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4 障害福祉サービスの見込量と確保のための方策
(1) 訪問系サービス
ア
サービスの概要
サービス名
居宅介護
内容
自宅で、入浴、排せつ、食事の介護などを行い
ます。
重度訪問介護
重度の肢体不自由者で常に介護を必要とする人
に、自宅で入浴、排せつ、食事の介護、外出時
における移動支援などを総合的に行います。
行動援護
知的障害又は精神障害により、行動上著しい困
難を有する障害者に対して、危険を回避するた
めに必要な支援、外出支援を行います。
同行援護
視覚障害により、移動に著しい困難を有する障
害者について、外出時において、移動に必要な
支援を行います。
重度障害者等包括支 常時介護を有する障害者等であって、その介護
援
の程度が著しく高い人に対して、障害福祉サー
ビスを包括的に提供します。
【障害福祉サービス提供量の実績及び見込み】
サービス名
24年
25年
26年
27年
28年
29年
度
度
度
度
度
度
居宅介護
901
981
1,060 1,
145 1,
150 1,
165
重度訪問介護
同行援護
行動援護
時間/月 時間/月 時間/月 時間/月 時間/月 時間/月
重度障害者包括
支援
7
(2)日中活動系サービス
【サービスの概要】
サービス名
介
生活介護
内容
常に介護を必要とする人に、昼間、入浴、排せつ、食事の介護
などを行うとともに、創作的活動又は生産活動の機会を提供し
ます。
護
療養介護
給
医療と常時介護を必要とする人に、医療機関で機能訓練、療養
上の管理、看護、介護及び日常生活の世話を行います。
短期入所
付
自宅で介護する人が、病気の場合などに、短期間、夜間も含め
施設で入浴、排せつ、食事の介護などを行います。
自立訓練(機能訓練) 自立した日常生活又は社会生活ができるよう、一定期間、身体
機能又は生活能力の向上のために必要な訓練を行います。
(身体障害者を対象とします。
)
自立訓練(生活訓練) 自立した日常生活又は社会生活ができるよう、一定期間、生活
訓
能力の維持・向上のために必要な訓練を行います。
(知的障害者・精神障害者を対象とします。
)
練
等
給
就労移行支援
一般企業などへの就労を希望する人に、一定期間、就労に必要
な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
就労継続支援(A型) 一般企業での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、
知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
A型では、雇用契約を結んで就労の場を提供します。
付
就労継続支援(B型) 一般企業での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、
知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
B型では、企業などやA型での就労経験がある人であって、年
齢や体力面で雇用が難しい人や、企業やA型利用に結びつかな
かった人などを対象にします。
8
【障害福祉サービス提供量の実績及び見込み】
サービス名
生活介護
療養介護
短期入所
自立訓練
(機能訓練)
自立訓練
(生活訓練)
就労移行支援
就労継続支援
(A型)
就労継続支援
(B型)
22 年度
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
27 年度
28 年度
29 年度
94人
179人
226人
224人
227人
230人
235人
240人
1,974
人日分
3,938
人日分
4,490
人日分
4,515
人日分
4,550
人日分
4,600
人日分
4,700
人日分
4,850
人日分
1人
2人
14人
13人
14人
14人
14人
14人
67人
77人
37人
31人
35人
35人
36人
38人
335
人日分
462
人日分
194
人日分
160
人日分
175
人日分
160
人日分
170
人日分
175
人日分
2人
1人
4人
3人
3人
4人
4人
4人
46
人日分
23
人日分
77
人日分
52
人日分
45
人日分
60
人日分
65
人日分
65
人日分
2人
4人
6人
3人
9人
4人
5人
5人
46
人日分
92
人日分
122
人日分
57
人日分
207
人日分
80
人日分
85
人日分
85
人日分
29人
22人
21人
21人
34人
32人
33人
34人
638
人日分
484
人日分
435
人日分
367
人日分
782
人日分
625
人日分
635
人日分
635
