏内にありながら、
水と緑の豊かな自然環境に恵まれています。
●森林資源や農作物を活かす
「バイオマス発電」
成26年11月末時点)
。
風
土
県土の3分の2を森林が占める群馬県は、
木質バイオマスの原料に恵まれ、平成23年
一
には吾妻木質バイオマス発電所が営業を開始
しました。木質チップ専焼発電所としては国
吾妻木質バイオマス発電所
(東吾妻町)
ぐんまがいちばん!
クイズ⑦問題
日本列島の真ん中で、新潟・埼玉・栃木・長野・福島の5つの県に接する“海なし県”の群馬ですが、大昔には海があっ
たことがわかっています。それを証明する遺跡は、貝塚のほかに何がある?
覧
内で3番目の発電規模を誇ります。
安心・安全・快適な暮らしやすい風土が自慢です。
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化
再生可能エネルギーの宝庫であるとともに、
医療や福祉の分野でも先進的な取り組みが進められ
文
暮らしやすさはいちばん
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