人日分
1人
8人
20人
37人
7人
45人
48人
51人
23
人日分
192
人日分
394
人日分
651
人日分
166
人日分
920
人日分
950
人日分
980
人日分
76人
124人
120人
122人
166人
130人
133人
135人
1,672
人日分
2,728
人日分
2,228
人日分
2,233
人日分
3,818
人日分
2,350
人日分
2,400
人日分
2,450
人日分
*各年度 3 月利用実績及び見込み
*人日分とは、1ヵ月間に必要とされるサービス提供延べ利用者数
9
(3)居住系サービス
【サービスの概要】
サービス名
内容
共同生活援助
夜間や休日、共同生活を行う住居で、相談や日常生活上の援助等
(グループホー
を行います。
ム)
共同生活介護
(ケアホーム)
施設入所支援
夜間や休日、共同生活を行う住居で、入浴、排せつ、食事の介護
等を行います。
(平成26年度より共同生活援助に一元化)
施設に入所する人に、夜間や休日、入浴、排せつ、食事の介護等
を行います。
【障害福祉サービス提供量の実績及び見込み】
サービス名
22 年度
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
27 年度
28 年度
29 年度
26人
28人
34人
38人
95人
105人
110人
115人
25人
35人
39人
43人
―
―
―
―
71人
89人
164人
162人
160人
159人
157人
155人
共同生活援助
(グループホ
ーム)平成2
6年度より一
元化
共同生活介護
(ケアホー
ム)
施設入所支援
*各年度 3 月利用実績及び見込み
(4) 相談支援
【サービスの概要】
サービス名
内容
障害福祉サービスを利用する人を対象として、サービス利
計画相談支援
用計画の作成、サービス事業者との連絡調整などを行いま
す。
10
障害児通所支援サービスを利用する人を対象として、サー
ビス利用計画の作成、サービス事業所との連絡調整などを
障害児相談支援
行います。
障害者支援施設等に入所している障害者又は精神科病院
に入院している障害者が、地域生活に移行するために必要
地域移行支援
な居住の確保やサービス事業所等へ移動する際の同行支
援などを行います。
常時連絡体制を確保し、障害の特性に起因して生じた緊急
地域定着支援
時に対応等の支援を行います。
【指定相談支援提供量の実績及び見込み】
サービス名
計画相談
支援
22 年度
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
27 年度
28 年度
29 年度
1人
1人
0人
165人
560人
560人
570人
580人
0
9人
52人
61人
69人
76人
0人
0人
0人
1人
1人
1人
0人
1人
1人
2人
2人
2人
障害児計画
相談
地域移行
支援
地域定着
支援
*各年度 3 月利用見込み
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(5)障害児通所支援
【サービスの概要】
サービス名
児童発達支援
医療型児童発達支援
内容
日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、
集団生活への適応訓練、その他必要な支援を行います。
児童発達支援及び治療を行います。
授業の終了後又は学校の休業日に、児童発達支援センター
放課後等デイサービス
等の施設に通わせ、生活能力の向上のために必要な訓練、
社会との交流を促進その他必要な支援を行います。
保育所等を訪問し、障害児に対して、障害児以外の児童と
保育所等訪問支援
の集団生活への適応のための専門的な支援その他必要な
支援を行います。
【指定相談支援提供量の実績及び見込み】
サービス名
児童発達支
援
医療型児童
発達支援
放課後等デ
イサービス
24 年度
25 年度
26 年度
6人
12人
12人
0
0人
0人
25人
36人
43人
0人
0人
0人
27 年度
28 年度
29 年度
11人
13人
15人
110日
130日
150日
0人
0人
0人
50人
55人
60人
700日
800日
900日
1人
1人
10日
10日
保育所等訪
問支援
0人
(6)見込量を確保するための方策
● 訪問系サービス
訪問系サービスについては、地域生活への移行を推進する観点からサービス需
要に応じたサービス量の確保が必要になりますので、平成25年度実績から約1
割分の見込みを立て、平成29年度のサービス量を設定しました。
「同行援護」及び「重度訪問介護」、「同行援護」は今後利用時間が増えること
が考えられるために、上記の見込みとする。
今後も事業者との協力・連携によりサービスの質と量の確保を図り、適切な訪
問系サービスを提供することができるよう努めます。また、緊急時の利用につい
12
ても、迅速に対応することに努めます。
● 日中活動系サービス
就労継続支援A型事業所の増加に伴い、就労継続支援A型の利用者数が伸び
ている。今後は、就労継続支援A型事業所、ハローワーク、行政で連携を取り、
一般就労を目指される方のステップアップを目指していきます。また、その他
のサービスについても障害者のニーズに応じた日中活動の場に提供を引き続
き行っていきます。
● 居住系サービス
障害者の地域生活への移行を進めるためには、共同生活援助(グループホー
ム)の推進が必要となりますので、今後の地域移行の状況を把握し、適切なサ
ービス量を見込んでいます。
利用者のニーズに応じた住居の確保が図られるよう、提供が可能な事業者と
連携していきます。また、緊急時の利用についても、迅速に対応することに努
めます。
● 指定相談支援
計画相談支援を行うためには、平成26年度末までにすべての障害福祉サー
ビス利用者に対して、計画書を作成しなければなりません。このため相談支援
事業者や相談員の確保が大きな課題となってきます。そのため、指定特定相談
支援事業所の拡充及びサービス提供事業所に計画相談に対する制度の認知を
高めていきます。
また、地域移行支援、地域定着支援は、平成24年4月から開始されたサー
ビスです。これまでの3カ年の実績を参考に目標値を算出しています。
今後は適切なサービス提供のため、利用者のニーズを把握しながら、各サー
ビス事業者や相談支援事業者との連携を図り事業の推進に努めます。
● 障害児通所支援
平成24年4月1日より児童福祉法が改正され、障害児通所支援の実施主
体は各市町村になりました。これまでの3カ年で障害児通所支援のニーズは
年々高まり、障害児通所支援の十分な提供の確保が必要になってきています。
また、さらなるニーズの把握のためにも、子育て部門、母子保健部門及び
教育部門と連携を図りながら事業の推進に努めます。
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見込量(1ヶ月あたりの見込量)
サービス種別
28年度
29年度
時間
1000
1000
1000
人
70
70
70
時間
80
80
90
人
6
6
7
時間
50
55
60
人
8
9
10
時間
5
5
5
人
1
1
1
時間
10
10
10
人
1
1
1
人日
4,600
4,700
4,850
人
230
235
240
人日
60
60
60
人
4
4
4
人日
80
85
85
人
4
5
5
人日
625
635
635
人
32
33
34
人日
920
950
980
人
45
48
51
人日
2,350
2,400
2,450
人
130
133
135
人
14
14
14
人日
160
170
175
人
35
36
38
共同生活援助
(H26.4~CHがGHに一元化)
人
105
110
115
施設入所支援
人
162
158
155
地域相談支援
(地域移行支援)
人
1
1
1
地域相談支援
(地域定着支援)
人
2
2
2
計画相談支援 人
560
570
580
人日
110
130
150
人
11
13
15
人日
700
800
900
人
50
55
60
人日
0
10
10
人
0
1
1
人日
0
0
0
人
0
0
0
61
69
76
重度訪問介護
同行援護
行動援護
重度障害者等包括支援
生活介護
自立訓練(機能訓練)
自立訓練(生活訓練)
日中活動
系
就労移行支援
就労継続支援(A型)
就労継続支援(B型)
療養介護
短期入所
居住系
※
相談支援
児童発達支援
放課後等デイサービス
障害児
通所支援
保育所等訪問支援
医療型児童発達支援
障害児
入所支援
※
相談支援
見込量の算出方法(考え方)
27年度
居宅介護
訪問系
単位
実績から勘案すると現状維持
利用のニーズが増えているため
利用のニーズが増えているため
実績から勘案すると現状維持
実績から勘案すると現状維持
福祉型児童入所支援
人
医療型児童入所支援
人
障害児相談支援
人
・「時間」:月間のサービス提供時間
・「人日」:月間の利用人員(実人数)×1人1月当たりの平均利用日数
・「 人 」 :月間の利用人数(実人数)
14
年5%弱の伸び
実績から勘案すると現状維持
実績から勘案すると現状維持
利用のニーズが増えているため
利用のニーズが増えているため
利用のニーズが増えているため
実績から勘案すると現状維持
利用のニーズが増えているため
グループホームの利用者は増加中である。
また、施設入所支援についてH25年度の利用
者の4%減を見込めないために現状維持。
実績の伸びから推測して
実績の伸びから推測して
利用者は最低でも年1回の計画支援を算定している